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Yamareco

記録ID: 1597893
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

羅臼岳・羅臼側からピストン

2018年09月22日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.7km
登り
1,725m
下り
1,714m

コースタイム

日帰り
山行
8:55
休憩
1:00
合計
9:55
5:25
10
5:35
5:35
50
6:25
6:25
110
8:15
8:30
100
10:10
10:10
35
10:45
10:55
25
11:20
11:20
20
11:40
12:15
55
お花畑分岐
13:10
13:10
90
14:40
14:40
30
15:10
15:10
10
15:20
羅臼温泉
天候 曇り・一時日も差すも最後は小雨
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野営場の駐車場が登山口の最寄りだが、登山者は羅臼ビジターセンターの第2駐車場を利用する。(登山口から徒歩5分程度)
コース状況/
危険箇所等
登山道はよく整備されており、特段危険・不明確な箇所はない。
山頂直下は岩場となり、場所によって高度感がある。
水場は泊場1箇所のみ。岩清水はほぼ枯れていた。
当然のことながら、ヒグマ対策は必須。
(今回、ヒグマは見かけませんでしたが登山道上に糞はありました。)
登山届(入林届)は、登山口に記入所があり。

登山道やヒグマ出没の情報,泊場の水場の場所詳細は、羅臼ビジターセンターで事前に情報収集するとよい。(スタッフの方から非常に丁寧に教えていただきました。)
その他周辺情報 登山後は、野営場最寄りの熊の湯へ。
北海道らしい無料の露天風呂。(当方は寸志を入れました。)
熱いことで有名だが、観光客がだいぶ水を入れたらしく、思ったほど熱くはありませんでした。
登山者は、羅臼ビジターセンターの第2駐車場を利用するよう、現地に案内が出ている。
2018年09月22日 05:27撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 5:27
登山者は、羅臼ビジターセンターの第2駐車場を利用するよう、現地に案内が出ている。
駐車場から国道を5分ほど歩くと野営場の入口があり、この先が登山口となる。
2018年09月22日 05:35撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 5:35
駐車場から国道を5分ほど歩くと野営場の入口があり、この先が登山口となる。
野営場脇の登山口。ここから登山道となる。
2018年09月22日 05:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 5:40
野営場脇の登山口。ここから登山道となる。
歩き始めてすぐ、鹿さんのお迎えを受けた。
2018年09月22日 05:41撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 5:41
歩き始めてすぐ、鹿さんのお迎えを受けた。
少し歩くと入山届記入所がある。このコースは、今日は自分含めて2人だけが入っている模様。
2018年09月22日 05:43撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 5:43
少し歩くと入山届記入所がある。このコースは、今日は自分含めて2人だけが入っている模様。
最初のうちはクマザサの中の歩きやすい道が続く。
2018年09月22日 06:04撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 6:04
最初のうちはクマザサの中の歩きやすい道が続く。
里見台。展望があり、ここまではハイキングコースとしても紹介されている。
2018年09月22日 06:28撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 6:28
里見台。展望があり、ここまではハイキングコースとしても紹介されている。
「第一の壁」を過ぎると、このような急斜面をトラバースする道が続く。
2018年09月22日 07:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 7:11
「第一の壁」を過ぎると、このような急斜面をトラバースする道が続く。
山頂?が少し見えてきた。青空も若干。
2018年09月22日 07:22撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 7:22
山頂?が少し見えてきた。青空も若干。
泊場が近くなると、沢沿いを歩くようになる。何回か渡渉する箇所がある。
2018年09月22日 08:03撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 8:03
泊場が近くなると、沢沿いを歩くようになる。何回か渡渉する箇所がある。
沢の水は硫黄を含んでいるということで、硫黄が白く露出している箇所もある。
2018年09月22日 08:12撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 8:12
沢の水は硫黄を含んでいるということで、硫黄が白く露出している箇所もある。
泊場到着。小休止する。左手前方に見える沢の水のみ、飲用可(要煮沸)とのこと。
2018年09月22日 08:17撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 8:17
泊場到着。小休止する。左手前方に見える沢の水のみ、飲用可(要煮沸)とのこと。
ナナカマドの実が美しい。
2018年09月22日 08:55撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 8:55
ナナカマドの実が美しい。
屏風岩が見えてきた。写真ではわかりづらいが結構な迫力。
2018年09月22日 09:06撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:06
屏風岩が見えてきた。写真ではわかりづらいが結構な迫力。
屏風岩出合からこれから進む道を見る。ここからは結構な急登のようだ。
2018年09月22日 09:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:11
屏風岩出合からこれから進む道を見る。ここからは結構な急登のようだ。
少し登って振り返ると、これまで歩いてきたルートとともに、クナシリが見えるようになる。
2018年09月22日 09:21撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:21
少し登って振り返ると、これまで歩いてきたルートとともに、クナシリが見えるようになる。
標高が高いところでは紅葉が始まっている。
2018年09月22日 09:33撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:33
標高が高いところでは紅葉が始まっている。
枯れ沢を登り詰め、視界が広がった。
2018年09月22日 09:40撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:40
枯れ沢を登り詰め、視界が広がった。
お花畑分岐。羅臼平には寄らないので、左の直登コースを進む。
2018年09月22日 09:41撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:41
お花畑分岐。羅臼平には寄らないので、左の直登コースを進む。
分岐直後はこのような砂と岩の道となり、登りづらい。
2018年09月22日 09:48撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 9:48
分岐直後はこのような砂と岩の道となり、登りづらい。
ミツミネが見えるようになってきた。知床連山らしくなってきた。
2018年09月22日 10:04撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:04
ミツミネが見えるようになってきた。知床連山らしくなってきた。
岩清水分岐。ここでウトロ側からの道と合流し、登山者が一気に増える。
2018年09月22日 10:10撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:10
岩清水分岐。ここでウトロ側からの道と合流し、登山者が一気に増える。
振り返ると、ミツミネの向こうにサシルイも見えるようになってきた。
2018年09月22日 10:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:11
振り返ると、ミツミネの向こうにサシルイも見えるようになってきた。
岩清水は殆んど出ておらず、水場としては使えない。
2018年09月22日 10:12撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:12
岩清水は殆んど出ておらず、水場としては使えない。
山頂までもう少し。紅葉が進んでいる。
2018年09月22日 10:31撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:31
山頂までもう少し。紅葉が進んでいる。
標高を上げると、連山の先,イオウまで見えるようになってきた!かつて縦走したこともあり、非常に感慨深い。
2018年09月22日 10:35撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:35
標高を上げると、連山の先,イオウまで見えるようになってきた!かつて縦走したこともあり、非常に感慨深い。
そして山頂到着!
2018年09月22日 10:46撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:46
そして山頂到着!
山頂から、知床五湖。
2018年09月22日 10:47撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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山頂から、知床五湖。
山頂から、ラウス湖。かつては知る人ぞ知る存在だったが、今はパンフレットにも普通に載っている。
2018年09月22日 10:47撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 10:47
山頂から、ラウス湖。かつては知る人ぞ知る存在だったが、今はパンフレットにも普通に載っている。
山頂付近は風が非常に強く、お花畑分岐まで下りて昼食とした。
2018年09月22日 11:42撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
9/22 11:42
山頂付近は風が非常に強く、お花畑分岐まで下りて昼食とした。
本日の昼食メンバー。
2018年09月22日 11:49撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
9/22 11:49
本日の昼食メンバー。
帰途の屏風岩出合。雪が残る時期は右にそれる登山道を見逃すことが多いとのことで、ピンクリボンでマーカされている。
2018年09月22日 12:37撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 12:37
帰途の屏風岩出合。雪が残る時期は右にそれる登山道を見逃すことが多いとのことで、ピンクリボンでマーカされている。
帰途の泊場。硫黄臭が結構する。
2018年09月22日 13:12撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 13:12
帰途の泊場。硫黄臭が結構する。
入林届の場所まで帰着。おつかれさまでした〜。
2018年09月22日 15:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 15:11
入林届の場所まで帰着。おつかれさまでした〜。
直近のクマ出没情報が掲示されていた。自分が目撃した場合は、ポストの中のアンケート用紙に記入することになっている。
2018年09月22日 15:11撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
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9/22 15:11
直近のクマ出没情報が掲示されていた。自分が目撃した場合は、ポストの中のアンケート用紙に記入することになっている。
下山後の温泉は、野営場向かいの熊の湯へ。熱いが疲れが取れ、いいお湯でした。
2018年09月22日 15:48撮影 by  COOLPIX P330, NIKON
9/22 15:48
下山後の温泉は、野営場向かいの熊の湯へ。熱いが疲れが取れ、いいお湯でした。
撮影機器:

