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記録ID: 1587122
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳「南アルプス初遠征、北沢峠テント泊2日目はガスガスの甲斐駒」

2018年09月17日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:46
距離
9.7km
登り
1,028m
下り
1,100m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
0:40
合計
5:37
5:50
22
6:12
6:12
66
7:18
7:23
23
7:46
7:55
41
8:36
8:46
5
8:51
8:51
22
9:13
9:23
20
9:43
9:45
52
10:37
10:38
24
11:02
11:05
20
11:27
ゴール地点
天候 早朝から曇り、
山頂付近はガスガスの強風。
下山途中から少し青空が見えた。
10時以降に登った方はよかったらしい。
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
金沢〜長野県伊那市 370km 高速6時間
仙流荘〜北沢峠 バス
コース状況/
危険箇所等
全般に急登。岩多し。
直登コース 岩稜でマーキング少なく鎖も一切ないので超危険。
岩を登ったことがなさそうな高齢者の方(50ー60代)が四苦八苦して登っており大渋滞。
最初の難関で苦労するようだと後がもっと危険なので素直に迂回ルートを選ぶべき。
その他周辺情報 長兵衛小屋テント場
1日500円
水は南アルプス天然水がコンコンと湧き出ていて豊富。
トイレはキレイ。
各種酒、400円のおでん
初日は翌日に祭日を控えた日曜日だけあってテント場は満員御礼。
夜露に濡れて表裏共びしょびしょなフライシートをしっかり閉じて、北沢峠長衛小屋テント場05:24出発!
それでも山から下りてきたらカラカラに乾いていた。
2018年09月17日 05:24撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 5:24
夜露に濡れて表裏共びしょびしょなフライシートをしっかり閉じて、北沢峠長衛小屋テント場05:24出発!
それでも山から下りてきたらカラカラに乾いていた。
長兵衛小屋から直ぐの所に甲斐駒ヶ岳登山口。
2018年09月17日 05:25撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 5:25
長兵衛小屋から直ぐの所に甲斐駒ヶ岳登山口。
仙水小屋通過
2018年09月17日 05:49撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 5:49
仙水小屋通過
猛毒のテングタケ。因みにベニテングダケは有毒だが、旨いらしい。
2018年09月17日 05:50撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 5:50
猛毒のテングタケ。因みにベニテングダケは有毒だが、旨いらしい。
06:12 仙水峠通過
2018年09月17日 06:12撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 6:12
06:12 仙水峠通過
遭難者の慰霊碑
2018年09月17日 06:12撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 6:12
遭難者の慰霊碑
あれは鳳凰三山の地蔵岳!
2018年09月17日 06:29撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 6:29
あれは鳳凰三山の地蔵岳!
甲斐駒ヶ岳の魔利支天
2018年09月17日 06:48撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 6:48
甲斐駒ヶ岳の魔利支天
07:22 六合目 駒津峰通過
2018年09月17日 07:22撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 7:22
07:22 六合目 駒津峰通過
07:48 八合目通過
2018年09月17日 07:48撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 7:48
07:48 八合目通過
2018年09月17日 07:48撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 7:48
07:50 直登コースと迂回コースの分岐、ここから直登コースを登ろうとするも初っ端の岩でおじさんおばさんたちが大苦戦しており大渋滞!
2018年09月17日 07:50撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 7:50
07:50 直登コースと迂回コースの分岐、ここから直登コースを登ろうとするも初っ端の岩でおじさんおばさんたちが大苦戦しており大渋滞!
08:37 魔の直登コースを登って山頂に立つ!
2018年09月17日 08:37撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 8:37
08:37 魔の直登コースを登って山頂に立つ!
直登コースにはほとんど人がいなかったのに山頂には沢山の人!
2018年09月17日 08:37撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 8:37
直登コースにはほとんど人がいなかったのに山頂には沢山の人!
三角点タッチ!
2018年09月17日 08:38撮影 by  iPhone X, Apple
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三角点タッチ!
2018年09月17日 08:38撮影 by  iPhone X, Apple
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2018年09月17日 08:39撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 8:39
奥穂高の山頂みたいな祠
2018年09月17日 08:46撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 8:46
奥穂高の山頂みたいな祠
帰りは迷わず迂回コースから下山。
2018年09月17日 08:49撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 8:49
帰りは迷わず迂回コースから下山。
迂回コースも結構危険!
2018年09月17日 09:17撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 9:17
迂回コースも結構危険!
09:45 六合目まで戻ってきた。
2018年09月17日 09:45撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 9:45
09:45 六合目まで戻ってきた。
10:37 仙水峠通過
2018年09月17日 10:37撮影 by  iPhone X, Apple
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10:37 仙水峠通過
仙水峠まで降りてきたら雲が切れて青空が見え出した。
2018年09月17日 10:38撮影 by  iPhone X, Apple
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9/17 10:38
仙水峠まで降りてきたら雲が切れて青空が見え出した。
これは多分ナメコ。
2018年09月17日 10:57撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 10:57
これは多分ナメコ。
2018年09月17日 10:57撮影 by  iPhone X, Apple
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スギゴケも元気!
2018年09月17日 10:59撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 10:59
スギゴケも元気!
仙水小屋ではご主人自ら布団干し。
2018年09月17日 11:03撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 11:03
仙水小屋ではご主人自ら布団干し。
2018年09月17日 11:04撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 11:04
2018年09月17日 11:05撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 11:05
ここを11:06通過。テント場には11:27着。
2018年09月17日 11:06撮影 by  iPhone X, Apple
9/17 11:06
ここを11:06通過。テント場には11:27着。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 サブザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

