節刀ヶ岳・王岳・毛無山・足和田山・三湖台(文化洞発):走ったり攀じったり西湖ぐるっと一周6時間

2012年01月03日(火) [日帰り]

• GPS: 06:03
• 距離: 22.6km
• 登り: 2,014m
• 下り: 1,997m

コースタイム

行動時間:361分
8:14 文化洞トンネル登山口出発 → 9:03 毛無山 → 9:45 十二ヶ岳 → 10:14 節刀ヶ岳 → 10:37 鬼ヶ岳 → 11:01 鍵掛峠
→ 11:36 王岳 → 12:15 根場 → 12:56 紅葉台 → 13:12 三湖台 → 13:47 足和田山 → 14:15 文化洞トンネル登山口帰着
備考:根場に写真撮影休憩で立寄る

天候

快晴、御坂稜線では冷たい西風あり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　マイカーで文化洞トンネルまで移動、駐車。

コース状況／危険箇所等

積雪わずか、アイスバーン箇所なし。アイゼン無し行動できました。

危険箇所は、十二ヶ岳周辺の岩稜地帯になります。この毛無山から金山までのルートは岩稜地帯の急坂を固定ロープを使って下ります。
特に十二ヶ岳周辺での転落は死亡事故につながる可能性があります。
足元にはくれぐれも注意が必要です。

鬼ヶ岳から鍵掛峠までも細い登山道で一部固定ロープが張られてます。
この登山道も、踏み外すと転落する場所がいくつもありますので通行には注意が必要です。

王岳から根場への下りは、登山地図こそ記されてませんが、地元のハイキングコースに載っているだけあって比較的明瞭です。

根場から樹海へは、湖沿いの散策路があり車道は横断程度ですみます。

登山者は、十二ヶ岳周辺で四名、鬼ヶ岳周辺で三名。足和田山稜線では六名程歩いてました。

写真

1/3 8:14

文化洞トンネル登山口よりいざ出発!

1/3 8:14

初めての十二ヶ岳、楽しみです。

1/3 8:18

早速コルに出ます。まづ右へ行き最後は左から戻ってくる予定です。

1/3 8:45

急坂を登っていきます。上がっては平らになりまた急坂、この連続です。

1/3 8:56

だいぶ高くなってきました。富士山があいにく逆光でうまく撮れません。

1/3 9:01

毛無山山頂直下にて。

1/3 8:58

今度は河口湖を入れて。

1/3 9:03

毛無山到着。あれ、山頂碑がポッキリ。

1/3 9:05

さて、核心に入ります。十二ヶ岳は12あるピークの最後を指している様で、こうしてひとつずつピークの標識があるみたいです。

1/3 9:12

あれが目指す十二ヶ岳ですね。荒々しい山容です。

1/3 9:29

固定ロープが現れます。かなり急です。うっかり落ちたらヤバっ!

1/3 9:31

この辺は一番の核心みたいですね。急な下りを終え一旦吊橋を渡ります。

1/3 9:36

そして、またこんな上り返し。おぉ〜、怖っ!雪が付いてなくて良かったです。

1/3 9:37

先ほど追い越したパーティーが必死に下降してます。自分もああやって下っていたのですね。

1/3 9:45

十二ヶ岳到着。ひと息入れます。

1/3 9:58

それにしても富士山の眺め最高です。唯一、逆光でなければ。。。

1/3 9:58

目先に鬼ヶ岳が現れてきます。でも、まだ岩場が続くので慎重にぃ〜。

1/3 10:01

ようやく地面が安定してきました。

1/3 10:06

金山分岐到着です。一旦、節刀ヶ岳山頂を踏んできます。

1/3 10:14

節刀ヶ岳山頂到着。本日の最高峰です。

1/3 10:18

やっぱり、東への稜線に憧れてしまいます。本日は、浮気せず王岳目指してガンバります!

1/3 10:22

さて、金山分岐に戻ります。

1/3 10:35

更に進むと鬼ヶ岳の山頂が近くなってきます。

1/3 10:37

鬼ヶ岳到着。鬼の角を入れて一枚。

1/3 10:37

更に鬼ヶ岳の道標を入れて目指す王岳方面も一枚!

