安達太良 鬼面山北壁ソロクライム
- GPS
- 01:59
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 305m
- 下り
- 310m
コースタイム
天候 | 風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
近いところでドライツーリングの練習でもしようかと思っているうちに4日も昼になってしまった。
正月太りも気になりだしたので、なにかせねばと近いところで鬼面の北壁とした。
鬼面山北壁は、5、6回登っているが、そのうち2回はロープを組んで。あとは夜中にソロで登っているだけで明るいときに一人で登ったことはない。
進退極まった時のために、バイルとピッケル、7mm×50m、ピトン3枚、スリング4本、ナッツ3個、キャメロット#1、ツェルト、メタ、地図、コンパス、テルモスに紅茶。
30分で用意してGO。
野地温泉に車をおいて取り付きへ。
旧国道から取り付きまで直登してゆくが、雪が少なく、ヤブがひどい。
40分ほどで壁の左から2本目のリッジに取り付く。14:20
ブッシュを一段のっこして、小さなルンゼに入り、右にトラバースでリッジ中央に出るが、大きな岩の段差に張り付いたブッシュは所々垂直となって結構緊張する。
高度感満点と言いたいところだが、途中から風雪となり、イマイチ景色を楽しめない。
適度な緊張感のある登りで順調に高度を上げる。
一人だから、ビレイして寒くならないのでいい。
勿論、落っこちたらタダではすまないのでゆっくり慎重に登る。
左から伸びている顕著な尾根に合流する手前、ようやく快適なミックスクライミングになるがあっという間に終了。
岩場が終わり稜線まで、またもやスカスカのブッシュ。
縦走路に合流し、すぐに山頂となる。15:40
風が強い。写真を撮ってすぐに下山開始。
下りは吹き溜まりに足をとられながら、淡々とラッセル。
暗くなる寸前、野地温泉に着いた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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記録を読み、懐かしさでいっぱいになりました。
昭和53年の2月に二人で鬼面山北壁の北稜を登りました。急峻なリッジで高度感がありました。基部でビバークして2時間ぐらいで登り切ったと思います。当時、大学の山岳部にいましたが、誰かが登ったという記録が見当たりませんでした。「鬼面山北壁」などという名前も自分勝手につけていました。あと、滑川の大滝は夏に中央バンドまで試登して、上部の岩がボロボロで退却しました。
以上、感想です。ご健闘を祈ります。 小出 潔
小出さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今も昔もクライマーは目をつけるところは同じですね!
お互い、気をつけて登りましょう。
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