『釧路湿原』1日かけてじっくりと〜キラコタン岬満喫

2018年09月04日(火) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 115km
• 登り: 1,011m
• 下り: 987m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:33
• 休憩: 4:38
• 合計: 9:11

8:59 スタート地点
8:59 8:59 岩保木水門
9:42 9:42 細岡展望台駐車場
9:49 10:26 細岡展望台
10:46 10:51 細岡展望台駐車場
11:22 11:23 コッタロ展望台駐車場
11:41 11:43 コッタロ展望台
11:46 11:46 コッタロ展望台駐車場
13:43 16:20 キラコタン岬
16:46 16:57 音羽橋
17:05 18:10 温根内ビジターセンター
18:10 ゴール地点

キラコタン岬と温根内木道はトレッキング
それぞれの区間は、車で移動してます

天候

曇りのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

キラコタン岬は天然記念物区域ですので、文化庁の許可が必要です
許可を得ているガイドと随伴であれば入れます。

その他周辺情報

お風呂 : 春採の大喜湯温泉 550円

写真

9/4 8:53

早速キタキツネに会いました♪♪

9/4 9:00

岩保木水門

9/4 9:04

岩保木水門と新釧路川

9/4 9:11

ツリガネニンジン

9/4 9:11

キンミズヒキ

細岡展望台に来ました

9/4 9:51

湿原、広〜〜いです

9/4 9:53

ズームしてみると
新岩保木水門も見えます

9/4 9:54

釧路川の蛇行もはっきり見えますね

9/4 10:29

ミヤコザサ
笹の生え方を見ればその地域の雪の多さがわかるそうです

9/4 10:33

白いキノコが沢山付いてますね

9/4 10:42

オオウバユリ
鹿の大好物だとか

9/4 11:02

車を走らせている途中で
丹頂鶴の親子に会いました
草を刈った後に虫が食べやすくなるので里に降りて来るそうです

9/4 11:03

雛は羽根に斑点があるのと頭が茶色いです(^^)

9/4 11:28

コッタロ湿原展望台より

9/4 11:33

美しい

9/4 11:35

周りの草原に見える所も全て湿原です

9/4 12:32

お昼ご飯
野菜サンド

9/4 13:43

キラコタン岬へは、用意してくださった長靴に履き替えて入ります。外来種持ち込みを防ぐ為です

9/4 13:48

カラマツ

9/4 13:50

トリカブト
たくさん咲いてました

9/4 13:55

藤井さん、熊撃退スプレーを腰に提げてます

9/4 13:55

セイヨウノコギリソウ

9/4 13:56

ホザキシモツケ

9/4 14:00

メマツヨイグサ

9/4 14:28

9/4 14:34

『やちぼうず』〜谷地坊主
1年に1cmずつ成長していくんです。50cmで約50年！

9/4 14:37

ウスヒラタケ

9/4 14:43

キノコさん達

9/4 14:43

9/4 15:00

ハンゴウソウ

9/4 15:02

ついに核心部に到着！
チルワツナイ川です

9/4 15:02

このキラコタン岬で絶滅を危惧されていた丹頂鶴が再発見されたそうです

9/4 15:04

チルワツナイ川にも、秋になれば鮭が上がってくるそうです
でも釣ったらダメですよ（笑）

9/4 15:04

ゆったりと流れています

9/4 15:05

ガイドの藤井さん

9/4 15:10

トリカブトだらけ
三大有毒植物で致死量No. 1！

9/4 15:15

ミミコウモリ

9/4 15:15

ミミコウモリの葉っぱの形が
コウモリに似てるから

9/4 15:17

いよいよ来ました！

9/4 15:17

素晴らしい〜〜っ！

9/4 15:18

ここまで来るのに1人では迷いますきっと。

藤井さんと記念写真♪

チルワツナイ川の
S字カーブを描いたつもり（笑）

9/4 15:42

ミズナラ

9/4 16:06

ハナイカリ

9/4 16:36

またまた丹頂鶴の親子に会いました♪♪
必ず親子一緒にいるそうです。

9/4 16:51

音羽橋に来ました
丹頂鶴の越冬地です

9/4 16:46

冬になると、この音羽橋が丹頂鶴の撮影スポットになります

9/4 16:50

あまりにもカメラマンだらけになるので、車道の橋とは別に歩道の橋を作った鶴居村グッジョブ♪

9/4 17:11

温根内木道に来ました。
単なる水溜りに見えますが…
『やちまなこ』という穴です

9/4 17:12

やちまなこに棒を刺す藤井さん

9/4 17:12

ここまで突き刺さりました！

9/4 17:12

なんと！この長さの棒です?
落ちたら死ぬ〜っ(＞_＜)

