高野山麻生津(おうづ)道
katatumuri
staygold
体力度について
- GPS
- 07:33
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 1,197m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 7:34
8:05麻生津橋
8:20六地蔵(第一の地蔵)
8:30将棋石
8:35六地蔵(第二の地蔵)
8:50堂前の地蔵
9:05ハイタ地蔵
9:30大師の井戸
9:40六地蔵(第三の地蔵)
9:40麻生津峠
10:00県道4号線から林道への分岐
10:35六地蔵(第四の地蔵)
11:05市峠で国道480号線に合流
11:40志賀トンネル(建設中)
12:15関電紀北変電所ふれあい広場(昼食)13:00
13:35梨子ノ木峠口(志賀高野山トンネル)で旧道へ
13:55梨子ノ木峠
14:25花坂
14:40矢立茶屋(休憩)
14:50六地蔵(第六の地蔵)
15:30南海高野線・紀伊細川駅ゴール
| 天候 | 晴時々曇 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
復路:南海高野線「紀伊細川」駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険な箇所はありません。 堂前の地蔵に水場、トイレがあります。 |
写真
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市峠先で国道480号線に合流できました (ka)
小粒ですが味はキウイでした (ka)
そばのバーベキュー広場の東屋で昼食です (ka)
お手製のおつまみもありました
ごちそうさまでした (ka)
豚肉野菜巻き ワカサギ南蛮漬け
千切大根煮 ホウレンソウお浸し
おにぎり(少し食べてしまってから撮影)
志賀高野山トンネル手前で梨子ノ木峠への旧道を登ります (ka)
近くに「第五の地蔵」があるはずですが、残念ながら発見できませんでした (ka)
ラッキーです (ka)
電車が入ってきたので飛び乗りました。
1時間に1本です(st)
感想
朝から快晴。始発一本あとの電車で出発。一路待ち合わせ場所の橋本駅へ。さすがに橋本まで来ると、寒さで空気がピーンと張りつめている。
7時23分発の電車に乗る予定で、同じ構内にあるJR和歌山線ホームでstaygoldさんを待つ。にこやかにホームの階段を下りてこられたstaygoldさんと電車に乗り込む。名手駅まで通学の高校生と電車に揺られていった。
先日の六甲山ヤマレコ忘年登山のおり、staygoldさんより「高野山麻生津道」歩きのお誘いを受け、二つ返事で同行させてもらうことに。高野山へは180の町石を辿る「町石道」は知っていたが、そのほかにも参詣道があることは知らなかった。ネットで調べてみると矢立まで6つのお地蔵さんを辿って登るのが「麻生津道」らしい。4つほど峠を越えていく。
JR和歌山線「名手駅」から南海高野線「紀伊細川駅」まで約25�辧�
まずは「第一の地蔵」からの道がわからない。地図を片手に迷っている2人に散歩中の男性が親切に教えてもらった。民家の間を走る急坂の街道を快調に登っていく。きつい登りの合間に振り返ると紀ノ川と名手の街並みがよく見える。こんな所に?という高台にも民家がある。道路工事の作業員を乗せた大型バンがスリップさせたタイヤから焦げ臭い白煙を上げながら登ってくる。スゴイ坂だ。
「第三の地蔵」がある麻生津峠から薄暗い植林帯を下る。植林帯を抜け、収穫の終わった柿畑を眺めながら二人でのんびり歩いた。日高峠にある「第四の地蔵」がわからず、柿畑で作業されていた女性に教えていただいた。ありがとうございました。
「第四の地蔵」先の分岐で、旧道を選択。普段なら怖々進むが、staygoldさんもいるので心配ない。落ち葉が積もった薄暗い竹林の中を進む。
なんでこんな所に?という場所に車や家電が捨てられていた。国道480号線まで出てきたときにはホッとした。出口は高野山への石碑もあった。
国道を延々と歩く。ミスは志賀で起こった。建設中の「志賀トンネル」と「志賀高野山トンネル」を間違えてしまった。梨子ノ木峠へはトンネル手前を旧道へ入ることばかり頭にあって、なんの迷いもなく「関電紀北変換所」へ続く道路へ入ってしまった。対向車もなく後で考えれば、まったくのケアレスミスなのだが、野生のキウイなんかを食べながら楽しく登っていった。頂上で広大な敷地の「関電紀北変換所」を見るまでおかしいことに気づかなかった。ちょうど昼食時間だったで、ミスをラッキーに変えて、眺めにいい広場でランチタイム。staygoldさんからビールとお手製のおつまみをご馳走になり、ゆっくり休憩。
ビールと昼食で英気を養った後、気を取り直して元の道を下る。下りは速い速い。40分ほどで梨子ノ木峠口。旧道を峠めざして登る。峠近くにあるという「第五の地蔵」は結局見つけられなかった。staygoldさんも残念そう。
峠から矢立まで一気に歩く。六十番の町石がある矢立茶屋前に最後の「六番の地蔵」があった。ここからは高野山大門まで約6�辧Ｋ榮�は紀伊細川駅へ下る。約40分ほどで紀伊細川駅に到着。到着と同時に上り電車が入ってきた。グッドタイミング。ここで乗車券が見つからず焦った焦った。なんとか乗車でき、ホッ。
難波で打ち上げ反省会。お互いが好きな料理作りや山の話で盛り上がり、ビールも大いに進んだ。好日山荘をひやかし、立ち飲み屋で仕上げをしてそれぞれ帰路についた。staygoldさん、楽しい「麻生津道」歩きをありがとうございました。
本日の歩数:45492歩 歩行距離:25.4�辧 （盥垰�間:7時間
