モンブラン 3山縦走ルート
コースタイム
8時に山頂到着。
13時にコスミックテント場到着。
休憩して16時にロープウェイに乗って下山。
写真はほとんど下山時に撮りました。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の状態とクレバスの状態で難易度はかなり変わるかと思います |
写真
感想
はじめての海外登山でモンブランに行ってきました。不安だらけだったので、他の方の為に記録を残しときます。ちなみに英語は全く話せません。
シャモニーについたら、観光案内所で日本語を話すベルベナッドさんの所に行きました。そこでモンブランの状況を聞きました。
その後、観光案内所の近くにあるガイド協会にも言って話を聞きました。
天気予報は観光案内所と、ガイド協会にあります。わかりやすいのは観光案内所。詳しいのはガイド協会。夕方5時に更新されるみたいです。
観光案内所は窓に貼ってあり、外からも確認できるみたいです。ガイド協会は、部屋に入ってすぐ右に紙が貼ってあります。英語とフランス語の紙があるので写真を撮って跡でじっくり解読。
今年のモンブランはベリーバッドコンディションだと言われました。ピッケルは二つ必要だとも。ビビって、一つシャモニーで購入。
高度順応のために、エギャーイドュミディにロープウェイで事前に上がります。1日ごとにロープウェイのチケットを買えばかなり高いので、モンブランマルチパスというのを買いました。自分で期限を決めて乗り放題というやつです。僕は四日間で100€ぐらいで買いました。
エギューイドュミディから3山縦走ルートのトレースがバッチリ見えました。2日後に天気を狙ってアタック。
まず前日にコスミック小屋下部のテント場に行きます。
受付とかはありません。風が強く吹く時があるので風対策はまじめにやりました。(下山後にへしゃげているテントがありました)トイレは、コスミック小屋まで斜面を上がり、スリッパに履き替えて二階のトイレに行きます。かなり面倒です。
天気だとかなり暑かったです。
翌朝、2時に出発です。小屋からぞろぞろと人が出て来るので、頃合いを見計らって出発しました。
モンブランタキュールまでの登りは、クレバスにかかったハシゴや、絶妙なトラバースなどもありました。
タキャールの肩につくと一安心で、モンモディのコルまで下り、モンモディの登りです。最初の斜面が怖かった。朝早く雪が締まっていたので良かったですが、昼になって雪が腐り始めると怖いなと思いました。案の定、下りではここが一番怖かった。
モンモディ上部のフィックスロープがある45度の斜面の登りです。順番待ちをして、フィックスロープにかるくセルフを取りながら登ります。
最初はダブルアックスで登ってましたが、途中からシングルにしました。片手はフィックスロープを握ります。リスクはありますが、ガイドらしき人達もフィックスロープでビレーしてました。
モンモディの肩まで上がると、再びモンブラン山頂とのコルに下ります。ここから最初の登りがやや急峻でした。
あとは、ひたすら山頂に向かい歩きます。風が強い。
山頂について、写真を撮って下ります。
モンモディのフィックスロープで順番待ちですが、登りと下りがかなり混雑しました。上の人のアイゼンが怖い。
モンモディ下部の斜面では、ビレーしている人もいました。ここでダブルアックスで降りました。
あとは来た道をひたすら戻ります。程よく雪が緩んでいるので下りやすい。朝ご飯を食べてなかったので途中でシャリバテになりました。
テントに着いた頃にはかなり暑かったです。
腰も痛くなったので2時間ほど休憩して、ロープウェイまでのきつい200mを上がり、無事ゴールです。
昔と比べて、かなり雪も氷河も溶けたみたいです。16年前とかなり様子が違うと、知り合った日本人の方が言ってました。たしかに、午後からの雪の状態はシャバシャバ過ぎだと感じました。
その影響で、ガイドの人もベリーバッドコンディシャンだと言ったんだと思います。しかも今年は世界的な猛暑らしいので、雪の締まっている内に登って、なるべく早い内に下るのが良いのかなと思いました。
楽しかったです!
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