記録ID: 1631964
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
鳥取県智頭町 芦津渓谷源流〜小藤仙 滝&紅葉&ブナ尾根
2018年10月28日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:14
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 550m
- 下り
- 549m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:07
距離 11.5km
登り 552m
下り 556m
9:26
14分
三滝ダム駐車場
9:40
9:43
25分
吊り橋
10:08
28分
薬研の滝
10:36
10:42
5分
二ツの滝
10:47
32分
アスファルト道合流点
11:19
11:22
6分
東仙宿舎跡
11:28
11:29
7分
木橋
11:36
11:37
48分
取り付き点(森林軌道レール&車輪)
12:25
12:42
41分
小藤仙
13:23
23分
標高1240m小ピーク
13:46
75分
標高1160m小ピーク
15:01
3分
三滝神社
15:04
15:20
5分
三滝休憩舎
15:25
1分
三滝ダム上
15:26
7分
三滝ダム西引き返し地点
15:33
三滝ダム駐車場
芦津渓谷源流の滝やその北に広がるブナやカエデの紅葉を楽しむコース
歩行距離11.5km、歩行時間5時間20分、歩行数20,800歩、消費カロリー2,740Kcal
歩行距離11.5km、歩行時間5時間20分、歩行数20,800歩、消費カロリー2,740Kcal
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三滝ダムから芦津渓谷源流のセラピーロードは、よく整備された遊歩道で、適当に渓流沿いに下りて歩くこともできます。それ以外は、特に道はありませんが、尾根上を歩けば問題ありません。根曲がり竹などのササが断続的に茂っていますが、低いササ原にはなんとなく踏み跡があり、根曲がり竹はまばらでかき分けなくても歩けます。うっかり尾根からそれてしまってもヤブコギはせずにすみました。 唯一の注意点は、渡渉です。予定していた地点でコンクリート橋<写真20>が壊れているのを見たときには、少し焦りました。とりあえず東仙宿舎跡まで行ってみると、近くに木橋<写真24>があったので、無事に渡ることができました。さらに2か所(小藤仙南尾根の標高945m辺りと標高1160m小ピーク東の標高1155m辺り)に、またぐ程度の幅の渡渉点がありましたが、どちらもここしかないといった感じでした。ラッキーだったと思います。 今回のように反時計回りにして三滝神社<写真44>へ下山するほうが、下りで踏み跡を辿って歩きやすく目標地点もわかりやすいのでおすすめです。 紅葉は標高1000〜1100m辺りが見頃のようで、ブナの黄色よりもカエデの赤が目立ちました。ブナは落葉が進んでおり、これからはカエデの仲間の紅葉がメインになるでしょう。 芦津渓谷から源流(二ツの滝<写真15,16>まで)のセラピーロードのほうは、11月初め頃に見頃を迎えそうです。 その他、紅葉スポットなどコース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。 |
その他周辺情報 | 芦津渓谷沿いを車で走っていると、「みたき園」という看板が目に入りました。茅葺き屋根で囲炉裏のある古民家は、森と清流に包まれた癒し空間になっており、地元で採れた山菜料理が食べられます。4月から11月までの10時〜17時に営業しています。 また、園内にある「小鳥のCafe クインス」では、沖ノ山の水を使ってドリップする水出しコーヒーや園で飼っているチャボの卵で作った「こっこプリン」など、地元産の軽食を食べることができます。 なお、毎年11月3日開催の「芦津ふれあいトレッキング大会」は、セラピーロードの中国自然歩道コース(芦津渓谷駐車場から三滝ダム駐車場まで)が西日本豪雨により被害を受けたため、今年は中止になりました。通行止めは解除されており、個人で楽しむのは可能です。 |
ファイル |
(更新時刻:2018/10/31 07:51)
|
写真
02二筋小滝
