山行記録: 三つ峠山

tanno1967 その他1人

GPS: --:--
距離: 13.7km
登り: 1,308m
下り: 808m

天候	快晴
アクセス	利用交通機関：電車ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）往路は富士急行線三つ峠駅から徒歩復路は河口湖ロープウェー天上山駅まで徒歩。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	ダルマ石付近までは車道だが、夜間だったので車も通らず安心して歩けた。ダルマ石の茶店は未明にもかかわらず開いていた。ダルマ石からの登りはよく踏まれていて順調に高度を稼いだ。 4月中旬だったが、強い冬型の気圧配置となり、前日尾瀬では82㎝の積雪があったほどで、頂上は寒かった。頂上直下の小屋に入ると、非常にあたたかく感じたが、ストーブを焚いた小屋内の室温計は零下3度を指していた。頂上からは富士山はもちろん、槍、穂高、そして南アルプス全山が見えた。天上山への下山路は高い霜柱が立ち、天上山まで来るころにはそれが一部溶けてぬかるみ状になっていた。

感想

tanno1967

父と登った三つ峠山の記録です。

4月だったにもかかわらず、前日に強い冬型の気圧配置となり、また夜行電車で行って未明に登ったせいもあり、山上ではとにかく寒かったのを覚えています。

富士山という山は遠くから見ると美しいのですが、三つ峠あたりまで近づいてみると、太宰治がいみじくも書いていたように、「風呂屋のペンキ絵」のように思えてみている方が恥ずかしいような気持にさせられます。しかし、それは見る側の問題であって、改めて向き合ってみると真の偉大さがわかる、そんな山であるように思います。三つ峠という山は、われわれをそうした富士山の存在と否応なしに向き合わせてくれる、貴重な場だといえるかもしれません。