雨飾山 下りが妙に厳しいぞ

2018年09月02日(日) [日帰り]

• GPS: 06:38
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,220m
• 下り: 1,175m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:27
• 合計: 7:23

距離 8.8km 登り 1,220m 下り 1,192m

6:10 雨飾温泉
7:43 いっぱい処
8:54 稜線（小谷コース分岐）
9:13 9:40 雨飾山山頂
10:40 金山コース分岐
13:27 鋸岳登山口
13:33 雨飾温泉

天候

秋雨前線が南下して久しぶりに雨があがったものの山はガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新潟4時出発　新潟西IC-糸魚川IC高速利用で登山口は6：40頃到着
温泉手前は10台しか駐車できないが，奥にいくと広い駐車場あり

コース状況／危険箇所等

下りは鋸岳の方に周回コースを取ったが，苔むした岩や草つきで滑りやすい，痩せ尾根，ロープ・梯子はあるが立派でない，など難易度は大したことないものの，終始気を抜けない。

その他周辺情報

雨飾温泉は携帯も通じず，電気も通っていないがよい風情。温泉もシャワーなどなく，かけ流し。緑っぽい析出物がいかにも効きそう。

写真

9/2 6:42

宿の下の駐車場は10台位だが，道路をもう少し奥にいくと広い駐車場あり

9/2 6:42

宿手前には残り1台分空いていて駐車。背後は駒ヶ岳

9/2 6:44

露天風呂　都忘れの湯。携帯圏外＋電気なしでは確かに

9/2 6:44

山小屋風のお宿。

9/2 7:19

後方はカニコウモリ

9/2 7:20

これが道中終始咲いている。後から調べたらミヤマママコナで決まりのよう。

9/2 7:43

いっぷく処　高低差1000mを短い距離で登る急登だがよく整備されておりサクサク進む

9/2 7:50

ミヤマアキノキリンソウ

9/2 8:01

ツバメオモトの実

9/2 8:20

サラシナショウマ

9/2 8:26

単なるガクアジサイ？

9/2 8:45

見過ごしてしまいそうなズダヤクシュ

9/2 8:54

稜線の分岐。金山との表記あるがあまりメジャーでないせいかピンとこない。

9/2 8:57

稜線の笹平はガスってしまいましたが，夏の花がまだ結構残っている。今年初めてとなるウメバチソウ。まわりにはミヤマコゴメクサ。

9/2 8:57

オヤマリンドウはまだつぼみ

9/2 9:06

9/2 9:07

ウメバチソウにピントあってしまいましたが，小さい方をメインに写したかった。ミミナグサやホソバツメクサに似ているが不明。ミツバオウレンのようでもあるが。。。

9/2 9:08

なんとかシオンというのだろうな〜
このほかにもダイモンジソウ，ヤマハハコ，トリカブト，ハクサンフウロなど咲いていたましたが，山頂で手がかじかみ写せずじまい。

9/2 9:13

残念ながらガスの山頂。片方のピークには姫神を祀ってました。ガスで冷えて雨具着用するも両手が真っ白くかじかんでしまう。冬はよくあるが夏では初めて。下山して体温まるまで回復せず。

9/2 9:16

すぐお隣の山頂。山頂からはごくたまにガスが切れて，おそらくは白馬方面が垣間見れただけ。また，来なさい　ということなのでしょう。

9/2 10:25

鋸岳。山頂はロープとあるが，凄そう

9/2 10:32

駒ケ岳方面。奥は日本海。よくある名前だが，要塞のよう。登山道がスゴイところについているのが車道からも見える。

9/2 10:32

焼山の西側（日本海側）

9/2 10:40

焼山方向への縦走路の分岐

9/2 10:45

笹平を振り返る。やはりガスは晴れない

9/2 10:48

入山禁止の焼山方向への縦走路

9/2 11:17

痩せ尾根。ロープや梯子はあるものの，足場が狭く，滑りやすく，意外に手こずります。

9/2 11:17

9/2 11:34

大分苦労して降りてきた積もりですが，あまり標高は稼いでいません。1652の肩。

9/2 11:36

目の前の鋸岳。結構時間に余裕があり，周回ついでに鋸岳も，という気もなくはなかったが，想定外の下りでその気は萎える。改めて気合をいれて登るコース。

9/2 11:39

ガスっていない鋸岳ばかり写しています。右は鉢山というのかな

9/2 12:42

温泉に下る分岐からも滑りやすい草つきであったり，沢への登り下りがあったり，岩ごろに草が茂って足元みえないなど，とにかく気が抜けない。大き目の沢を2箇所わたるが，問題はなし。

9/2 13:17

登山口近くになり，ようやくブナの歩きやすい道になり，癒しのブナ林を褒めちぎる。

9/2 13:27

最後の沢は道路の上で渡渉なし。登山道入り口。

9/2 13:33

登りは大して疲れもせず汗もそうでもなくサクサクだったが，下りの周回コースでは汗ダクダク，下半身ガクガクになって戻る。ご苦労さまでした。

9/2 13:42

苦労あったせいか，とても温泉が気持ちよく。A夫人の「これで下りの苦労がすっかり忘れられた〜」とのコメントに大いに納得。

9/2 14:06

析出物がグリーンかかって，ステンドグラス状にもなってました。ホウ素？珪素？

9/2 14:14

小熊の敷物が妙に生々しい。泊まってみたい宿でした。運転は最後までA氏。ありがとうございました。

撮影機器：

SO-04E Sony

感想

yamkoi

地味な100名山といわれる？雨飾山。知っている人の評判はよく，秋雨前線停滞で一週間続いた雨空から回復の兆しとなった日曜日にA夫妻の山行に便乗させて頂く。
朝まだ暗い4時に新潟を出発し，コンビニ，SA経由で糸魚川ICで降り，渡辺酒造の根津男山で有名な根津谷集落をすぎると，電柱もなくなり，駒ケ岳の荒々しい山肌を見ながら，舗装路で一軒宿の雨飾温泉へ。このあたりはまだ山頂付近の稜線は見えていたが，サクサク登っているうちにガスがでてくる。残念ながら山頂はガス。9月2日だで晩夏の花が意外にも多く癒される。時間が大分稼げたので周回コースで下るが，他の方の記録ではネガティブな表現になっていて，気になっていたが，確かに中々楽させてくれない。滑るのがわかっていて慎重に行っても滑る，先行2名滑って，見ていた三人目（自分）も滑る。下りのよいトレーニングになったということにして，なんとか戻り。気持ちのよい温泉ですっきりして，気分よく新潟に帰りました。