案内板の手前です。紅葉には少し早かったようですが、動画も撮りました。三滝ダム湖の東側は三滝ダム周辺コースと芦津源流コースが並行しており、ここから直進するとダムコース、東側の丸太と土の階段を上るともう少し東寄りの源流コースに入ります。ダムコースを進みました。
案内板の手前です。紅葉には少し早かったようですが、動画も撮りました。三滝ダム湖の東側は三滝ダム周辺コースと芦津源流コースが並行しており、ここから直進するとダムコース、東側の丸太と土の階段を上るともう少し東寄りの源流コースに入ります。ダムコースを進みました。
05岩盤上より小滝&紅葉
石の上を伝って下りましたが、GPSを持った連れは途中で引き返し、踏み跡を辿ってきました。岩盤上は乾いており、安全に歩けます。どこもそんな感じだったので、普段からあまり水量は多くないのでしょう。紅葉は実際はもう少し赤く見えました。動画も撮りました。
石の上を伝って下りましたが、GPSを持った連れは途中で引き返し、踏み跡を辿ってきました。岩盤上は乾いており、安全に歩けます。どこもそんな感じだったので、普段からあまり水量は多くないのでしょう。紅葉は実際はもう少し赤く見えました。動画も撮りました。
06巨大サルノコシカケの仲間
広葉樹と思しき枯れ木に直径30〜60cmのサルノコシカケの仲間が生えていました。コフキサルノコシカケかもしれませんが、かなりの古菌で真っ黒でした。カサの表面にはつるつるしたような平らな部分が複数箇所ありました。この上にさらに同じキノコが生えており、何らかの理由で裏面の接着部分だけ残してなくなったのかもしれません。
広葉樹と思しき枯れ木に直径30〜60cmのサルノコシカケの仲間が生えていました。コフキサルノコシカケかもしれませんが、かなりの古菌で真っ黒でした。カサの表面にはつるつるしたような平らな部分が複数箇所ありました。この上にさらに同じキノコが生えており、何らかの理由で裏面の接着部分だけ残してなくなったのかもしれません。
07薬研の滝
あずまやをスルーすると、源流コースの遊歩道からは次第に渓流が見えなくなってきたので、途中から道をそれて渓流沿いを歩きました。位置的にはこの辺りが薬研の滝だろうと思います。対岸に細い滝が見えました。道からの方が遠いですが、よく見えたかもしれません。
あずまやをスルーすると、源流コースの遊歩道からは次第に渓流が見えなくなってきたので、途中から道をそれて渓流沿いを歩きました。位置的にはこの辺りが薬研の滝だろうと思います。対岸に細い滝が見えました。道からの方が遠いですが、よく見えたかもしれません。
15岩盤上より二ツの滝
二ツの滝への遊歩道を下りて岩盤の上を歩いて正面に回り込みました。この滝が一番見応えがありました。動画を撮り、少し休憩しました。周辺にはカエデはありませんが、うっすら色づいた木々が見られました。
二ツの滝への遊歩道を下りて岩盤の上を歩いて正面に回り込みました。この滝が一番見応えがありました。動画を撮り、少し休憩しました。周辺にはカエデはありませんが、うっすら色づいた木々が見られました。
16二ツの滝上から
引き返し、遊歩道の終点から見下ろしてみました。上へと続く丸太と土の階段を上ると、アスファルト道に出ました。セラピーロードの東部、芦津源流コースはここで終わり、舗装道路をさらに東に進みます。
引き返し、遊歩道の終点から見下ろしてみました。上へと続く丸太と土の階段を上ると、アスファルト道に出ました。セラピーロードの東部、芦津源流コースはここで終わり、舗装道路をさらに東に進みます。
17亀岩⁉&紅葉
大川を見下ろしながら歩いていると、木の枝が邪魔であまりよく見えませんが、滝がいくつかありました。もったいないです。これは少し開けた所から振り返って見たものです。中央少し手前の岩盤がウミガメの後ろ姿のように見えました。紅葉もなかなかきれいでした。
大川を見下ろしながら歩いていると、木の枝が邪魔であまりよく見えませんが、滝がいくつかありました。もったいないです。これは少し開けた所から振り返って見たものです。中央少し手前の岩盤がウミガメの後ろ姿のように見えました。紅葉もなかなかきれいでした。
19コハウチワカエデ
この少し北から今回登った小藤仙<写真30>が紅葉越しにちらりと見えました。コハウチワカエデは、ハウチワカエデやオオイタヤメイゲツに似ていますが、葉柄が葉の長さと同じくらい長く、枝に毛があります。紅葉半ばでオレンジ、黄、黄緑と色とりどりでした。
この少し北から今回登った小藤仙<写真30>が紅葉越しにちらりと見えました。コハウチワカエデは、ハウチワカエデやオオイタヤメイゲツに似ていますが、葉柄が葉の長さと同じくらい長く、枝に毛があります。紅葉半ばでオレンジ、黄、黄緑と色とりどりでした。