日本百名山63座目は南アルプスの甲斐駒ヶ岳に登ってきました。

せっかく9月15日〜24日まで長期休暇を取ったものの週間予報では、あいにくの天気で狙ってる山はどこも雨予報。それで16日〜18日に多少なりとも晴れマークが付いてた南アルプスに初遠征することに。

最初は鳳凰三山を狙っていたが、せっかく初めての南アルプスなんだから、テント泊で甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳か、北岳と間ノ岳を縦走しようかと考えを変え、最終的にてんくら予報で天気も多少良さげでテント泊も堪能出来る甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に決定した。

南アルプスは登山口まで車で行けない山が多いから、今まで足がなかなか向かなかったが、北沢峠も例外ではなく、仙流荘下の無料駐車場に駐めて、そこから1日4本しかないバスに乗らなければならない。

赤石岳や悪沢岳なんかに至っては、東海フォレストとかいう独占企業の経営するホテルか山小屋に1泊以上しないとバスにも乗せて貰えないという、なんか納得できない仕組みも南アルプスを遠ざけている理由!

でもまあ、百名山制覇を目指すためには、嫌々ながらもこれに従わなければならない。

例により金沢を3:30出発。9:20に仙流荘下の駐車場に車を駐め、10:05発の北沢峠行きバスに乗車。時間帯が中途半端なこともあって車内はガラガラ。10人程度。

11:00北沢峠着。そこから20kgザックを背負って10分歩けば長兵衛小屋のあるテント場に到着。
テント場は涸沢のようにテントの花盛り。
ていうか、どこも空いてないし。
トイレや山小屋から遠いと不便なので、近場でどこかないか探したが石コロだらけの所しか空いてない。それでも涸沢のテント場よりマシなので、設営準備を進めていると丁度山小屋から一番近い所のダンロップV6が撤収し始めたので、そちらに移動することとした。

11:55にはテントを張り終わり、寝床の準備も出来たので今からアタックザックで仙丈ヶ岳に登ろうかとも考えたが、周囲の山もガスで見えなくなってきたので、素直にビール買ってきて一人宴会開始。

一眠りして目覚めた16時頃、テントから出ると空いた隣にゼログラム エルチャルテンを張ったばかりの単独行の若者がいる。エルチャルテンの本物を見たのは初めてだったので声を掛けたところ、夜叉神峠〜鳳凰三山〜鳳凰小屋〜白鳳峠〜早川尾根〜栗沢山を通ってここまで来たというので、意気投合し二人宴会開始。前の晩泊まった鳳凰小屋テン場では土砂降りの雨にやられたとかでオールメッシュのインナーテントはまだ濡れていて可哀想だった。5ヶ月前に登山を始めたばかりだが、以後、毎週土日には欠かさず山に登っているとのことで前途有望な若者であった。

