ブライトホルン(ハーフトラバース)
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
写真
感想
マッターホルンの練習のために、ガイド登山のテストでも行くというブライトホルンのハーフトラバースに行ってきました。
まともに地図とか持っていかなかったし、あまり調べてなかったので色々不安でした。反省。
グレッシャーパラダイスからスキー場を歩いて、それっぽいところから左に雪原に入って行きます。トレースはありました。天気がいいとルートを迷うことは無いと思いますが、ガスると危ないと思います。
外国人は皆ロープをつけて雪原を歩いてました。
ブライトホルンへ直接上がるノーマルルートを左だとしたら、そこをまっすぐ進みます。
天気が良く、なんとなくハーフトラバースの岩陵っぽいところへと続くトレース通りに歩きます。天気が悪ければ多分分かりませんでした。
コルへ上がる手前の斜面が急で少し緊張しました。滑り落ちるとクレバスに吸い込まれます。
それらしい取り付きへと到着。最初は様子が分からなかったので、日本でやるようにスタカットで登りましたが、これではキリがないとヨーロピアンスタイルに切り替えました。
それっぽい所を進むと、すぐに、雪のトラバース箇所が出てきました。アイゼンを付けるとなんてことないですが、面倒なので登山靴で行きます。緊張しました。
ビレーは全て岩角。残置支点は全体を通して殆どありませんでした。
登ったりトラバースを繰り返します。ここは際どいトラバースが多かったと思います。ルートファインディングが大事だと思いました。
岩にあるアイゼン跡を頼りに登りました。
時々出て来るクライミングは、三級程度の登り。そんなに高く登るところは無いのであまり恐怖感は感じません。でも岩角ビレーはしっかりとりました。
一箇所高い登りがありました。前のパーティはスリングで岩角に中間支点を取ってました。
絶妙なトラバース箇所が二箇所ほどありました。しっかりとガバを探します。
尾根に跨ったりもしました。
岩場が終わると雪稜になります。あとはブライトホルン山頂まで。
マッターホルンへの良い練習になりました。特にヨーロッパの山でのロープワーク、ルートファイディングは日本と勝手が違うなと感じました。
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