21東仙宿舎跡カエデの仲間1
この北東にある東山(とうせん)は、正式には東仙(とうせん)なのだそうです。地形図をはじめ、ヤマレコのような登山サイトでも「山」のほうになっています。南側の空き地には車が1台もなく、その奥にススキが群生していました。北側には案内板の奥にきれいなカエデがありました。
この北東にある東山(とうせん)は、正式には東仙(とうせん)なのだそうです。地形図をはじめ、ヤマレコのような登山サイトでも「山」のほうになっています。南側の空き地には車が1台もなく、その奥にススキが群生していました。北側には案内板の奥にきれいなカエデがありました。
24木橋たもとより紅葉
木橋を渡って振り返って見ました。これがなかったら、コース変更して東山(とうせん)に登っていたかもしれません。雑な造りに見えますが、意外にしっかりしており、途中に生えているカエデも放置していても大丈夫そうでした。黄色と赤のカエデの仲間が日に照らされていい感じでした。
木橋を渡って振り返って見ました。これがなかったら、コース変更して東山(とうせん)に登っていたかもしれません。雑な造りに見えますが、意外にしっかりしており、途中に生えているカエデも放置していても大丈夫そうでした。黄色と赤のカエデの仲間が日に照らされていい感じでした。
25カワラタケに似たキノコ
地形図の破線の道の途中から森林軌道のレール<写真26>が現われました。スタンド・バイ・ミー気分で歩いていると、杉の倒木に小さなキノコがびっしり生えていました。カワラタケによく似ていますが、裏は毛が生えたように見えました。
地形図の破線の道の途中から森林軌道のレール<写真26>が現われました。スタンド・バイ・ミー気分で歩いていると、杉の倒木に小さなキノコがびっしり生えていました。カワラタケによく似ていますが、裏は毛が生えたように見えました。
26森林軌道のレール&車輪
沖ノ山森林鉄道は、芦津から南の沖ノ山(おきのせん)<写真37>山麓までを結び、林業の発展に貢献してきましたが、1967(昭和42)年頃に廃線になりました。廃校となった智頭町立山形小学校の隣に機関車が展示されているそうです。ここにはなぜか車輪?が・・・振り返ると、例の壊れた橋<写真20>の健在な部分が見えました。ここしかない感じで踏み跡があったので、北側の斜面に取り付いて登り始めました。
沖ノ山森林鉄道は、芦津から南の沖ノ山(おきのせん)<写真37>山麓までを結び、林業の発展に貢献してきましたが、1967(昭和42)年頃に廃線になりました。廃校となった智頭町立山形小学校の隣に機関車が展示されているそうです。ここにはなぜか車輪?が・・・振り返ると、例の壊れた橋<写真20>の健在な部分が見えました。ここしかない感じで踏み跡があったので、北側の斜面に取り付いて登り始めました。
28標高1100m小ピーク紅葉
西側にはカエデの仲間などの紅葉が見られました。ブナも木によってはいい色になっていたようです。今回の山行では、ブナは落葉し始めているのが多く、カエデの赤のほうが目立ちました。
西側にはカエデの仲間などの紅葉が見られました。ブナも木によってはいい色になっていたようです。今回の山行では、ブナは落葉し始めているのが多く、カエデの赤のほうが目立ちました。
30三角点「小藤仙」越しに
紅葉&東山
標高1126.9mの三角点(点名:小藤仙)です。こふじがせんと読むのでしょうか。東北東に紅葉越しに標高1388mの東山(とうせん)<写真31,33>が見えました。周辺は伐採した木を転がしてベンチのようにしてありました。
紅葉&東山
標高1126.9mの三角点(点名:小藤仙)です。こふじがせんと読むのでしょうか。東北東に紅葉越しに標高1388mの東山(とうせん)<写真31,33>が見えました。周辺は伐採した木を転がしてベンチのようにしてありました。
31紅葉越しに東山
少しだけ北西に進むと、東山(とうせん)<写真33>がもう少しはっきり見えました。西側の斜面も紅葉しているようです。手前に見えているカエデは、コミネカエデ<写真38、42>かもしれません。
少しだけ北西に進むと、東山(とうせん)<写真33>がもう少しはっきり見えました。西側の斜面も紅葉しているようです。手前に見えているカエデは、コミネカエデ<写真38、42>かもしれません。
32つながり杉
