唐沢鉱泉から天狗岳、稲子岳、にゅう

2018年09月28日(金) [日帰り]

• GPS: 07:53
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,183m
• 下り: 1,136m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:51
• 休憩: 1:06
• 合計: 9:57

6:38 唐沢鉱泉
7:18 7:23 唐沢鉱泉分岐
7:54 8:12 第一展望台
8:38 8:40 第二展望台
9:27 9:32 天狗岳
9:48 9:55 東天狗岳
9:58 10:07 天狗の鼻
10:16 10:16 天狗岳分岐
11:03 11:11 中山峠
11:22 11:26 中山峠・みどり池まで40分道標
13:02 13:05 稲子岳
13:45 13:47 ニュウ
14:37 14:38 中山分岐
14:49 14:49 見晴らし台
14:52 14:52 中山峠
14:56 14:56 黒百合ヒュッテ
15:35 15:37 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
16:35 唐沢鉱泉

天候

晴れ。
前日は雨、翌日は台風という合間の奇跡のような好天。
稜線も風はなかった。
2300メートルくらいから登山道に霜がおりていた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尖石考古館の前を通って、三井の森フォレストを目指して進みます。唐沢鉱泉の看板が出てきますのでわかりやすいです。
唐沢鉱泉、桜平分岐を左に。ここからダートですが、えぐれてる所はほとんどありません。

コース状況／危険箇所等

■唐沢鉱泉から樹林帯を登って西尾根を目指します。西尾根に合流すると展望のいい場所にでます。
北アルプス、南アルプス、八ヶ岳が全部見えます。
■少し進むと第1展望台。さっきの場所より更に展望がいい。
■再び樹林帯を軽くアップダウン第2展望台に向かいます。樹林帯はシャクナゲが多い。
■展望台を過ぎるといよいよ西天狗。大石のゴロゴロを登って行きます。
■この辺りの展望は素晴らしい。東天狗は目の前で、ひと登り。
■東天狗から中山峠に下ります。大石ゴロゴロの道、峠近くは急です。
■稲子岳は取り付き点がわかりにくいです。バリルートに入るとすぐに大きなガレが現れ、道は消滅。地形が複雑で地図必携。目的の山と地図を見ながら進む。
■黄色いテープが見つかれば道も見つかります。道は樹林の中で、踏み跡を進むと大きな石の壁にぶつかります。ここで黄色いテープを追って右に巻くのは間違いです。石の壁を左に行くのが正解です。すると赤いテープが現れます。あとは踏み跡に沿って登って行けば稲子岳の砂礫地に出ます。
肝心のところがログ切れていて残念。
■稲子岳山頂は展望なし。山頂からにゅうへは、これまでと違ってピンクテープがたくさん出てきますのでそれを目印に進めば一般道に合流します。
■にゅうから中山峠、黒百合ヒュッテ経由で唐沢鉱泉に戻ります。この道は滑りやすいので注意が必要。木道も整備されているのですが、涸れ沢の大石の道は歩きにくいです。
EK=33.3

