【逆アフター5(笑)】 高尾山♪温泉♪ビール♪
- GPS
- 02:51
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 716m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 快晴 気温:-5℃(8時@高尾山口) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR 相模湖駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・危険箇所はほとんどない ・雪は全くないが、一部地面が凍っている場所があるので注意が必要 (午後になると霜が溶けてドロドロになるかも…) 【周辺の施設】 ・弁天島温泉 天下茶屋:日帰り入浴¥1,050。城山下山後徒歩10分。 ・東尾垂の湯:日帰り入浴 休日¥850 平日¥550。JR藤野駅より無料送迎バス有り。 |
写真
感想
仕事納めのこの日、「夜勤→高尾山→温泉→ビール→寝る」という「逆アフター5(笑)」プランを思い立ち、気もそぞろに仕事を終えた後で再び家を出た。今日は温泉がメインで、体力的にもしんどいので、高尾山-城山を縦走し弁天島温泉へと下るルートにする。
朝8時前に高尾山口に到着。まだ冬休みに入っていない人が多いのか、人出はまばら。人ごみを避け普段は高尾山を敬遠しているので、ここぞとばかり静かな高尾を満喫する。氷点下の冷え込みだったが、6号路から1号路に合流するころには日差しも高くなってきたので着こんでいたダウンを脱ぐ。
3号路を行く予定だったが通行止めとのことで、1号路に変更。一年の厄落としを兼ねて薬王院に参拝した。「世界平和」の文句がいつになく心に沁みる。今年は震災もあり、個人的にも色々あった一年だったが、来年は平和な年になりますように。
高尾山頂もいつになく閑散。静かな山頂を独り占め!?かと思いきや工事車両の騒音が…。高尾に静寂という言葉はないのか!笑
高尾山頂で小休止し、すぐ城山へと縦走する。ここから先は所々で富士山がくっきり見え、少しずつ近づいていく感じがまた楽しい。一丁平の展望台でもふと足を止め、丹沢の山並みと、そこから顔を出す富士山に見入った。
城山山頂で中休止。東には多摩の街並みから都心のビル群まで見渡せる。スカイツリーがこんなにはっきり見えたのは久しぶりかもしれない。一方西側は、やっぱり富士。芝生に腰をおろし、富士と対面しつつ温かいお茶を啜る。湯気を追ってふと上を見ると蒼い空。うーん、これが日本晴れってやつか。
ここからは相模湖方面へと下る。東海自然歩道に指定された道はよく整備されているのだが、階段が多く展望も開けないためちょっと退屈。下で待っている温泉のためにも、一気に駆け下りる。富士見茶屋のところで舗装路に出る。更に下り、国道にぶつかるところに、あった、「弁天島温泉すぐそこ」の看板!「温泉♪ビール♪温泉♪ビール♪」と心の中で歌いながらウキウキ気分で温泉へ向かう。が…、
「お湯、まだ温まってないんだよね〜」(女将さん)
なんですと!!!???
ガイドブックには「9時〜」って書いてあったのに〜〜〜〜〜っ!!!(もう10時)
実際お湯を触らせてもらったが、確かにこれはヌルイ…。しかも温まるにはまだかなり時間がかかるらしい。怒りを女将さんに向ける訳にも行かず、ガックリうなだれるしかなかった。
相模湖駅へと向かう私の後ろ姿は、まさに敗残兵のそれだった思う。がっくりと肩を落とし、目は虚ろ、トボトボと足取りはおぼつかない。温泉ビール音頭は行き場を失い、相模川の渓谷美や奥高尾の山並みもむなしく見える。こうしてウキウキ気分で始まった今年最後の山行は、無残な結果に終わったのであった。(泣)
(結局あきらめきれずに藤野の「東尾垂の湯」まで足を伸ばし、「温泉♪ビール♪」の夢はかなったのでした。めでたしめでたし!)
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