期待通りの会津駒ケ岳、中門岳

2018年10月23日(火) [日帰り]

• GPS: 05:29
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,233m
• 下り: 1,200m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:54
• 合計: 5:29

5:50 会津駒ヶ岳滝沢登山口
6:41 6:46 水場
7:53 7:53 駒の小屋
8:07 8:23 会津駒ヶ岳
8:56 9:25 中門岳標柱休憩所
9:59 9:59 駒の小屋
10:37 10:40 水場
11:17 11:18 会津駒ヶ岳滝沢登山口
11:19 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西那須野ICから約1時間45分、埼玉の自宅からは合計4時間。
帰りは、日光の紅葉を観ながら下道を通って5時間。
当初は、新潟側から入るつもりでしたが、352号樹海ラインは、平ヶ岳登山口先から御池間が既に通行止めとなっていました。

352号道路情報
http://www.niigata-kotukisei.jp/detail.php?area=2

コース状況／危険箇所等

全体を通して大変歩きやすいコースでした。心配された雪は、ほぼ融けていました。
●登山口から水場
直ぐに急登となります。危険箇所は無く、大変紅葉が綺麗です。
●水場から駒の小屋
傾斜は徐々に緩やかになります。木道が現れると若干の泥濘がありますが、問題有りません。朝は霜が有り、木道での転倒は要注意です。
●駒の小屋から駒ケ岳頂上
木道の破損部分と傾斜のみ注意です。緩やかな登りから最後は急登です。
●駒ケ岳頂上から中門岳
景色を観ながらの木道歩きは危険ですが、素晴らしい稜線歩きを楽しめる区間です。

写真

10/23 5:50

予定より1時間早く着きました。明るくなるのを待って、ヘッデン無しで出発します。那須では熊に遭遇しましたので、今日も熊鈴2個です。
駐車場には13台の車が有り、半分の余力が有りました。下の駐車場にも2台ありました。
ここの駐車場にはトイレはありません。

