霧藻ヶ峰〜三峯神社から三峰口駅

2018年10月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:15
• 距離: 18.0km
• 登り: 738m
• 下り: 1,461m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:51
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:14

9:48 三峯神社バス停
10:03 10:04 三峯神社
10:26 10:26 妙法ヶ岳分岐
11:17 11:18 地蔵峠
11:27 11:43 霧藻ヶ峰
11:51 11:51 地蔵峠
12:48 12:52 大陽寺
13:16 13:17 大日向
14:14 14:14 大陽寺入口バス停
15:02 三峰口駅

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「26　雲取山・両神山」（2018年版）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田八王子　　　　　JR 横浜線　　　↓
八王子東飯能　　　　JR八高線　　　842
東飯能西武秩父　　　西武秩父線　　401
西武秩父駅三峯神社　西武観光バス　927　※IC可


起点：三峯神社バス停
終点：三峰口駅

三峰口西武秩父　秩父鉄道　　440　※IC不可
祭の湯
西武秩父東飯能　西武秩父線　 401
東飯能八王子　　JR 八高線　　↓
八王子町田　　　JR 横浜線　　842

コース状況／危険箇所等

・三峯神社から霧藻ヶ峰までは多くの人が歩くコースで、明瞭で歩きやすい道がほとんど。
・霧藻ヶ峰から大日向までも、歩く人は少ないながらも道ははっきりしていて難しいところはなかった。ただし急坂が多い。でも意外と大きな段差が少なくて歩きやすかった。
・大日向から三峰口駅まではすべて舗装路。国道は大陽寺入口バス停から強石集落手前まで、幅広の歩道が付いているので安心。

その他周辺情報

○祭の湯　1,030(休日料金)

写真

10/21 7:42

久々の西武秩父駅。
三峯神社行きのバスは混雑するだろうから、早めに到着。
バスの時間の1時間以上も前...

10/21 7:42

三峯神社行きのバスのりば。
まだ誰もいなかった...
8時過ぎに池袋からの特急が着くと一気に混雑する感じ。

10/21 7:44

祭の湯の前から武甲山がよく見える。

10/21 9:48

バスに乗って約80分。
三峯神社のバス停に到着。
やっぱりバスは満杯だった。

10/21 9:48

駐車場もすでに一杯。

10/21 9:49

三峰ビジターセンター。

10/21 9:52

特徴的な鳥居を潜って、まずは三峯神社へ。

10/21 9:55

あれ、ツツジが咲いてる...

10/21 9:57

まずは武尊さんにご挨拶。
手がデカい。

10/21 9:59

奥宮の遥拝所から。
右端が奥宮がある妙法ヶ岳。

10/21 10:00

奥宮の遥拝所。
大輪に下る表参道もここから。

10/21 10:01

さて、門を潜って三峯神社へ。

10/21 10:03

三峯神社。

10/21 10:05

鮮やかな本殿。

10/21 10:06

背後に少しだけ紅葉。

10/21 10:07

再び遥拝所への道。

10/21 10:09

鳥居の前にいる狛犬。
筋骨粒々。

10/21 10:10

店にはおいしそうな食べ物が...
こっちをゴールにしても良さそうだけど。

10/21 10:10

向かいの白石山。

10/21 10:11

奥宮の参道へ。

10/21 10:17

白い鳥居を潜る。

10/21 10:21

奥の院から大陽寺に行ける道があったのか。

10/21 10:26

次の鳥居は潜らずに直進。
鳥居を潜ると妙法ヶ岳に行く。

10/21 10:33

なだらかな道が続く。
紅葉はまだだった...

10/21 10:54

炭焼平。
ここを過ぎると登りが急になる。

10/21 11:02

頭上の紅葉。

10/21 11:16

青空に紅葉。
登るにつれて赤が増えていく。

10/21 11:17

そして、地蔵峠。
ここで大陽寺への道が別れるけど、その前に霧藻ヶ峰へ。

10/21 11:18

地蔵峠は紅葉がいい感じ。

10/21 11:20

少しだけ登ると、道の真ん中に三角点。

10/21 11:21

三角点の場所からは、いい眺め。

10/21 11:21

目立つのは両神山。
右奥にうっすらと浅間山。

10/21 11:21

妙法ヶ岳。

10/21 11:21

すぐ下に歩いてきた稜線が見える。

10/21 11:25

山頂近くに立派なトイレがあった。

10/21 11:25

屏風状の岩が現れると...