翌朝というか、まだ夜中の2:50なのにどこかの夫婦が大声でしゃべりだし安眠を妨げられた。その後、トイレに行きかう人のヘッドランプ攻撃に晒され、眩しくて眠れず、仕方なく起きることにした。
まだ薄暗い中、ヘッドランプを点灯し、エルチャルテンの彼は仙丈へ。自分は最初に辛そうな山を登ったほうが気分的に楽なので05:24甲斐駒へ向け出発した。

仙水峠辺りまでは曇ってはいたが穏やかだったのが、六合目からはガスが出てきて、かなり風も吹いてきたので上だけストームクルーザーを着用しグローブもはめた。

直登コースは地図では破線で示されており、いわゆるバリエーションルートなのだが、岩肌に「↑直登」と書かれていては、誰でも登れると勘違いしてしまうかもしれない。
現に自分の前のおじさんおばさんたちが大きな岩の所で動けなくなっていた。暫く様子を見ていたが、三点支持も出来ておらず、手と足だけで登れる箇所をなんと背中まで使って登っているのには感心した。

08:37甲斐駒ヶ岳山頂着。視界はなかったが、取り敢えずピークハント出来た満足感で帰りは迷わず迂回コースから下りた。
迂回コースも結構ハードで、流石、甲斐駒ヶ岳と感心した。

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コメント

甲斐駒&仙丈
北沢峠のテン泊はいいですよね♪ テント背負って登らなくて良いので
甲斐駒が白くて、仙丈が大展望だったのですね!私の行った時とは真逆です(^^ゞ
甲斐駒の直登ルート、仙丈の展望と宴会も楽しめた様で^^
着々と百名山、登頂されていますね。完登まで頑張って下さい
2018/9/20 13:34
Re: 甲斐駒&仙丈
ni-shiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
ni-shiさんは仙丈→甲斐駒と登ったんですね。楽しみを後に残すタイプ?
甲斐駒の直登コース分岐では降りる際にも「この人、大丈夫かな?」というような方が挑戦してましたよ。
奥穂と北穂を楽しめる涸沢だと上高地BTから5時間歩かなければなりませんが、甲斐駒と仙丈を楽しめる北沢峠はバス停から10分歩くだけで辿り着けちゃいますから、ここでテント泊しない手はありませんよね。最高のBC適地です。
南アルプスの天然水は美味しかったし、沢を流れる水の音が周囲の雑音を消してくれて2晩目は快適に眠れました。
浅間山の入山規制が解かれたようなので、次は浅間山辺りを狙ってみようかと…。
2018/9/20 20:40
Re[2]: 甲斐駒&仙丈
浅間山の入山規制、レベル1になったのですね。情報ありがとうございます。
クロユリさんでしたら、このルートで行って頂きたいなぁ〜!
3回ある登りでスペック以上にハードですが、満喫出来るルートです。
唐松の黄葉の時期が一番おすすめ、次におすすめは雪山です。

↓2013.10.30 ちょっと黄葉は遅かったがこのルートが一番おすすめ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-363398.html

↓2015.10.21 唐松の黄葉 もう数日早いほうが良かった。(山頂は規制中)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-745874.html

↓2015.3.17 雪山ならこのルート
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-601782.html

−−−−−−−−
楽しみを後に残すタイプ?

ははは、、、では無く、この時の私の中では甲斐駒が一番登りたい山でしたので、天気予報の良い方を甲斐駒にしたので、甲斐駒が後になりました。
2018/9/20 21:56
Re[3]: 甲斐駒&仙丈
ni-shiさん、貴重な情報ありがとうございます!
そうなんですよ、この度レベル1になったことで自分が歩きたかったルートが正にni-shiさんが2013年に歩いたルートなんですよ。ni-shiさん推奨の唐松の紅(黄)葉の時に是非登りたいですね〜!
自分もどっちかっていうと甲斐駒の方を景色のいい時に登りたかったんですけどね〜
でも仙丈からカッコいい甲斐駒見れて、それはそれで良かったです。
ではでは
2018/9/21 12:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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