比良山/蛇谷ヶ峰(今年の紅葉はイマイチでしょうか)



- GPS
- 05:01
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 488m
- 下り
- 485m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数箇所倒木はあるものの通行に支障はありません。 |
写真
写真はゴジュウカラ。最初はコガラだと思ってましたがCaptsubaさんに教えていただきました。ゴジュウカラは頭を下にして木の幹をくるくる回りながら下りる習性があるとのこと、まさしくそうでした!
しっぽが切れているのでカナヘビとトカゲと見分けはよく分からないけど、カサカサしているのでカナヘビでしょう。(しっぽがあれば簡単に見分けられます=体の倍くらいあるのがニホンカナヘビ、体と同じくらいがニホントカゲ)
感想
友人夫婦と秋の蛇谷ヶ峰に登る。早朝は雲ひとつなく空気も非常に澄んでいたのだが、出発地点の朽木スキー場に到着すると雲が出てきた。
ススキが美しいゲレンデ脇を歩き、スキー場を後にジグザグに刻まれた登山道を登っていっても、しばらくはスキー場整備のためのブルトーザーや草刈機の音が聞こえる。第2ベンチ付近まで登るとようやくその音も聞こえなくなり、小鳥のさえずりが聞こえるようになる。展望も広がる。湖北地方が望めるのだが思っていたほどクリアでなく遠くは霞みがち。この感じだと期待していた白山や御嶽山は山頂からも見えないのではないだろうかと心配になる。
第2ベンチの少し先からは一時植林帯になるが、道はやがて尾根に出て再び自然林に戻る。第3ベンチからはしばらくなだらかで快適な道。数箇所倒木があるが通行に特に支障はない。道際の古い倒木にヌメリスギタケモドキが生えていた。となりの枯木の上部にはツキヨタケと思われるキノコも生えている。
岩と苔が美しい場所を越え、坂を登るとスキー場奥からの急坂道と合流し、景色のよい尾根道となる。このあたり紅葉はおそらくちょうどよい時期だと思われるが、色づきはよくない。台風21号などの強風で葉が既に落ちたり、傷んだからだろう。
グリーンパーク想い出の森方面から登ってくる道と合流すると山頂はすぐそこ。最後の坂を登り終えると広い山頂に出る。山頂には10人程度の登山者がちょうどランチタイム。山頂西に広がる芝生斜面で朽木市場の町を見下ろしながらいただく道の駅妹子の郷で買った寿司が最高にうまい。
360°の展望だがやはり白山や御嶽山などの高峰は見えない。伊吹や鈴鹿などの山々も少し霞んで見える。北方面の山と山の間からは日本海らしき平面が見えるが果たして海なのか定かでない。ほぼ無風で太陽のあたたかい日差しを受けて見る風景は気持ちいい。
1時間近く山頂でゆっくりしただろうか、いつまでも眺めていたい景色を惜しみながら来た道を戻ることにする。これから下りゆく北尾根の木々の幹が陽の光を浴びて白く輝き、背景の湖北の青緑色に見える山々との対比が美しい。太陽光線の角度の違いでだろうか、往路よりも紅葉が鮮やかに見える。
尾根を外れ山腹のジグザグ道になると、ところどころでこの秋を惜しむかのように数は少ないがキノコが生えている。いずれも小さなものばかりでキノコシーズンも終わりだなと感じさせられるが、朽ちて根元だけが残った木の洞に群生しているキノコは見応えのあるものだった。センボンクズタケだろうかハイイロイタチタケだろうか、色こそ地味だが可憐なキノコたちだ。さらに少し下るとナメコもあった。小さな小さな株だが苔むす木から顔を出し家族のように寄り添う姿は微笑ましくかつかわいらしい。
再びスキー場整備の機械音が聞こえだすと今日の登山の終わりを感じる。ジグザグ道を下り、ススキ原の中を駐車場に戻る。
写真1枚目、木に下向きに止まる野鳥はゴジュウカラのようですね。
帰って調べようとしたらすっかり忘れており、こんなタイミングにすみません。
コガラ
ヒガラ
ヤマガラ
シジュウカラ
ヤマガラだけぶっちぎり簡単ですが、この辺りは本体の極小サイズも相まってなかなか曲者ですね。
Captsubaさん、こんばんは
ゴジュウカラですか、調べてみたらまさにそのようですね。
確かに頭を下に木の幹をくるくる回りながら下りていきました。
ひとつ勉強になりました。ありがとうございます。
これから野鳥のことはCaptsubaさんに聞こうっと
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