栗駒山(裏掛、表掛、天馬尾根、秣岳、須川コース経由)

2018年10月22日(月) [日帰り]

• GPS: 06:58
• 距離: 29.3km
• 登り: 1,739m
• 下り: 1,783m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:01

距離 29.3km 登り 1,816m 下り 1,801m

10:49 御沢コース駐車場
12:30 12:31 東栗駒分岐
12:39 12:40 中央・東栗駒コース合流地点
12:44 12:45 栗駒山
13:00 13:01 天狗平
13:05 展望岩頭
13:10 御駒岳
13:50 14:00 秣岳
14:19 秣岳登山口
14:48 14:50 栗駒山登山口(須川温泉)
14:59 15:01 ゆげ山
15:11 名残ヶ原
15:15 苔花台分岐
15:21 地獄谷
15:27 15:30 昭和湖
15:51 天狗平
16:06 16:07 虚空蔵十字路
16:14 16:27 御室
16:49 16:50 大日沢
17:19 17:21 御沢
17:50 御沢コース駐車場

大日沢から御沢の区間を『石飛八里』と呼び、大きな岩がゴロゴロした沢そのものをずっと1.5kmほど通ります。

天候

快晴 山行中気温8〜14℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

表掛、裏掛ルートは行く日を間違えたらおそらく大変なことになる。

写真

10/22 10:39

ハイルザーム栗駒を過ぎて、表掛専用駐車場という🅿️に停める。

10/22 10:52

崩落箇所が見える。あれも2008年のアレだろうか？(のちほど説明します)

10/22 10:54

スノーシェルターをひとつ上に通過(登る)と裏掛ルート入口あり。いわかがみ平に向かって右手。

10/22 10:55

砂利林道のようなとこを少し降りて左折。
最初は電線沿いに移動。

10/22 10:58

東栗駒山の下へ続く道。

10/22 10:59

廃墟となった休憩所跡の脇に階段があり、新湯沢に降りていく。

10/22 11:01

徒渉

10/22 11:01

10/22 11:02

硫黄の臭いが微かにして、よく見ると…。

10/22 11:04

ひき湯の配管！？

10/22 11:04

駒の湯の源泉かな？

10/22 11:10

山頂まで4.9km地点。標柱は細かくあって親切。

10/22 11:13

10/22 11:28

10/22 11:29

いわかがみ平駐車場が見えるー。

10/22 11:34

やがてすっかり落葉した標高まで来た

10/22 11:36

まだだとはわかっているけど新たな展望を期待しちゃうよねー

10/22 11:37

ちょっとだけど草紅葉と栗原市方面

10/22 11:43

やがて…

10/22 11:45

崩落跡が。

10/22 11:45

2008年岩手宮城内陸地震で土石流が発生した地点へ。
死亡者も出た大事件でした。くわしく知りたい方はネットでヤホーしてください。
あの真下を通る。

10/22 11:47

ドゾウ沢を横断する。沢水が幾筋も湧く地帯。もとから地盤が緩いんでしょうね。

10/22 11:47

いよいよ危険地帯へ

10/22 11:50

あれが…

10/22 11:50

岩の流れが容易に想像できる風景がそこに。

10/22 11:51

ルートは上に近付く。
この崖の上は東栗駒山の山頂部。

10/22 11:52

自然に対する畏怖と感動の入り交じった感情で、ずっと眼を放せなくなるが、我に返り脚を進める。速やかに通過するにこしたことはない。

10/22 11:52

ちょっとバリエーションルート気味

10/22 11:54

10/22 11:54

ドゾウ沢の源流の大元はここかな？

10/22 11:56

10/22 11:57

赤茶けた水。鉄分かな？

10/22 11:58

通過してひと安心

10/22 11:58

東方向の景色

10/22 12:00

10/22 12:02

ケルンで振り返る

10/22 12:05

10/22 12:06

焼石岳が見えてきました。

10/22 12:08

大きめのルンゼと言っていいのかな？を横断していく。

10/22 12:10

いよいよ稜線か！？

10/22 12:15

これは酷くないか？長靴でもなきゃ無理だ。

10/22 12:17

笊(ザル)森避難小屋かわい♪

10/22 12:20

登るー

10/22 12:22

栗駒山の水量ってすごいよね。

10/22 12:25

まだ登るー

10/22 12:25

右手前の山が笊森です。ザルをひっくり返したような形してます。

10/22 12:28

ん！？あのピークは…

10/22 12:30

栗駒山山頂と確信！
飛行機雲とのコラボができすぎ。

10/22 12:31

東栗駒山ルートと合流

10/22 12:31

10/22 12:33

東栗駒山も行きたかった。
てか、いわかがみ平も行ったことないんだけどね。
他の人のレコはいっぱい見れるから行った気になってるけど(笑)
いつも須川温泉で〆めたくてそっちばかり。

