鳳凰三山【青木鉱泉より周回】

2018年10月20日(土) 〜 2018年10月21日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.7km
• 登り: 2,058m
• 下り: 2,060m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:38

7:22 青木鉱泉
9:05 9:10 南精進ヶ滝
10:22 10:33 白糸の滝
11:05 11:14 五色の滝
12:00 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 2:38
• 合計: 9:00

5:36 鳳凰小屋
6:35 7:03 地蔵ケ岳
7:06 7:09 賽の河原
7:19 7:26 アカヌケ沢の頭
8:13 鳳凰小屋分岐
8:46 9:04 鳳凰山
9:04 10:04 薬師岳
10:09 10:25 薬師岳小屋
10:25 10:36 薬師岳
11:25 11:40 御座石
13:57 林道出合
14:00 中道ルート登山口
14:36 青木鉱泉

中道コースは急なので休憩とりつつ下りました

天候

20日 晴れ〜曇り、午後は軽く雹〜小雪
21日 快晴微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅はくしゅう前泊
青木鉱泉 750円/日　2日で1500円 前払いして登山開始

コース状況／危険箇所等

ドンドコ沢コースは倒木多い。歩き易いとは言えないが随所に滝があって飽きない。
中道は、かなり急坂と聞いてビビって下りたが、掴まる木が豊富でさほどではなかった。が、道のりが長いのでくたびれて転倒した。

その他周辺情報

むかわの湯

写真

10/20 7:35

おはようございます。青木鉱泉から歩き始めました。いきなり工事現場です

10/20 7:36

とてもわかりやすい看板です。川が増水したら恐そうです

10/20 7:45

仮設橋にて砂防ダムを渡る。こうゆうの、なぜか好きです(^_^;)

10/20 8:04

石ごろの沢を渡って

10/20 8:42

滝と言えるような流れを眺めてみたり。特にコース始めの方では倒木が多く、またいだり潜ったり何度かしますが、沢の景色が変化するので全然飽きないです

10/20 8:57

こんな綺麗な流れも渡ります

10/20 9:01

滝展望台経由ってのに魅かれて、行ってみました

10/20 9:07

これが南精進ヶ滝！

10/20 9:08

流れ落ちる水しぶき

10/20 9:08

滝つぼも美しい

10/20 10:08

途中、鳳凰の滝への看板がありましたが、どのくらいで行けるかわからないのでパスしてしまいました。岩と根っこの道をどんどん進みます

10/20 10:22

そして、白糸の滝を鑑賞しながら休憩です。これはアップ

10/20 10:22

遠景で撮影。カラマツとのコントラストが綺麗！糸って雰囲気ではない立派な滝でした

10/20 10:50

またまた小さな沢を渡ると

10/20 10:52

なんともホラーな看板が(^_^;)　五色の滝への道が二つ示されてますが

10/20 11:01

五色の滝へは、ホラーな「山道」と書いてある方に従って、登山道を進みました

10/20 11:05

おお！でかい！！

10/20 11:05

ちょっと近づいてみた。せっかくなので、滝壺の辺りまで行ってみようかと

10/20 11:07

大迫力！！水しぶきがバシバシ飛んできます

10/20 11:07

滝壺のすぐ傍へ行けそうですが、既に水しぶきが飛んできてる上に轟音で流れてるので恐いです。いい滝見せてもらいました！！

10/20 11:33

標高上がっても森の中を歩く。南アルプスのイメージそのままです

10/20 11:43

五色の滝を見てから登ってたのが、緩やかに下ってるなぁと思ったら、平らな不思議な場所に出ました。仲良しカラマツが立ち並んでました

10/20 11:43

大きな御屋敷のお庭を思わせる風景

10/20 11:44

ちょっとした小川を飛び石的な石で渡りました。優雅な気分になります

10/20 11:55

ここまで随所にみられたサルオガセがたくさん垂れてる。平らになったから小屋が近いと思ってると

10/20 12:01

着きました。鳳凰小屋、お世話になります！外ベンチで、さっそくお昼ごはんです。
お昼食べ終わって翌日の山専ボトル用にお湯沸かしてたら、小さな雹が降ってきました

10/20 13:44

これは部屋の窓から撮影、見えないですが小雪が舞っています。夜、目の前の黄葉したカラマツに雪がついてすごくきれいでした。そして布団と毛布が薄いのか、上着全部着ても寝床は寒かった…持ってないけどダウンのズボンも欲しかったです。ホッカイロ持って行くべきでした