感想

麓から見ても知床峠から見ても、本当に存在感があり、美しく惚れ惚れしてしまう、知床・羅臼岳。もう10年以上も前になる北海道フリークだった時代、知床・岩尾別YHに足しげく通ったことがあり、同宿の方と何度かこの羅臼岳に登った。その中で山の手ほどきを色々受け、自分も機材を揃え、経験を積んでいったので、羅臼岳は自分の登山の原点と言える山なのである。

最近は長い休みがとりづらく、知床からはしばらく足が遠のいていたのだが、思い出の詰まった岩尾別YHが今シーズンをもって当面営業休止するとの報に接し、その最後の日に再訪すべく、若干無理をして休みを入れた。折角行くなら羅臼岳には是非登りたく、しかも、これまでウトロ側からは何度も登っているが、ラウス側からは登ったことがなかったので、この機会に羅臼温泉から、懐かしい羅臼岳を目指した。

こちらのコースの方が歩行時間が長く、ウトロ側と違って登山者も殆んどいないので、コース研究を事前に周到に行なうとともに、ヒグマ遭遇確率が高くなるはずなので、若干の緊張感も持ち、臨んだ。実際歩いてみて、長いことは長かったが、コースはよく整備されており、屏風岩までは比較的緩斜面で歩きやすく、何といっても他に人がいないので、知床の奥深さ・静かさを味わうことのできる、非常に素晴らしいコースと感じた。

標高を徐々に上げていくと、色づいてきた美しい紅葉が目に入ってくるとともに、ミツミネから始まる知床連山が徐々に見え始め、そのうちオホーツクの海も見え出してきた。これまで何度も歩き、見てきた光景であるだけに、涙が出そうなほど懐かしくなり、足を止めて感慨深く眺めた。山頂は風がかなり強く、長居できなかったのが残念だったが、久しぶりの知床・羅臼岳を十分満喫でき、満足いく山行であった。

<note>
・基本的に迷うような箇所はなく、登山道はよく整備されているが、時期によって状況は結構異なるのと、泊場の水場は、特定の沢以外は硫黄分が含まれていて飲用に適さないということなので、事前に羅臼ビジターセンター(営業は9〜17時)で情報を収集すべき。実際に登山道をよく歩いているスタッフの方が懇切丁寧に教えてくれる他、ビジターセンター内に登山道の状況をまとめたアルバムがあり、大変参考になった。
・ヒグマ対策は必須で、ビジターセンターで熊スプレーを借りことはできる(1000円)が、結局襲われた時の最終手段としてしか使わないことを踏まえ、当方は熊鈴を携帯するのみとしました。(これもビジターセンターで色々相談しました。)

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