10/22 12:39

ここから見るのが最もザルっぽい笊森

10/22 12:41

この辺からは多くの人が目にしてるよね。

10/22 12:44

10/22 12:45

天気も恵まれて人は多目です。
プライバシーに配慮して映らないようにするのも難しい。

10/22 12:45

過去はガスで展望が望めず、三度めの正直。初めて栗駒山の全容に触れました。カンドー

10/22 12:46

焼石岳が正面に。隠れて岩手山も見えてると、付近の方に教えていただきました。なかなか見れないそうです。

10/22 12:52

須川コースと鳥海山(左に)

10/22 12:53

鳥海山をセンターに

10/22 12:55

鳥海山の南側には月山。少し薄い。
逆方向の後ろを振り返れば早池峰山と薬師岳のセットも見えていたけど撮り忘れ。

10/22 12:55

外輪山をもつカルデラであることがよくわかる

10/22 12:56

南側は崩落多いんだなと学習できました。

10/22 12:57

次は天馬尾根コースへ縦走です。

10/22 13:00

天狗平。外国の観光客も多かったです。

10/22 13:00

天狗平で南側の展望

10/22 13:03

栗駒山の形を眼に焼きつける。
この子はすぐガスっちゃうから油断ならない。

10/22 13:04

昭和湖…白っ！

10/22 13:04

立ち入れない高層湿原地帯、龍泉ヶ原が見渡せる。

10/22 13:04

秣(まぐさ)岳に向かいます。

10/22 13:06

展望岩頭という展望のよいところ

10/22 13:06

10/22 13:08

角度変わってるのわかります？

10/22 13:09

栗駒山山頂からだいぶ離れました。

10/22 13:10

♪

10/22 13:21

栗駒山山頂の見えかたはこう。ここから前向いたり、後ろ向いたりします。(_ _)

10/22 13:22

10/22 13:24

10/22 13:27

10/22 13:32

10/22 13:33

10/22 13:33

10/22 13:35

初夏に来たら花すごいんだろな

10/22 13:35

栗駒山

10/22 13:36

10/22 13:38

栗駒山

10/22 13:40

秣岳まであと少し。
ここから見る鳥海山もより近くて良かったです。

10/22 13:40

須川温泉駐車場が見えます

10/22 13:43

秣岳

10/22 13:47

須川湖に近づいてきました。

10/22 13:48

秣岳山頂 1424m
東成瀬村で一番高いところ、と書いてある。

10/22 14:08

道路まで降りて須川温泉に戻ります。

10/22 14:09

10/22 14:10

10/22 14:12

10/22 14:18

10/22 14:19

出入口はここ。初見だと通り過ぎるなこれ。

10/22 14:20

ロードを走ります。アクセル全開で登ってくるバイクと車こわい((( ；゜Д゜)))渋滞から解放されたんだね。気持ちはわかるよ。

10/22 14:23

10/22 14:25

須川湖。
車だとチラッとしか見ないから、奥まで回ってみる。

10/22 14:26

テント場はこういう感じ。32番ぐらいまで番号ふられてたよ。

10/22 14:28

炊事場。水も出る。トイレも3箇所ある。

10/22 14:31

10/22 14:32

なかなかいいキャンプ場でした。今度利用しよっと。

10/22 14:35

車だと意外とここから写真って危なくて撮れなくないですか？

10/22 14:39

栗駒山荘が見えました。あんまり近づいてお風呂場が映るとまずいのでこのへんから。

ちなみに、他にも歩いておられるハイカーさんがいて、追い抜くとき驚かせてしまったようです。熊鈴も鳴らさないで後ろから近づいたらこわいよね。
もしこれを見ておられたらごめんなさいm(_ _)m