10/21 11:26

秩父宮御夫妻のレリーフ。
登られたのは昭和8年なのだそうで。

10/21 11:26

上高地のウェストン碑くらいの大きさかと思っていたら、けっこう大きかった。

10/21 11:27

すぐ近くに小屋があって、ここが霧藻ヶ峰の山頂。

10/21 11:28

霧藻ヶ峰。
この名前も秩父宮殿下の命名だとか。

10/21 11:28

山頂にある霧藻ヶ峰休憩舎。

10/21 11:28

山頂の紅葉。
山頂はほぼ樹林に覆われている。

10/21 11:29

唯一両神山の方向だけは開けている。

10/21 11:33

両神山を眺めながら一合おにぎり。

10/21 11:39

下に三峯神社の駐車場が見える。

10/21 11:43

ひと休みしたら下山開始。
下りは紅葉を楽しみながら。

10/21 11:44

10/21 11:46

10/21 11:49

10/21 11:51

地蔵峠の地蔵様。

10/21 11:51

地蔵峠から大陽寺の方へ。
大雨とか冬季は通行禁止らしい。

10/21 11:53

地面にはどんぐりがたくさん。

10/21 11:56

見上げると紅葉。

10/21 11:56

10/21 11:59

歩く人は少なそうな感じだけど、意外と道は明瞭で、随所にベンチなども設置してある。
そして紅葉はやっぱり高い所だけだった...

10/21 12:03

途中でカラマツ林を掠める。
黄葉はまだまだ。

10/21 12:06

シカとかクマとか、動物の宝庫らしい。
あまり嬉しくないような...

10/21 12:07

ハウチワカエデ。

10/21 12:13

お清平への分岐。
背後の急斜面をジグザグに下ってきた。
これからもまだ急斜面は続く...

10/21 12:17

舗装された林道を横断。

10/21 12:19

紆余曲折。

10/21 12:25

2度目の林道横断。

10/21 12:32

局所的に岩と苔。

10/21 12:41

3度目の林道横断。
少しだけ下る方に進むと、下りる道がある。

10/21 12:45

何やら屋根に守られた社の前を通る。

10/21 12:46

大陽寺の上に出てきた。

10/21 12:47

何やら古そうなお堂。
こっちは裏側みたい。

10/21 12:47

趣のある石仏もちらほらと。

10/21 12:48

さっきの古いお堂の表側。
額に書いてある名前が煤けていて読めない...

10/21 12:49

階段を下りると、大きな建物。
こっちが本堂かな？
昔から宿坊だったのだろうか。

10/21 12:49

中央の入口。
ずいぶん古そう。

10/21 12:51

近くにある閻魔堂には、ずらりと閻魔像。
地獄の法廷で裁かれている気分。

10/21 12:51

右側からも厳つい像に睨まれている。

10/21 12:52

仁王門。

10/21 12:53

仁王門の仁王像。
ちょっと寄り目。

10/21 12:54

仁王門の前からの眺め。
急峻な谷と奥深そうな山々。

10/21 12:54

渓山閣。
きっといい眺めなんだろうな〜

10/21 12:58

仁王門から先は、道々に石仏と丁目石がある。

10/21 13:01

時々見える深い谷。
こっち側もけっこう崖みたい...

10/21 13:09

巨岩ごろごろの46丁目。

10/21 13:14

昔は茶店だったのだろうか。

10/21 13:15

紅葉すると良さそうだな〜

10/21 13:16

舗装路に出て、ここが大日向。

10/21 13:18

大血川渓流観光釣場。
たくさんの人で賑わっていた。

10/21 13:19

変わった台座の石仏。

10/21 13:20

大血川。
名前とは裏腹にとてもきれいな水。

10/21 13:20

後は延々と車道歩き...

10/21 13:26

向こう岸にはもの凄い傾斜の山。

10/21 13:42

あの歪なピークは妙法ヶ岳。

10/21 13:47

車道沿いにひっそりと石仏と丁目石。

10/21 13:55

大血川遊歩道なるものがあったけど...行かなかった。
川岸まで大きく下って登り返さないといけないみたい。

10/21 14:04

正面に剥き出しの岩。

10/21 14:07

その岩の下に国道のトンネルが通っている。

10/21 14:10

大血川橋を渡る。

10/21 14:10

橋の下は大血川、ではなくて荒川。
奥に見える尖った山は妙法ヶ岳。

10/21 14:12

大日向山大陽寺の碑。
東国女人高野霊場とある。
三峯は女人禁制だったので、男性は三峯、女性は大陽寺、というのが恒例だったらしい。

10/21 14:14

そして、国道に合流するところにあるのが丁目石の起点。

10/21 14:14

国道に出ると、大陽寺入口バス停。
次のバスは...1時間40分後。
歩いた方が早いな...