9/4 17:13

ミゾソバ
ウシノヒタイとも呼ばれています

9/4 17:14

何故ならば、ミゾソバの葉っぱの形が牛のひたいに似てるから

9/4 17:18

ドクゼリ
三大有毒植物 2番目に致死量が高い

9/4 17:19

トウヌマゼリ
ドクゼリとそっくりですが葉の形が少し違います

9/4 17:20

ヨシ・スゲの広がる低層湿原

9/4 17:27

エゾシカに見られてます

9/4 17:27

よく見ると3頭いますね

9/4 17:28

ガマの果穂

9/4 17:31

9/4 17:33

ミズゴケ湿原(高層湿原)
泥炭上につくられる

9/4 17:38

どこまでも広い湿原

9/4 17:56

旧鶴居村軌道跡
自転車で走ると枕木の存在を感じるそうです

9/4 21:23

海鮮炉端 浜番屋
私一人の為に炭を入れて待ってくれていました。有り難や〜(^^)

9/4 20:47

牡蠣、ホタテ、雌雄のししゃもの炉端焼きと秋刀魚の刺身

9/4 21:23

台風21号の影響で雨風が強くなってます

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

感想

saorine

遅い夏休みをもらい、前日の3日に釧路へとやって来ました。
釧路といえばラムサール条約指定の国立公園となる日本最大の湿原、釧路湿原がまずは頭をよぎり、
せっかくなのでトレッキングしようと思い、アウトドアガイド・ジスイズの藤井さんに連絡を取り、1日コースでお願いしました。

＊岩保木水門
釧路川と新釧路川を、仕切る水門で、上部が木造で趣きがあります。今は新岩保木水門が使われているので、この旧岩保木水門は開けられた事がないそうです。

＊細岡展望台
蛇行する釧路川を眺められます。
(私、車酔いでしばらくここで休憩いたしました)
＊コッタロ湿原
湿原の沼の形が特徴的で、癒されます。

＊キラコタン岬
天然記念物に区域です。釧路湿原の核心部とも言われる場所。
長靴に履き替え、外来種を持ち込まないように入り、往復で約5kmを歩いていきます。
途中、ヤチボウズが沢山出現していました。
チルワツナイ川をよく見るとちゃんと川の流れを確認する事ができます。

＊音羽橋
丹頂鶴の越冬地。
営巣地を間近に見られるスポットなので冬になると望遠レンズのカメラマン達で一杯になるそうです。

＊温根内木道と旧鶴居村軌道跡
時間的にビジターセンターは閉館していましたが、木道をゆったりと歩きます。
小さな水溜りに見えてもそれはヤチマナコ。
中が膨らんだ壺のような穴になっているので泳げる人でも落ちたら上がれなくなるという怖い落とし穴です。
この温根内木道はどこまでも続く湿原を体感できる場所です。
エゾシカにも会いました(^^)

藤井さんは朝の8時30分に釧路駅近くの旅館に泊まっていた私を迎えに来て下さり、そこから丸一日かけて、ガイドして下さいました。
また、炉端焼きの浜番屋にも電話で、私が行く事を伝えてくださっていたり、車内に忘れ物をしてしまった私の荷物を翌朝、旅館に届けて下さったり、関空の被害を受けて帰りの飛行機の心配をもして下さり、また翌々日の6日の北海道地震の際にも、メールや電話で気遣いして下さったりと、北海道での知り合いのいない中、とても心強い存在でした。
本当にありがとうございます。

このヤマレコに記載した内容は藤井さんの話の中のほんの一部でしか、書き留められておりません。もっと沢山話を聞きたい方はぜひ、藤井さんに直接ご連絡ください(^^)
とても信頼のおける方です。
http://uotdoor-guide-jisis.info/


※台風21号による関西地域、並びに北海道胆振東部地震において被災された皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。