八方尾根丸山(丸山ケルン〜無名沢〜唐松沢下部滑降)
- GPS
- 06:37
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 798m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
天候 | 霧時々晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方尾根スキー場は雪不足のため最上部のリフトは運休中。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方尾根:稜線は地面が出ていますが、稜線の南面北面をトラバースして滑ることが可能(多少登り返しが必要)。 無名沢〜唐松沢下部:ほとんどがややパックされた雪質。左岸のほうはパウダーだが雪崩が心配。唐松沢大滝手前から水流あり。南滝は右岸小尾根から迂回。無名沢からなら右岸の高い位置をトラバースすることでほとんど登りかえし不要。滝下からはかなり水流がでている。おもに左岸、一回だけ右岸をすべった。湯ノ入沢は簡単に渡渉。以降は林道をくだった。標高1000m付近でトレースが合流するまで下りラッセル。二股でタクシーを呼んで八方尾根スキー場に帰還。 |
写真
感想
各地から薮スキーの報告が舞い込む、今シーズン。3連休の予報は8日のみ冬型の気圧配置がゆるみ、日本海側の降雪も一時休止とのこと。メッシュ予報で晴れの期待できそうな八方尾根から唐松岳を狙ったが、あいにくのガスと強風で丸山ケルンまで。帰路は無名沢を滑降、唐松沢下部を再び訪れてみた。
八方尾根スキー場最上部のグラートリフトは、積雪不足で運転休止中、ゲレンデをシール+クランポンで登高。丸山ケルンまでスキーで何とか行けたが、視界も悪く単独でなので唐松岳はあきらめここで引き返す。下降は尾根の南面北面を適当にトラバースすれば、岩を避けることができる。2200m付近から無名沢を下降、トレースあり。ほとんどがパックされた雪質。唐松沢に合流するあたりから南滝の迂回のため右岸を高くトラバース。小尾根に乗るべく慎重にトラバースしていると先行トレースの一団が滝を引き返し下から登ってきた。あと10mくらいで尾根に乗れるところで彼らが雪崩を心配したのか迂回するように合図をおくってきた。仕方なく数mだけスキーを脱いで手前尾根に上る。十数mトラバースのあと滝下に下降。南滝下にトレースはなく、沢はまだ埋まっていない。両岸斜面は大きくうねっているためシールを装着した。左岸をどんどん降りていったが、ますます沢割れがひどくなり、何か険悪な様相で、このまま単独で降りていって、遭難してはまずいと考え引き返す準備をしていると、先ほどのグループが降りてきた。フィンランド人グループと単独の男性で、唐松沢は初めてのよう。単独でなければ何とかなりそうなので、再び唐松沢を下降。スノーブリッジをつかって一回右岸に移った以外は左岸を滑り、なんとか雪をつないで行けた。湯ノ入沢はほとんど靴をぬらすことなく渡渉可能。その先フィンランド人グループが右に行くが単独ラッセルで林道をゆく。トレースのない緩い林道のくだりでは推進力が必要で遅々として進まなかったが、1000m付近で右岸からトレースが合流し圧雪となり快適に二股まで下ることができた。二股で携帯電話をつかってタクシーを呼び八方尾根スキー場の駐車場に戻った。
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