10/21 14:16

というわけで、国道を歩く。
広い歩道が付いていて安心。

10/21 14:16

歩行者はトンネルを迂回する。

10/21 14:16

金蔵さんが落ちたのか落とされたのか。

10/21 14:17

金蔵落しの渓流。

10/21 14:18

紅葉が進むといい絵になりそうなところ。

10/21 14:19

車向けに頭上注意の看板があったけど、これか〜

10/21 14:22

校庭の銀杏の木。

10/21 14:25

何やら目立つ岩峰。
名のある岩だろうか。

10/21 14:31

後で渡る万年橋が見えた。

10/21 14:33

下に発電所。

10/21 14:34

強石の集落の手前で国道を離れる。
歩道はちょうどここで途切れる。

10/21 14:35

万年橋を渡る。

10/21 14:35

万年橋からの荒川。

10/21 14:52

白い白川橋が見えてくると、三峰口の駅は近い。

10/21 14:53

昨年通ったときはカブトムシの養殖場だったはずだけど「六角堂ログあずまや」になっていた。

10/21 15:00

武甲山と急行列車。

10/21 15:02

三峰口駅に到着。
三峯神社から5時間ほど。
道が歩き易かったせいか、意外と早く着いた。

10/21 15:09

帰りの列車は西武直通の列車。

10/21 15:48

でも西武秩父駅で降りて祭の湯へ。
やっぱり混雑していた...

10/21 16:33

そばとミニ味噌豚丼。

10/21 16:52

帰りも西武秩父の普通列車。

10/21 16:53

西武秩父駅からの武甲山。

撮影機器：

PENTAX K-3 II ボディ ペンタックス

装備

MYアイテム

WashiTabi

重量：-kg

感想

WashiTabi

そういえば最近は埼玉県を歩いていなかった気がするので、今週は奥秩父。
行き先は、霧藻ヶ峰。
三峯神社から雲取山に向かう途中にある山で、通る人は多いけどこの山を目的地にする人はあまりいない...
霧藻ヶ峰から大陽寺に下り、さらに三峰口駅まで歩いた。

三峯神社は8年前に妙法ヶ岳を歩いた時に一度来た事がある。
その時は、駅からのバスが立ちっぱなしでキツかったので、今回は教訓を生かして早めに駅に。
バスの時間に合わせた電車だと座れなくなるのは確実。
なので、もう1本前の電車にすると、今度はバスの時間の1時間以上も前に駅に着くことになる...
バスで1時間立ちっぱなしか駅で1時間待つかの選択になるけど、やっぱり駅で1時間待つ方がマシかな。
やっぱりバスは満杯になったけど、座れたのでよかった。

三峯神社はそろそろ紅葉しているかと思っていたけど、まだ早過ぎた。
色付き始めてはいるものの、もう1〜2週くらいだろうか。
紅葉が良かったのは霧藻ヶ峰の山頂付近。標高1400mを超えた辺りからはいい感じに紅葉していた。

展望という点では、霧藻ヶ峰の山頂と三角点のある場所でそれぞれ両神山の方が見える程度で、見晴らせる場所はほとんどない。
稀にみる快晴の日だったのに、ちょっともったいなかったかな...

三峯神社から霧藻ヶ峰の間は歩いている人はそれなりに多いけど、霧藻ヶ峰から大陽寺方向の道では誰にも合わなかった...
歩く人が少ない割には道ははっきりしているし、大きな段差もほとんどない意外と歩き易い道だった。
でも、けっこうな急斜面にジグザグに付けられた道を下っていくところが多い。登りはキツそう。

大陽寺もなかなか良かった。
古い大きな建物に、閻魔堂にずらりと並ぶ閻魔像が見事だった。

それからこのコースの最大の難点は、後半の舗装路歩き。
大陽寺の参道入口で観光釣場のある大日向から、最寄の大陽寺入口バス停までは約4km。
そこから三峰口駅まで歩くとさらに4km。おおよそ2時間の舗装路歩きになる。
でも、急峻な山々と岩、深い谷になっている大血川に荒川とか、展望は少ないながらも時々見える景色はなかなか見事。

登りは標高差500m強で1時間半、下りは標高差1,200m超で3時間半。
半分は山道でもう半分は舗装路歩き。
展望は少なめで、紅葉に古寺に急峻な山と岩と深い谷を眺めながら歩く、ちょっと通向きなコースかな。

○すべての写真（Googleフォト）
https://photos.app.goo.gl/k13K3HYHFxj3x26G9

○関連
・2008年11月　妙法ヶ岳　https://yamare.co/1622707