10/21 5:45

翌朝、自炊棟でお弁当を食べて出発しました。明るくなってきて急登がよくわかる

10/21 5:49

昨日降った雪のおかげで滑りやすいですが

10/21 5:49

陽が昇る前、木々についた雪が綺麗です

10/21 5:58

おっ昇った！！木々の間から太陽(^O^)／

10/21 5:58

森もピンクに染まる

10/21 6:10

ほんのりピンクの雪面と木々がめっちゃ綺麗♪

10/21 6:10

木の向こうにオベリスクだが見えます

10/21 6:13

いざ地蔵岳へ

10/21 6:27

抜けるような青空と踊ってるみたいな木々。稜線歩きも期待できます

10/21 6:27

近づくオベリスク!(^^)!　白砂で登りづらいかと思ってたら、雪がついて地面が締まったのか、ズルズルしなくて登りやすかったです

10/21 6:34

オベリスク直下に到着！粉砂糖をふりかけたみたいです

chayiseさん撮影、日の出と富士を見つめるお地蔵さんです。今日も平和な一日が始まりました

10/21 6:41

オベリスク基部をちょっと登って展望を楽しみました。甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳がお出迎え

10/21 6:42

朝の甲斐駒アップ

10/21 6:43

仙丈もアップ、雪けっこう降ったんだな

10/21 6:42

これから向かう観音岳の向こうには富士山が！！

10/21 6:46

オベリスクの岩場に、お地蔵様がいたので拝ませていただきました

10/21 6:48

素晴らしい富士山

10/21 6:50

呑気に写真撮ってたら、オベリスクの上まで登ろうと試みたchayiseさんがストップ、雪もついてるしこの先は危ないので下りてきました

10/21 7:06

地蔵岳から進んで賽の河原、今回の山旅の目的地です。調べると賽の河原は仏教の世界で、亡くなった子供が三途の川を云々…などあるようですが、とりあえずそれは省略

10/21 7:06

子供を授かりたくてお地蔵様を借りて行き、子供を授かるとお礼に一体プラスして二体のお地蔵様を返しに来る、そして地蔵が増えた…いつしか子授け地蔵とも呼ばれるようになったらしい…ほわっとした、ネットからのにわか知識をインプットしたので

10/21 7:09

お地蔵様は連れて帰れないし担いでも来れないけど、大好きな山の上で願掛けしたいという勝手な都合のいい理由で、鳳凰三山までやってきました。パッと見でお気に入りになったお地蔵様に祈願させていただきました（*^_^*）

10/21 7:06

お地蔵様たちはいつもこの景色を見てるんだな

10/21 7:11

オベリスクとお地蔵様、また来るよ！

10/21 7:18

アカヌケ沢の頭に着きました。今度は北岳と間ノ岳がお出迎えです

10/21 7:18

アップで北岳と間ノ岳、バットレスがごつくて凄い

10/21 7:18

遥かに向こうに頭を出してるのは？

10/21 7:23

五明行者さんの前で太陽見ながら記念撮影です(^O^)

10/21 7:26

標識に従い、いざ三山最高峰へ。岩場に雪がついて滑る場所多数！

10/21 7:40

三山とひとつにまとめられても、地蔵岳〜観音岳へはアップダウンがたくさんで、普通に縦走でした

10/21 7:41

でもこの景色見ながら最高の縦走♪

10/21 7:43

カラマツが逆光でキラキラいい感じでした

10/21 7:46

岩に雪にカラマツな光景

10/21 7:56

日陰に入ると急に寒い

10/21 8:01

これはレコでお見かけする木ですね。この後の岩場の登りで、雪がついてたからか、よじ登る感じでちょっと躊躇しました

10/21 8:12

やっと、鳳凰小屋からの近道の分岐です。ここからまた登りあげて観音岳へ

10/21 8:19

来た道を振り返る、地蔵岳のオベリスクが遠くなりました。晩秋の鳳凰三山です

10/21 8:25

間ノ岳の南奥に、白い山が大きく見えてきた

10/21 8:25

これは塩見岳の方かな？山名はわからなくても、普段登る山からはお目にかかれないお山が見えると嬉しいです!(^^)!

10/21 8:25

素敵な山のシルエット。あー行ってみたい

10/21 8:26

こっちの稜線も素敵！！またお休みが必要だわ…(^^;)