10/23 5:56

駐車場から林道を100m程進むと登山口があります。
登山届を出し、出発です。

10/23 6:06

水場の手前まで紅葉が見事です。まだ夜明け前ですので、紅葉は帰りに楽しむことにします。

10/23 6:19

山の陰から太陽が出て来ました。一挙に明るくなりました。

10/23 6:51

水場は沢に下りる必要があります。

10/23 6:51

少し休憩。下山途中の若いカップルがいらっしゃいました。

10/23 7:06

1700m、尾根に乗り、東側が開けました。奥日光や前回登った那須連山が見えています。

10/23 7:06

アップで。中央奥、薄いですが茶臼岳が確認出来ます。

10/23 7:10

ダケカンバと空が綺麗です。
良い天気になりそうです。(^▽^)/

10/23 7:26

1800mを超え、進行方向右側に山頂方向の稜線が姿を現しました。

10/23 7:26

木の陰に隠れていますが、おそらく山頂です。

10/23 7:28

足元には、霜の他に雪と氷が現れています。木道はとても歩けません。泥は固くなっていますので、土の上を歩いています。

10/23 7:34

1900mを過ぎ、進行方向左側も良く見えます。
雲が多いですが、日光連山が見えます。左の女峰山から右端の男体山まで山頂以外は見えています。

10/23 7:36

怖い木道

10/23 7:37

山頂です。はっきり見えます。

10/23 7:38

前方に駒の小屋も見えていますが、休憩場所が有りますので、立ち寄り景色を楽しみます。

10/23 7:42

駒の小屋に向かいます。

10/23 7:47

池塘が現れ始めました。期待していた良い雰囲気になってきました。

10/23 7:48

池塘が水色ではなく、深緑色になっている？　凍っていました。

10/23 7:50

駒の小屋が直ぐ先ですが、景色が素晴らしくなかなか歩けません。

10/23 7:50

登って来た方角。日光連山が正面です。右端に日光白根山も見えています。

10/23 7:53

素晴らしい稜線だ　
駒の小屋と頂上

10/23 7:54

木々の間からは、昨年の同時期に登った平が岳が大変近くに見えました。

10/23 7:55

そして燧ケ岳と至仏山、奥には武尊山。
これまた近くに見えます。素晴らしい景色。

10/23 7:56

まもなく駒の小屋

10/23 8:01

小屋前の池塘と会津駒ケ岳と稜線

10/23 8:01

駒の小屋

10/23 8:02

賑やかそうなので、立ち寄らずに山頂を目指します。
振り返って駒の小屋。
美しい風景。見惚れます。

10/23 8:03

山頂が近付きました。

10/23 8:09

また振り返って。白根山の右に見えるは皇海山だと思います。

10/23 8:10

中門岳への巻き道と山頂への分岐。まず、山頂へ向かいます。

10/23 8:15

山頂到着。誰も居ません。

10/23 8:18

山頂からは南側のみ展望が得られます。
富士山はちょっと見えませんでしたが、燧ケ岳の左側に微かに赤城山が見えています。

10/23 8:20

日光方面

10/23 8:20

尾瀬の2峰の間に武尊山がはっきり見えます。

10/23 8:20

お隣の平が岳。昨年は足が攣りピンチでした。右奥には巻機山が見えます。左奥に薄く苗場山。右端に薄く妙高山と火打山が見えています。

10/23 8:21

なかなか男体山は頂上が見えません

10/23 8:21

会津駒ケ岳の頂上から中門岳へ向かいます

10/23 8:24

降り始めると越後三山の越後駒ケ岳（右）と中の岳、駒ヶ岳手前には荒沢岳も見えます。

10/23 8:24

中門岳への稜線。素晴らしい稜線です。私は、するどい岩峰よりも、たおやかな山の方が好きな様です。

10/23 8:29

越後の山々

10/23 8:29

遅々として進まない極上の稜線歩き

10/23 8:29

三岩岳への主稜線。三岩岳の左には飯豊連峰、右には西吾妻山から磐梯山、安達太良山が小さく見えます。

10/23 8:33

素晴らしい

10/23 8:34

振り返って山頂方面

10/23 8:37

池塘の先には燧ケ岳など尾瀬、上州、日光の山々

10/23 8:47

気持ちが良いです

10/23 8:50

新潟北部の山々　　
毛猛山、右には守門岳

10/23 8:50

遠くに朝日連峰

10/23 8:51

越後駒ケ岳と中の岳もぐっと近づきました

10/23 8:55

池塘と中門岳

10/23 8:57

そして丘を越えると素晴らしい光景が広がりました。
真新しい休憩所の標柱には、「この一帯を中門岳と呼ぶ」と書いてあった記憶です。

10/23 8:58

待ち望んだ風景です。ここで充分満足。
景色を楽しみながら早い昼食にします。

10/23 9:03

ここは風が強いせいか、氷が張っていません。そのため空の青さ、雲の白さ、水の青さが際立っています。

10/23 9:14

苗場山、平が岳も良かったが、ここも素晴らしい。

10/23 9:23

本日最高の気分です。＼(^_^)／

10/23 9:34

戻ります

10/23 9:43

何度も振り返りました

10/23 9:44

素晴らしい天気

10/23 9:47

山頂からは何名か下って来ています

10/23 10:00

山頂は巻き道で通過しました。御池に向かう南側の主稜線が良くわかります。

10/23 10:02

燧ケ岳と駒の小屋

10/23 10:08

会津駒ケ岳　最後の一枚

10/23 10:09

気持ちの良い稜線を下ります

10/23 11:05

そして水場を過ぎ、標高は1300mから1100mが黄葉のピークです。紅葉も有りますが、黄葉が素晴らしいです。
那須の真っ赤な燃えるような紅葉も素晴らしかったですが、ここの黄葉も素晴らしい。

10/23 11:13

10/23 11:14

10/23 11:18

10/23 11:18

10/23 11:30

無事帰還。期待通りのたおやかな山です。確認できた百名山はなんと18座。素晴らしい日でした。＼(~o~)／

10/23 11:33

駐車場は満杯になっていました。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ バラクラバ チェーンスパイク

感想

puku-f

会津駒ケ岳への期待は、そのたおやかな稜線とそこにある池塘とが織りなす風景でした。それは、苗場山、巻機山、平ヶ岳で出会った山頂での素晴らしい光景の再現を期待したからです。
出来れば、燧ケ岳で見逃した360度の展望もあれば最高と思っていました。
そして登ってみて、良かったです。二つの期待にさらに紅葉が加わり、大変充実した山行が達成出来ました。

会津駒ケ岳の良さは、駒の小屋手前から中門岳への稜線に有ります。規模は大きく無く、けして雄大では有りませんが、空の青さと笹の緑と草紅葉とそして池塘の深い青が相まって美しい光景を創り出しています。背景は、360度の山々。深田さんも山頂からの山座同定で1時間を要したと仰っていますが、アルプス以外でこれだけ多くの百名山に囲まれた山もそうは多く無いと思います。
中門岳の新標柱の袂で食事をしながら、この自然美に包まれ静かに過ぎる時間はまさに私にとって至福の時でした。