記録ID: 1588193
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無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田
八甲田山 初秋山頂は雲の中、爆寒風!八甲田の厳しさを知る
2018年09月18日(火) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:33
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 781m
- 下り
- 795m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:38
15:33
駐車場
天候 | 晴れ、一時曇り。大岳山頂は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯から崖のある谷筋を経て、湿原から火山岩ガレ場のある山頂部へ登る。 途中、硫化水素の臭いのする場所もあるので無風時などは注意する。 周回下山していき、湿原の毛無岱の木道、階段を歩く。 当日の山頂部は、流れる雲の中で暴風、とても寒かったので、避難小屋で食事休憩しました。 ここにトイレもあります。 |
写真
撮影機器:
感想
八甲田山といえば、雪中視界の利かない中彷徨うイメージ。或は湿原に咲き乱れる花、草紅葉の穏やかな別世界。そして火山だと知ったのは、いつだったかしら? 今も硫化水素の臭いがする所があり、麓には温泉もある。
宿から北八甲田に向かう途中、空は晴れているが、海から連なっている雲が気になった。水蒸気を含む低い雲は移動中で、上空の風は強いようだ。
初秋の八甲田、酸ヶ湯登山口から樹林帯に入り、白っぽく硫黄の露出した谷筋に出る。視界が広がり、南八甲田も眺められる広大な風景。
仙人岱付近から雲行が怪しくなり、大岳山頂部には雲が掛かった。上方のガレ場は風が強く、崩れ止めの金網などを掴みながら登る。
山頂は霧で真っ白、何も見えない。強風で寒いので長居せず避難小屋目指して下山する。雲の流れはとても速く、時折動けないほどの爆風!寒風に体温を奪われ、手が冷たい。標高を下げたら雲が切れ、陸奥湾や岩木山、井戸岳の火口池が見えてきた。
避難小屋の中は、風から守られ暖かかった。ほっと和み食事休憩。
再びアウターを着重ねて小屋を出、毛無岱に向かう。風は弱く穏やかな草紅葉の湿原から大岳を振り返れば晴れ渡り、霧と暴風の中の苦戦が信じられないほどに雲一つ掛かっていない。
小さな雲の動きは速いから、山頂付近の風は相変わらず強いのだろう。
山頂からの眺望にはタイミングが合わなかったけれど、天気が急変する厳しい自然と、変化のある地形、この山の怖さと優しさを味わうことができたと思う。
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