赤石岳 悪天の苦行の山行。でもオッチャンに癒された
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 2,235m
- 下り
- 2,224m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:50
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:30
天候 | 8/15 曇りのち雨 8/16 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
そこからは東海フォレストのバスに乗り換え椹島まで 復路:椹島から東海フォレストのバスで畑薙駐車場 赤石避難小屋で一緒になった方の車で白樺荘まで移動、 そこからバスにて静岡駅まで移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
砲台型休憩所から先は危険なトラバース数箇所があり、細心の注意が必要。 稜線前の急登は本当にきついです。 |
その他周辺情報 | 白樺荘の日帰り温泉はお湯がヌメヌメ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 装備をコンパクトにする為レインパンツ、着替え用の短パンを削ってしまった事。大いに反省 |
感想
深夜バスに揺られ、畑薙駐車場に着くと既に東海フォレストのバス待ちの人が10人位居た。臨時バスが6:30に出て幸先のよいスタートと思いきや、椹島から登り始め、ほどなくするとポツポツと顔に雨粒があたる。赤石小屋までは気にならない程度で、お昼をとった赤石小屋のテーブルでは雲の切れ間から、ちらちらと山が見えたがいよいよ赤石岳アタックを開始すると徐々に激しくなり、ぎりぎりまで傘でがんばったが風も強くなってきたため雨具を装着し、最後の急登に心何度も折れながら、なんとか稜線にでると赤石岳の姿を目にし、また登んのかよ〜と、どM魂に火がついて最後の気力を絞り出し山頂に着いた時には、雲の切れ間から一瞬だけ山並みを見せてくれた。ぐるりと見回すと本日のお宿、赤石岳避難小屋が目に入り最高の気分になった。うれしさのあまり斜面を駆け下り、小屋に飛び込んだ。噂通りの山小屋のおやじ然としたオッチャンに記念のステッカーとバッチをもらったり、悪天で景色が見れない宿泊者い素晴らしい写真で楽しませてくれるオッチャンの心遣いに、これまでの景色もなーんも見えない、ただただ辛いだけの苦難が一度の報われた。 やっぱここにして良かったという思いでシュラフに入った。
4時起床。天気はやっぱりダメ、出発の6時頃には強風に霧が舞っている程度で
稜線から下り始めれば天気は大丈夫だろうと楽観して出たものの、現実は真逆で益々雨は強まり、途中ザックにカメラをしまい写真は完全にあきらめモードに。傘もしまいダブルストックで本気下山モード。そこから1時間ちょっとで赤石小屋に到着。
小屋を覗くと昨晩の同宿の方がおり、暫し歓談。すると小屋の方がお茶を出してくれ
これで心も体も温まりました。価値ある一杯、プライスレス!休憩もそこそこに椹島を目指し再びスタート。すると今度は出会いがしらに、またもや同宿の方が、なんでも小屋にTシャツを忘れたらしく、取りに戻るかどうするか迷っているとの事。結局どうしたんでしょうか?自分にはあの天候の中戻る根性はまったくありません(笑)
いろんな人がいるもんだと、もくもくと下り始めると後ろに登山者の気配が。
するとなんとこれまた同宿のしかも自分が出発した時には、また出発する様子もなかった女性のハイカー!! 下りのスピードには自信のあった自分には驚愕の事実。
しばらく話しながら一緒に下ることに。 結果、彼女に怒涛のスピードモードにスイッチを入れてもらう事となり、椹島に着いた時には予定を大幅に切り上げ、乗るつもりもなかった10:30のバスに間に合う時間に着いた。 バスを待つ間、彼女から畑薙駐車場に駐車してある車で白樺荘まで送っていただけることになり、白樺荘でのお風呂とビール付の昼食で今回の山旅の締めとなった。
追伸:ずぶ濡れの状態で車に乗せて頂き本当にありがとうございました。
車のシート濡らしてしまってすいませんでした。
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Shinta3さん、こんにちは!
先日はありがとうございました😄
Shinta3さんに着いて行くのに必死で、久々に強烈な筋肉痛になりました。笑
10:30のバス、ギリギリかと思いきやかなり余裕があってよかったです。
それにしてもデッカイ山でしたね、赤石岳。
今回全く見ることのできなかった景色、いつかリベンジしたいですが、やはり一気に2,000m登るのはキツイので次はきっと逆周りにします〜💦
天気に恵まれず、景色も見れず、ずぶ濡れになり普通なら散々な山行でしたが、TJARバリの(笑)怒涛の下りのお蔭で満足感がたっぷりのものに変わりました。筋肉痛はその代償ですね
赤石岳、さすが3000M級は伊達じゃない!なかなかの根性入りますね。
次を考えてるところが素晴らしいですね。僕はあのアクセスの長さを考えると。。。
umico721さんの折れない心にはたまげます。
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