キナバル山(マレーシア)

- GPS
- 26:27
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 2,070m
- 下り
- 2,199m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:39
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 9:39
天候 | 第1日目:晴れ、第2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
もちろんすべて自力で行うこともできますが、かえって高くついてしまうことも。 ツアーであれば当日朝もホテルまで迎えに来てくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は十分によく整備されていて、危険個所はありませんでした。 途中に休憩小屋(水洗トイレ付)、山小屋(水洗トイレ、水シャワー、二段ベッド)、チェックポイント(有人)などあり、安心。 |
その他周辺情報 | コタ・キナバルで前泊、後泊することがおすすめ。翌日は観光なども。 |
写真
感想
マレーシアの最高峰は標高なんと4,095m。東マレーシア・ボルネオ島の北端部に位置するキナバル山です。
キナバル登山は、コタ・キナバルが玄関口。キナバル山は世界自然遺産に登録されていることから入山者数を厳しく制限していて、登山は事前予約制。しかもガイド(お目付け役)を付けないと登らせてくれません。
登山当日朝、キナバル公園本部で入山手続きを済ませ、標高約1,800mの登山口から登り始めます。登山道の周りはうっそうと茂る熱帯雨林。眺望がない代わりに、小さく目立たない花をつけている野生のランやウツボカズラなどの食虫植物を探しながら高度を上げて行くのですが、どれもひっそりと生えているのでガイドに教えてもらわなければほとんど気付くことができませんでした。
やがて森林限界を超え、ハイマツに似た灌木帯になったあたりで山小屋に宿泊。翌朝の登頂に備え、初日は早めに休みます。
2日目は山頂でご来光を拝もうと未明(2:30)に山小屋を出発。登山道を示す白いロープとヘッドライトの明かりを頼りにゆっくり、ゆっくり登ります。逆に、次第に空気が薄くなってくるので、あまりガツガツとは登れません。(早く登れないのは空気が薄いせいではなく、年齢のせいかも。)
登山道自体はよく整備されており、4,000m超の高山にもかかわらず危険と感じられる箇所はありませんでした。ほぼ予定通り5時半ごろ(夜明け前)山頂に到着。周りの登山者たちと写真を撮りあい、登頂を喜びあいながら日の出を待ちます。あいにく当日は曇天だったものの、雲の切れ間から一瞬だけ太陽が顔を出してくれました。
登っていた時は暗くて分かりませんでしたが、山頂付近は一枚岩の特異な風景が広がっており、通常とは違う自然環境の中にいることを実感することができました。
熱帯雨林に始まり、花あり、食虫植物あり、荒涼とした岩の世界まで、変化に富んだ自然を堪能した2日間の山行でした。
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詳細でわかりやすく、そのままツアー情報になりそうなレポート。さすがです!
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