1/3 10:41

先を急ぎます。少し雪が増えたかな?その後も多くてもこの程度で大したことありませんでした。

1/3 10:55

相変わらず固定ロープが続きます。ここでは走れません。

1/3 11:01

鍵掛峠到着。

1/3 11:21

鍵掛峠から先はトレイルが安定してきました。少し走ります。

1/3 11:22

いやぁ、昼も近くなり、ようやく写真を撮るのに陽の傾きが良くなってきました。

1/3 11:29

王岳の最後の登り返しです。

1/3 11:40

王岳到着。ひっそりしています。

1/3 11:38

一応、ここからも富士山の写真を撮ります。

1/3 11:40

先ほどの鬼ヶ岳方面です。

1/3 11:42

王岳山頂から西に10mくらいのところに根場にくだる分岐があります。

1/3 11:44

根場への下りは思ったより明瞭でした。

1/3 11:50

下ると残雪がありますが、問題ありません。

1/3 12:00

根場への林道に出ます。

1/3 12:06

林道でも富士山が近いせいか絵になりますね。

1/3 12:13

林道を下りきりました。この写真の奥から出てきます。右へ行くと鍵掛峠につながってます。

1/3 12:21

せっかくなので、絶好の撮影ポイントに立ち寄ります。

1/3 12:20

相変わらず素晴らしい景色です。クルマでいける場所とは思えません。

1/3 12:25

根場の駐車場から湖沿いの散策路を経由して樹海に入ります。後半開始です。

1/3 12:33

樹海は木漏れ日で気持ちよかったです。

1/3 12:43

何箇所かこうして車道を横断するので要注意。

1/3 12:47

竜宮風穴を通過し紅葉台への分岐を左に進みます。

1/3 12:57

紅葉台到着です。ここも富士山の景色が素晴らしいです。

1/3 13:06

更に上に進みます。

1/3 13:12

ようやく、三湖台到着。やっぱり、ここからの景色が最高ですね。

1/3 13:13

朝歩いてきた稜線を眺めます。

1/3 13:13

そして竜ヶ岳方面の広大な樹海を眺めます。相変わらず広大ですねぇ〜。

1/3 13:15

毎回、三湖台からは時間的に逆光でしたが、今回はうまく撮れそうです。

1/3 13:30

先を急ぎます。終盤です。残す最後のピークは足和田山(五湖台)です。

1/3 13:22

トレイルは安定していて、好きな様に走ることができます。

1/3 13:45

足和田山山頂直下の分岐です。最後はここを文化洞トンネル方面に左に下ります。

1/3 13:47

ひとまず、足和田山山頂到着。

1/3 13:47

まだ、富士山は絶好調です。

1/3 13:53

さて、最後のくだりです。文化洞トンネル目指します。

1/3 14:14

急坂を下ります。ミスコースしてしまい時間を食ってしまいました。

1/3 14:16

何とか最後は無事にフィニッシュ!お疲れです!

1/3 12:43

参考:根場から紅葉台までのトレイル参考図です。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX37 パナソニック

感想

ainu

本日は、新年初山行との事で以前より気になっていた稜線沿い西湖を一周するトレイルに足を運んできました。

これまで十二ヶ岳周辺には足を運んだことが無く、このアスレチック要素の強い登山ルートにはとても興味を持ってました。
実際、足を運んでみると十二ヶ岳周辺は思った以上の難所で落ちたらひとたまりも無い様な箇所がいくつもありました。
危険箇所は固定ロープに助けられながら下ります。

十二ヶ岳以降は、稜線の冷たい西風を受けながら寒さにガマンの行程でした。
半ズボンは良しとしても、上半身の防寒対策はもう少し厳重にすべきだったような気がします。

昨年後半にトライした御坂主稜と異なり毛無山から鍵掛峠まではアップダウンとトレイルの細さから走れる箇所が少ない様に感じました。

鍵掛峠からはトレイルが穏やかになり少しずつですが走り始める事ができました。
また、鍵掛峠から王岳までは比較的南斜面寄りのトレイルになり、西風を受けることも無く、
ようやく現れた太陽の光を浴びて少しずつですが体も温まってきました。

王岳からは根場に下りるマイナートレイルを経て後半となります。
後半は、樹海のトレイルと風の弱い三湖台と足和田山の稜線です。
ここは、前半走れなかった分トレランを楽しみました。

最後、足和田山から文化洞トンネルの下りでは、一部ミスコースしてしまいましたが、
早々トレイルに戻ることができ、気が付けば6時間程で全行程仕上がってました。

また、暖かくなったら足を運びたいですね。

コメント

patagonian

こんばんは。
登山にはまったコースが十二ヶ岳です！
標高低いわりに楽しめますよね。
それにしても王岳まで行かれて１周で戻ってくるとは
今年も絶好調ですね

ainu

patagonianさん、おはようございます。
今年もよろしくおねがいいたします。

御坂を走る場合、節刀ヶ岳から東が良いですね。
一方で、節刀ヶ岳から西は岩稜地帯が多く、これも面白いです。
十二ヶ岳に固定ロープが張られていないと、もっと難易度が高くなると思います。
更に、アレに結構な雪が付いていたら、かなり厄介になりそうですね。

最近、急な岩稜から離れていたので、スリルあり楽しく遊ばせてもらいました。

御坂稜線の西風は風こそ微弱ですが、南北アルプスの冬山に通じるものがありますね。