日の出山(金毘羅尾根〜吉野梅郷南コース)


- GPS
- 05:45
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: ・全般的によく整備されています。 ・白岩山へは分岐からフェンス沿いに数分で行けますが、分岐には進入禁止のサインが示されています。あくまでも自己責任で。 ・麻生山の南側分岐では麻生山への案内が取り外されているようです。南側からは細いトラバースを通って東尾根にとりつくことになります。 登山ポスト: 武蔵五日市駅構内にあります(改札のところですが、改札を出てしまうと投函困難です)。 トイレ: 武蔵五日市駅、金毘羅山山頂、日の出山山頂、梅の公園にあります。 |
写真
感想
初山歩きは、できれば一年の山行の無事を祈る参拝の後と考え、五日市の琴平神社から青梅の琴平神社のルートを辿ってみました。今回は奥多摩東部登山詳細図(吉備人出版)がお供です。
近場の山ですから、朝早くから登り始められます。ただ、さすがに陽が射すまでは寒さが身にこたえます。武蔵五日市駅から小学校や中学校、高校の脇を抜けて山道に入るまでは、もう少し防寒対策をすればよかったかなと思うほどの冷え込みでした。
登りにさしかかってようやく内側から温まり、その後はなだらかな金毘羅尾根(金比羅尾根)のおかげもあって快適な山歩きを楽しめました。少し驚いたのは、ほんのわずかな小ピークでも巻いてゆくこと。道理でマウンテンバイクが多く通るわけです。
途中で、白岩山(白石山)にちょっとした寄り道を。日鉄鉱業のフェンス沿いに下ってゆけば数分で小ピークに到着。手製らしい小さな標識が立てられていました。
また、麻生山南側の分岐からは、おそらくは「麻生山」方面を示す標識が外されたようでした。ここからのルートは勧められないということなのでしょう。確かにあまり踏まれていない印象でしたが、道筋そのものははっきりしていました(山と高原地図では破線ルート)。
養沢鍾乳洞コースや滝本尾根と合流すれば、日の出山はもうすぐそこ。でも、ここからが階段地獄。休み休み登って久しぶりの日の出山に辿りつきました。
下りは、吉野梅郷を目指します。ただ、ここも巻き道ではなく小ピークを追加。
まずは高峰(山)へ。山と高原地図にルートは示されているもののピーク名は記載されていません。日の出山と梅ノ木峠との間にある小ピークです。三室山は、三角点があるせいもあってか、訪ねる人が多いのかもしれません。
三室山を過ぎれば、あとは下る一方です。
青梅の琴平神社は岩に囲まれて鎮座していました。お参りの後にふと祠の中を見やれば、招き猫がずらりと並んでいます。帰ってから調べれば、養蚕の神様として崇められていた琴平神社には、鼠から蚕を守る猫の置物が奉納されたとのこと(五日市の琴平神社も同じく養蚕の神らしいのですが、今回は祠の中を見ずに過ぎてしまいました)。
琴平神社からは吉野梅郷に出て、わずかに芽がふくらみはじめた梅の木を眺めながら、日向和田の駅へ。前回同様、ちょうど上りの電車に行き合わせることができました。
最後に、奥多摩東部登山詳細図(吉備人出版)について。
詳細図と名乗っているだけあって、情報量は山と高原地図の比ではありません(縮尺は15000分の1)。少々大袈裟ですが、白岩山へ行けたのもこの地図のおかげです。
国土地理院の地図そのものに各種情報を書き込んだようなこの詳細図は、地図読みがまだまだの私にとって、ルートマップから25000分の1地図への橋渡しをしてくれる頼もしい存在となりそうです。
今年も安全で充実した山歩きを心掛けたいと思います。
ヤマレコには本年もお世話になります。よろしくお願い申し上げます。
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