地蔵ヶ岳 ドンドコ沢 単独
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,860m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青木鉱泉まで登る長い舗装道路の入り口は、かなり荒れたダート道で軽自動車のタイヤはパンクしてしまいました。青木鉱泉から先の沢は今護岸工事中で、登山者の通る道は整備され設置されています。帰りにパンクの件でこの工事現場の作業員の方に助けていただきました。本当に感謝。 最初のほうは、かなりの登りが続いた印象です。睡眠不足と疲労もあったかと思いますが、比較的長めの急登が続くと思います。 しばらく汗だくになり登ると、周囲の山が見えるようになり、このルートの醍醐味である滝が現れ始めます。トラバースと登りを繰り返しますが、その際沢を渡る個所が数か所あるのですが、そこはすでに部分的に凍結したりしてましたので、もう今の時期は完全につるんつるんになっていると思われます。 2000Mくらいで雪がちらほら見え始めました。 鳳凰小屋周辺までいくと、一気に周囲の景観が変わり別世界が広がります。本当にきれいな場所がこんなところに・・といった感じで疲れが癒されます。 鳳凰小屋を越えたあたりは、11月終わりですでに50センチほどの積雪がありました。ここでも体力をつかいます。 鳳凰小屋はもうやっていませんが、椅子に腰かけられるのはありがたかったです。 そこからはもう名物のオベリスクが望め、目標にできます。 最後の砂場の登りは、みなさんもおっしゃられている通り、しんどいです。 空気も薄くなっていますし、足も重くなるので、一歩一歩無理なくゆっくり進むことをお勧めします。 稜線の風は相当な風が吹く日が多いそうですが、この日はほぼ無風で、山頂を存分に楽しむことができました。 登り切ったときに正面に見える甲斐駒ケ岳の雄々しい雄姿に感嘆のため息が出ます。 これをきっかけに、翌週、甲斐駒ケ岳にチャレンジすることになりました! 帰りは、御座石鉱泉方面から下山しましたが、こちらのほうが登山道が整備されており、平坦な道も多くあるので、体力的には楽だと思います。 降りたあと、青木鉱泉までは役1時間かけてひと山越えなければなりませんが、登り口が非常に分かりづらいです。また登り切ったところからの山道も踏み跡が見えづらく最初少し苦戦しました。ここはほとんど人が行き来しないようですので、迷わないように注意してください。 |
写真
感想
思った以上に、青木鉱泉入口から青木鉱泉までの舗装道路の登りが長かったのと、出発が遅かったため、出発時間が8時と出遅れてしまいました。
寒いと思っていましたが、歩き始めてすぐに汗だくになってしまいました。
汗冷えしにくいメリノウールのインナーでよかったよかった。
全体的に、行きの登りは平坦なところが少なく、ぐんぐん標高を上げていく印象でした。
標高差が1600メートルほどと、比較的登りの大きい山であることは、登っていて一番よくわかりました。最後の砂場が、予想を越えて、ハードです。
時間と天気が良ければ縦走もよかったですが、アイゼンなしで雪の稜線を歩くのは神経を使うのと、頂上着が昼になってしまったので今日はここまででと、正しい判断をしたと思います。
下りは御座石鉱泉へのルートを使いましたが、こちらはよく整備されていて歩きやすかったですが、標高1800メートルくらいから下の下りはずっと急な下りが続いている感じで、こちらから登る場合は、最初の3時間ほどが要所となりそうです。その代わり、後半は八ヶ岳や甲斐駒ケ岳の景色を楽しみながらの登りになります。
御座石鉱泉についてから青木鉱泉への登り口がちょっと信じられないくらいこっそりとあり、分からなかったのでうろうろしていたら、御座石鉱泉の女主人が親切にも叫んでくれて、教えていただきました。一日中誰にも会わず下山してきたので、ご主人の「誰かと会った?」「風は強かった?」とか親切に心配してくださり、お話ができたことは、思いのほか心温まる場面でした。
そのあとも、ご主人の犬君が、途中のピークまで道案内をしてくれました。
が・・・尾根に出てからから先のルートが非常にわかりにくいです。歩いたわだちの跡が、非常にうっすらとしていて、一回引き返して、ルートに戻るようなことになりました。青木鉱泉側の下りは歩いたわだちがはっきりしてきますが、御座石からいく場合は少し注意が必要です。
長い登り、長い下りで、足は限界になりました。
今度はもっと晴れた日に、登ってみたいです。
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