10/21 8:38

振返って甲斐駒と地蔵岳

10/21 8:38

八ヶ岳も裾野まで綺麗☆

10/21 8:38

大きな岩場は、右と左両方に踏み跡があり、左から廻り込むと

10/21 8:41

右から来たchayiseさんと合流。仙丈ヶ岳がよく見えます

10/21 8:41

大きな岩場を過ぎると、すぐそこが観音岳でした

10/21 8:42

存在感のある富士山。他の山に抜きんでている

10/21 8:46

最高峰観音岳！！到着！！

10/21 8:52

二等三角点があります。この岩場で測量したの！？

10/21 8:54

山頂標識の立つ岩場に登っても、もちろんこの絶景

10/21 8:55

北岳と間ノ岳　並んでかっこよく

10/21 8:55

北岳アップ、険しくて雪がつきにくいのか、バットレスが朝よりもはっきり見える気がします

10/21 8:55

間ノ岳アップ、けっこう雪がついてます

10/21 8:55

ゆったりとした雰囲気の南アの女王　仙丈ヶ岳、朝より雪融けた！？

10/21 8:55

甲斐駒の黒戸尾根は見るからに険しい

10/21 8:57

最後のピークはすぐそこに見えます。富士山に向かって行くような、気持ちよさそうな稜線

10/21 8:59

オベリスクのアップ、間近で見るよりかっこいい！！

10/21 8:59

八ヶ岳もくっきり！！

10/21 9:19

薬師岳までの稜線歩き中も、ずっとこんな景色に癒される

10/21 9:28

雪に落書きしながら進む…もうそこ薬師岳！

10/21 9:31

着いたー三山目のピーク！！絶景ランチにします

10/21 10:01

南アルプスの名峰達を見つめる

10/21 10:31

休憩後、新しくなったという薬師小屋へ寄ってみました。木の香りがしてとても綺麗でした。薬師岳へ登り返し中、絶景の富士山

10/21 10:31

同じく登り返し中、振返って

10/21 10:38

では絶景を目に焼き付けて下りましょう

10/21 10:38

10/21 10:50

雪の残る中道登山道

10/21 10:59

正面には富士山がチラっと見えつつ下ります。もうそろそろ樹林帯に入って展望がなくなります

10/21 11:25

これが御座石ですか？たくさんの方が休憩中。やっとカッパを脱いで休憩です

10/21 12:05

途切れることないイワイワの急な道です。気を抜けないです

10/21 12:32

やっと緩やかな道です。広い笹原だ！気持ちいい！！と下ってたら、気が緩んだのかこの先で突然コケて派手に笹原へダイブ…

10/21 12:59

緩やかな傾斜の笹原で2回転して止まりました。笹原で良かった…気を取り直して休憩後歩きだしました。

10/21 13:06

部分的に紅葉が綺麗でした。午後だから逆光なのも良かったです

10/21 13:19

広場のような場所まで下りると、青木鉱泉への看板がありました。この先は九十九折れにどんどん下ります

10/21 13:24

見上げると、まだら紅葉

10/21 13:34

倒木の脇で休憩後、倒木を越えてさらに九十九に下る

10/21 13:57

明らかに急斜面が終わった場所まで下りてきました。薬師岳への小さな看板があり、森の中に古い小屋が見えます

10/21 14:01

これが中道登山口。奥の廃屋と共に時代を感じます

10/21 14:09

川のせせらぎに癒されながら林道てくてく帰ります

10/21 14:16

砂防ダムの上では紅葉まだら模様です。もう少しで綺麗ですね

10/21 14:23

今回の山旅で見つけた数少ないトリカブト？のお花

10/21 14:31

途中で、青木鉱泉への近道があったはずなのに、全くわからず橋まで来てしまいました

10/21 14:37

駐車場に戻りました。鳳凰三山は素晴らしい展望のお山でした！ありがとうございました！！

感想

hiibou

鳳凰三山地蔵岳のオベリスクは、山頂でピョコっと飛び出てるのが周りのいろんな山から見え、あのピョコを近場で見てみたいと思っていました。また地蔵岳にはお地蔵様がいるとのこと。にわかに得たネット情報では子授け地蔵と呼ばれてるそうなので、信心深くはないですがこれは一度、お地蔵様に会いに行こうと思いました。雲ひとつない太陽の下でお地蔵様たちは街を見守っていました。
地蔵岳から観音岳へはアップダウンがあり日陰の場所では凍り気味の場所もあり、また個人的には短足のためか、鎖がある方が楽と思われる足場の少ない岩場もあり、稜線の見た目よりも疲れました。歩きながらずっと見えてる北岳間ノ岳と、前方に見えてる富士山はいつも目を楽しませてくれました。
三山縦走は常に展望の素晴らしい稜線で、観音岳頂上で360゜丸見え、その先薬師岳までは短い区間ながら、アップダウンも少なく気持ちいい最高の稜線歩きを満喫しました。
薬師岳小屋に寄ったところ下りの中道は、かなりの急坂とのこと。しかし東斜面のためか昨日の雪は既にほとんど融け、木の枝や根っこなど掴まるものが豊富でした。そのまま笹原で調子に乗ってサクサク下ってたら転んで反省しました…
今期は雪が早そうで高い山にはもう行けないと思ってたけど、晩秋の鳳凰三山を歩けて周りの山の雪化粧も楽しめて良かったです。

コメント

うえはる

雪と青空とオベリスク❣
懐かしい鳳凰三山のコース
夏前にテント背負って登ったなー
とってもしんどかった
でも稜線登った時の景色は最高でした
すてきな雪景色も見られて良かったですね

hiibou

Re: 雪と青空とオベリスク❣
2年半前の、テン泊レコ見ましたよ！5月下旬には雪なくなるんですね。周りの残雪の山々が綺麗です！テン泊のお仲間と素敵な山旅ですね♪
登山道にも滝の周りにも、お花もたくさん咲くんですね〜 稜線は最高の展望台だったので、次は花の時期に行きたいです(^^)