10/22 14:41

やっぱ露天は見えないようにできてんだよね。内湯は窓に張り付いて立ってたら見えるかも。←なんの検証だよw

10/22 14:45

通用口かもしれないけど通ります

10/22 14:47

このへんから須川コースは他の方のレコを見てください。
コメント書くのめんどい(*´σー｀)←オイっ

10/22 14:48

10/22 14:50

10/22 14:52

10/22 14:55

10/22 15:05

10/22 15:10

幼稚園児なら隠れられそう

10/22 15:11

10/22 15:18

10/22 15:18

10/22 15:20

10/22 15:27

10/22 15:27

10/22 15:28

10/22 15:29

10/22 15:40

10/22 15:51

恐るべき事実発覚((( ；゜Д゜)))ガクガクブルブル

10/22 15:53

まずは湯浜コースと共通の道で虚空蔵山の分岐点を目指す

10/22 15:58

栗駒山山頂

10/22 15:59

表掛の最短ルートは封鎖されてる。藪も深そう。

10/22 16:01

10/22 16:04

虚空蔵山

10/22 16:08

分岐点

10/22 16:08

7月まで残雪があって危険と書いてあるが、通行止めとは書いてない。そして今は10月だ。雪もない。
足跡も多少ある。

10/22 16:09

このレコを残して炎上するんじゃなかろうか？
いざとなればヘッドライトは二つも準備してる。戻ればいい。
まずは前進。

10/22 16:10

湿地帯へ

10/22 16:10

ロープをくだると…

10/22 16:12

泥炭のワナ。ここは降りてる人の足跡もあるが(深そう)、正しくは降りきる前に左折。
もしかしたら大地森ルートへショートカットしたのかな？

10/22 16:16

この岩が御室。この岩沿いが本道。山と高原地図の解説にも書いてあったがド忘れしていた。

10/22 16:18

このへんもバリエーションルート状態。

10/22 16:18

標柱らしきものは見えてるのでなんとか不安にならずにすんでる。

ここです

10/22 16:20

山頂からこれだけ降りてきました

10/22 16:21

穴が御室の正体だと気づき戻る。

10/22 16:25

手前は遭難者の慰霊碑。

10/22 16:25

頭上注意！

10/22 16:26

怖くて直視できない雰囲気。

10/22 16:26

どこを通れと？(笑)

10/22 16:31

ここを目標に降りました。
おそらく右が大地森(世界谷地)コースへ。

10/22 16:32

滑ります

10/22 16:34

沢沿いになります。

10/22 16:35

10/22 16:37

最初は徒渉ポイント数えてたけど…

10/22 16:38

10/22 16:40

10/22 16:43

この滝を巻くとこがこわい

10/22 16:43

…数えるのやめた。

10/22 16:45

このへんからずっとこれ。
だいたい1.5キロ沢をくだります。

10/22 16:46

下流に行くほど水量はどんどん大きくなっていく。
バリエーションルートで大きな石を迂回したり、右から左、左から右と徒渉を繰り返しながら移動する。段差は大きくなり、サーフェスは複雑。ガッチリゴツゴツ系の登山靴ではツラいと思う。(いずれドボンするか転倒するか)
徒渉で大ジャンプができたほうが悩まないですむので、荷物も軽いほうがいい。
『石飛八里』という由来も身をもって理解する。
これから霧氷とかついたら移動困難になると思う。

10/22 16:48

あと4.5km

10/22 16:49

ペンキの目印はたまにあるので間違ってないことを確認。
普通これだけの距離を沢くだりしたら間違いっていうのがセオリーだと刷り込まれてるので、抵抗感はハンパない。

10/22 17:21

日が暮れました

10/22 17:21

ここから普通の登山道。

10/22 10:42

明るいうちに偵察したときの写真

10/22 10:41

これも。
小さなアップダウンはあるが、ほぼ平坦で走れる。

10/22 17:43

10/22 17:50

無事下山。

10/22 10:39

これはスタート時に撮っておいた表掛ルート入口

撮影機器：

706SH SHARP

感想

chan-rei

2017年版山と高原地図をもとに計画を立てたが、表掛ルートの情報が足りず、想像の斜め上に超える難路で想定以上に時間をくってしまった。
御室周辺でコースが不明瞭でまともに歩くと泥にまみれることになる。
植生を守るためにもなるべく岩の上を飛び石で通過するが、バリエーションルート色が強い。ただ霧がなければ向かうべき登山道が見えてるので問題ない。逆に言えば霧の日はおすすめしない。表掛、裏掛共通に言えるが、多数の沢が勢いよく水が流れている。大雨の直後も土石流や崩落の心配があるため、念のため使わないほうがいいでしょうね。