今回は、katatumuriさんをお誘いして
高野山参詣道のひとつ「麻生津(おうづ)道」を歩いてきました。
「麻生津道」(西国街道・西高野街道)は、和歌山県方面から高野山を目指した主要道であったそうです。
JR名手駅からスタートするも、街道を詳しく示した地図もなく、
頼りはHPからダウンロードした写真のみ。
最初からご近所の方に案内を請う始末。
茶屋町にある道標からは、次の要所の案内板があり、ずいぶんと助かりました。
麻生津峠までは、古い街道の雰囲気が漂い、石垣のある民家の間を静かなタイムスリップしたような道が続きます。
最初から勾配のきつい坂道が続き、息がきれますが、振り返ってみる眺望が素晴らしく、紀ノ川や和泉山脈が見渡せます。
六地蔵をひとつずつたどりながら、第三の地蔵がある麻生津峠までは、急坂を登り詰め。
麻生津峠からは、集落と柿畑、ミカン畑が続く道が続き、この付近からは高野山の山並みが見渡すことができます。
日高地区にある第四の地蔵がなかなか見つけられません。
近くで農作業をしている方に道を尋ねると、犬に吠えられ迂回した道のほうです。犬が嫌いなkatatumuriさんはおっかなびっくりで歩いていかれました。
この先、旧道と新道と道が左右に分かれます。
一人では絶対新道を行くのでしょうが、二人とも意見は同じ。
旧道を進みました。さすがに道は荒れ放題、なんとか、国道480号にでました。
この480号は車や歩道のない所も多く、見どころもありません。
ここで、建設中のトンネルを志賀高野山トンネルと間違えて、その先の道を登っていってしまうという大きなミステイク。
登って行った先は関電紀北変換所。
なんでも徳島の火力発電所からの電気を海底ケーブル50kmと架線50kmを伝ってきた直流からここで交流の電気に変える場所らしい。
見ても楽しい場所でありませんが、ここで昼食にしました。
昼食後、国道に戻り、今度は本当のトンネルの手前を梨子ノ木峠を目指します。
峠の手前にあるという第五の地蔵を探しますが、残念ながら見つけ出せませんでした。
ここから花坂への下りは、産廃処分場があったりして、雰囲気はよくありません。
花坂から最後の急坂を登り切って、町石道の分岐がある矢立へ到着。
矢立では六地蔵最後の第六の地蔵(砂捏地蔵)へお参りし、南海「紀伊細川」駅まで下ります。
南海「紀伊細川」駅に着くと1時間に1本の電車が入ってきます。
これを逃すと大変だと大慌て。
こんな時に限って、katatumuriさんの乗車カードが出てきません。
運転手に少し待ってもらうようお願いし、事なきを得ましたが、冷や冷やものでした。
今回の「麻生津道」は前半部分麻生津峠までは、高野山参詣道の中でも、街道の
情緒が残っていたと感じました。途中ハプニングもありましたが、後半部分は
見どころが少なく感じました。時間が許せば、矢立から高野山大門までの町石道
をたどって見るのもいいかもしれません。
帰りには、恒例の打上会。
今回の感想、料理や弁当談義、WAYAのオフ会のことなどを酒の肴に、しこたま飲ませていただきました。
二次会は、好日山荘でウィンドショッピング後にスタンディングバーへ。
ここでも飲ませていただき、酔いは最高潮。
次回の山行を約束して解散しました。
katatumuriさんに同行してもらったおかげで楽しい街道めぐりになりました。
ありがとうございます。
次回は太閤秀吉が馬で駆けくだったという「黒河(くろこ)道」を予定しています。
よろしくお願いします。
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JP7XPZ さん
katatsumuriさん staygoldさん こんばんわ。
長浜は初雪と現在屋根が真っ白です。
本当は、街道歩きに注目すべきなんでしょうが
ついつい 反省会
いつか いっしょに登りましょう。
katatumuriさん、staygoldさん、こんばんは。
高野山周辺にはいいコースがあるみたいですね。
町石道や玉川峡は一度行ってみたいなあ。
最近、仕事で九度山町に行く機会があるので、
ハイキングコースをチェックしたりしてます。
miccyan、umonさん。
コメントとありがとうございます。
「麻生津道」そのものを知らなかったので、高野山へ長い街道を歩かれている
staygoldさんといっしょに歩けるかちょっと不安でした。
でもふたりでのんびり歩けました。
ふたりもいてトンネルを間違えるなんて笑い話のようですが面白かったですよ
飲み会も大いに盛り上がり、料理談義は尽きませんでしたね。
umonさんもぜひ歩いてみて下さい。
長い距離の後、高野山大門を見上げると感動です
道標もあり
とても雰囲気が良い道ですねー！
高野山への道は
今歩いている伊勢への道へと同様に
いつか歩いてみたいと思ってるので
とても興味深く拝見させてもらいました。
天気もよくてなによりです。
この道は和歌山市方面からの高野山へは
とても便利そうな道ですね。
さっそくお気に入りに追加しました
nyaosukeさん、こんばんは。
高野山への街道めぐりは、里程石、町石、道標石や地蔵をたどって、
古に思いをはせながら歩いていくことを楽しんでいます。
高野山に通じる街道がたくさんありますので、これからも楽しんで歩いていきたいとおもっています。
コメントありがとうございます。
staygoldさんと歩かせてもらった麻生津道、本当によかったですよ
名手からの古い街並み。
急な登り。
柿畑やミカン畑の中の道。
そして六地蔵。
ぜひ歩いてみて下さい。
大満足請け合いです
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