砂原岳 とても怖い山頂
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 918m
- 下り
- 918m
コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:22
登りでの休憩約25分。下山での休憩約20分。
天候 | 晴時々薄曇り。風は弱い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道不明瞭箇所が所々有り。山頂は樹木無し火山礫で足が滑りそうな痩せ尾根。 |
写真
感想
特徴のある岩稜「剣ヶ峯」がある 駒ヶ岳。残念なことに8合目くらいの馬の背から先は登山自粛の「お願い」がされていて、もっと悪いことには旧火口部は陥没の危険があるらしい。自分で登れる訳がないが、あの「剣ヶ峯」基部に行って見上げるだけでもしたいと思うがやはり見えない陥没の危険は怖い。
では同じ山の海側の外周の砂原岳から「剣ヶ峯」や旧火口部はどう見えるのかと気になっていた。ネットで色々見ると砂原岳も登山自粛の「お願い」がされているが陥没の危険は無いようだ。完全自己責任(何があっても救助要請はしない。)で登ってみることにした。
登山道は一部薮化、不明瞭化していたが過去に相当なお金かけて整備したことが色々な痕跡でわかる。
遠くから見ると山の上部が薄緑色に見えていたがこれは笹や草ではなく苔、そしてあちらこちらに小さな花が咲いている。岩以外は細かく脆い火山礫なのでこれでは雨が降っても保水力は無いだろ。多分苔は少ない水分でかろうじて生き抜いて、そして少しずつ広がったと思う。その苔が風や雨などで簡単に流れ落ちそうな火山礫を包み抑えてくれている。まるで傷ついて崩れかけている山肌を守っているようだ。自然の営みは調和の世界だと思う。それに比べ、出来るからといって山を削り・海を埋め立て川や海岸線をコンクリートで覆い尽くそうとする人間の傲岸さは一体何なのかと思う。際限のない便利さ経済性、成長が本当に追求すべき価値なのか大人は一度じっくり冷静に考えた方がいいと思う。
写真のコメントにも書いたがこの山がこの先どのように変わって行くのかが気になるが、火山礫・苔・小さな花たちの調和の世界に足を踏み入れない方がいいのではとも思う。
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