写真

9/28 6:39

　ここからスタートです。

9/28 6:41

　こんな道を登っていきます。

9/28 7:32

　シラビソが出てきました。西尾根の展望を楽しみに黙々と進みます。前方が明るくなると西尾根は近いです。

9/28 7:56

　西尾根と合流すると、展望のいい場所に出ます。
　ここで最初の休憩。御嶽山がよく見えました。

9/28 7:57

　槍穂高、常念岳。

9/28 7:57

　乗鞍。
　

9/28 8:13

　第1展望台。更に展望がよくなりました。

9/28 8:13

　蓼科山も見えます。

9/28 8:15

　また樹林帯に入ります。歩きやすい道です。

9/28 8:38

北岳、甲斐駒、仙丈ケ岳。手前に鋸がうっすら見える。

9/28 8:38

　植物にも登山道にも霜がおりています。

9/28 8:39

　第2展望台。

9/28 8:53

　西天狗の手前の大石ゴロゴロ地帯。

9/28 8:53

　登ってきた西尾根を振り返る。こうしてみるとアップダウンあるな。

9/28 9:28

　西天狗山頂が見えてきました。
　先を急ぎます。

9/28 9:28

　東天狗に続く道。山頂に3人見えます。

9/28 9:29

　硫黄方面。

9/28 9:29

　その向こうに赤岳、中岳、阿弥陀岳。

9/28 9:40

　東天狗へ向かい、西天狗を振り返る。空が青い。

9/28 9:50

　東天狗に到着。
　天狗岳は北八ケ岳と南八ケ岳の境目にあり、展望が素晴らしいです。
　もっと評価されていい山だと思います。

9/28 9:51

　同じようなものを何枚も。

9/28 9:53

硫黄はガスが発生。

9/28 10:07

蓼科山に続く穏やかな峰々。

9/28 10:15

　これから行く方向。何でや？ガスが〜。

9/28 10:16

東天狗を振り返る。

9/28 10:19

シックな秋の装い。

9/28 10:28

　ガスが晴れてきましたよ。今日の目的地。うっすら姿を現しました。フフフ。

9/28 10:28

結構な下り。

9/28 10:31

　全貌を現しましたよ。あそこまで行くのは大変だ。先を急ぎます。

9/28 10:31

どういう地形ですかね？

9/28 10:42

　整備されている箇所は急ぎ足で。

9/28 10:45

途中の道標。字は消えています。展望がいいです。

9/28 10:49

　少し近づいてきたかな？角度が違ってきました。
　どこをどう登っていくのでしょうか？

9/28 10:56

　確実に秋の気配。

9/28 11:03

中山峠に着きました。

9/28 11:03

　みどり池方面に進みます。最初のところ、鎖があった。

9/28 11:19

やや暗めの道を下って行きます。

9/28 11:31

　いよいよ、稲子岳に取りつくというところで、ログが切れてしまいました。
　この後大きなガレ場があり、みんなのあしあとを追っていったら、とんでもないガレの中にに入り込んでしまいました。どう見ても稲子岳はもっと右方向でしょ？

9/28 12:04

　ガレ場をやっとのことトラバースして、樹林帯に入りましたが、道らしきものは皆無。歩きやすい所を歩きながら、地図を頼りになんとか修正。
　すると素晴らしい道に出ました。黄色いテープもある。これですね。

9/28 12:04

　素晴らしい道の黄色テープから、来た方向を写したところ。
　ここはまだかわいいです。ガレ場を逃れたあとに入った樹林はもっと困難な状態で、一般道からここまで30分以上かかっています。迷わずいけば15分でいけると思います。最初に相方が樹林の方に道が見えると言ったのに、ガレを上がり過ぎてしまったのが失敗。

9/28 12:35

　素晴らしい道に出ればこっちのものと思いきや、再びロスト。写真はありませんが、大きな石の壁に突き当たった所で黄色テープを追って右に巻いてしまいましたが左が正解。このロスト箇所辺りからログ復活で不審な動きをしているのがわかります。

9/28 12:35

完全に事前勉強の不足でロスタイムはあったものの、やれやれ砂礫地に出たので一安心です。

9/28 12:43

硫黄ですね。ロスタイムを取り戻すために、先を急ぎます。

9/28 12:56

砂礫地から樹林に入ります。踏み跡あります。

9/28 13:01

しかし、倒木もかなり。

9/28 13:03

稲子岳山頂に着きました。

9/28 13:04

荒れてはいますが、迷う感じではない。

9/28 13:04

こんなところもありました。

9/28 13:04

踏み跡なくてもピンクテープが見つかります。

9/28 13:30

また現れた踏み跡を追って進みます。

9/28 13:30

よく見るとピンクテープが見つかります。この辺からテープ増えました。

9/28 13:35

踏み跡しっかりありますね。

9/28 13:54

稲子岳からはそんなにかからず、一般道に出ました。一般道から見たバリルート入り口です。
この左手がにゅう方面。右手に進むと小さなハシゴがあるのが目印。
踏み跡もほぼ見えないしわかりにくいですね。この取り付きは難しいけれど、少し入り込むとピンクテープがずっと続いています。

9/28 13:54

反対側にピンクテープ。これが目印？

9/28 14:31

前日にかなり降ったらしく、ぐちゃぐちゃの登山道。

9/28 14:42

にゅうから中山峠に向かう道から稲子の砂礫地が見えました。

9/28 14:43

砂礫地の右斜め下に、白く岩場が見えていますが、これが素晴らしい道を突き当たった所の岩壁だと思われます。この岩壁を左に回り込み、樹林の中を登って行けば砂礫地に出るということですね。

9/28 14:45

今日は一日中、天狗は晴れていました。

9/28 14:47

東と西の双耳峰。

9/28 14:47

砂礫地に天狗の影。

9/28 14:52

中山峠に着きました。

9/28 14:56

黒百合ヒュッテ。

9/28 15:37

唐沢鉱泉へ向かいます。

9/28 16:33

9/28 16:35

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

biranji

稲子岳、しらびそ小屋の花守記という本でコマクサを保護されていることを知り、いつか行ってみたいと思っていました。それによるとしらびそ小屋から中山峠に行く途中に取り付きがあって簡単に行けるような感じだったので、2年前にしらびそ小屋から下見に行きましたがよくわかりませんでした。ぽっと休みが取れたのでどこに行こう？と天狗と稲子のセットで登ってきました。反省として、下調べが不足。一般道でない所に行くのに欲張ったコースで余裕がない登山になってしまいました。