周辺に杉がかたまって生えてると思ったら、根元でみんなつながっていました。背後に回ると、さらに1本、もしかすると、松も1本つながっていたかもしれません。つながり過ぎ(*_*;動画も撮りました。
周辺に杉がかたまって生えてると思ったら、根元でみんなつながっていました。背後に回ると、さらに1本、もしかすると、松も1本つながっていたかもしれません。つながり過ぎ(*_*;動画も撮りました。
35小藤仙北西尾根より
くらますから高倉
南東方面にポコッと突き出た山が気になりました。標高1282.3mのくらますから標高1137mの高倉にかけてのようです。2016年5月22日に鳥取&兵庫県境の大通(おどれ)峠から周回したのを思い出しました。また別ルートで計画を立ててはいるのですが、アプローチと渡渉がネックでまだ実現していません。体力のいるコースなので、来年あたりに(^_^)
くらますから高倉
南東方面にポコッと突き出た山が気になりました。標高1282.3mのくらますから標高1137mの高倉にかけてのようです。2016年5月22日に鳥取&兵庫県境の大通(おどれ)峠から周回したのを思い出しました。また別ルートで計画を立ててはいるのですが、アプローチと渡渉がネックでまだ実現していません。体力のいるコースなので、来年あたりに(^_^)
36クラゲに似たキノコ
ブナ科の木にキノコがたくさん生えていました。カサの縁のほうがよれよれになっており、クラゲのようでした。これぞキクラゲ( *´艸`)動画を撮ってふと足元を見ると、直径7cm程のぶよぶよが1つ落ちており、茶色いひだが見えました。
ブナ科の木にキノコがたくさん生えていました。カサの縁のほうがよれよれになっており、クラゲのようでした。これぞキクラゲ( *´艸`)動画を撮ってふと足元を見ると、直径7cm程のぶよぶよが1つ落ちており、茶色いひだが見えました。
38コミネカエデ
標高1287.3mの鳴滝山へは行かず、西南西に下りました。紅葉を見ながらちょろちょろ流れをまたいで少し進むと、いい色のコミネカエデ<写真42>が見えたのでズームしてみました。葉は5裂、鋸歯は大きく、葉柄に近い左右の切れ込みが深いです。
標高1287.3mの鳴滝山へは行かず、西南西に下りました。紅葉を見ながらちょろちょろ流れをまたいで少し進むと、いい色のコミネカエデ<写真42>が見えたのでズームしてみました。葉は5裂、鋸歯は大きく、葉柄に近い左右の切れ込みが深いです。
40ムキタケに似たキノコ&
ホコリタケの仲間
なぜかこの広葉樹にはキノコがたくさん生えていました。手前左のボールのようなホコリタケの仲間は直径6cm程とこの種にしては巨大でした。右奥のキノコは、カサの色はツキヨタケによく似て赤みを帯びたものが多かったのですが、根元にリング状の部分がなさそうでした。ムキタケの特徴を示してはいるのですが、よくわかりません。
ホコリタケの仲間
なぜかこの広葉樹にはキノコがたくさん生えていました。手前左のボールのようなホコリタケの仲間は直径6cm程とこの種にしては巨大でした。右奥のキノコは、カサの色はツキヨタケによく似て赤みを帯びたものが多かったのですが、根元にリング状の部分がなさそうでした。ムキタケの特徴を示してはいるのですが、よくわかりません。
41ホコリタケノコシカケ⁉
木の反対側に回ると、サルノコシカケの仲間の上にホコリタケの仲間が生えていました。<写真40>とは別種かもしれません。ホコリタケはたまに枯れ木にも生えるそうですが、枯れキノコに生えるとは(*_*;
木の反対側に回ると、サルノコシカケの仲間の上にホコリタケの仲間が生えていました。<写真40>とは別種かもしれません。ホコリタケはたまに枯れ木にも生えるそうですが、枯れキノコに生えるとは(*_*;
42真っ赤なコミネカエデ
このすぐ北でブナ科とカエデの仲間の360度紅葉動画を撮りました。ここはちょうど青空が見えていたのでズームしてみました。今回の山行では、コミネカエデ<写真38>が多かったような気がします。
このすぐ北でブナ科とカエデの仲間の360度紅葉動画を撮りました。ここはちょうど青空が見えていたのでズームしてみました。今回の山行では、コミネカエデ<写真38>が多かったような気がします。
44三滝神社内部
少し木の枝が邪魔でしたが、迂回せず無理に小さな屋根に向かって下りると三滝神社の脇に出ました。正面はガラスがはめられた格子戸で、カメラのレンズを近づけて内部を撮りました。背後の紅葉も一緒に写り込んでいます。詳細はわかりませんが、ここより西に進んだ芦津渓谷の三滝がご神体なのかもしれません。ここからはまた遊歩道です。すぐ南にある三滝休憩舎で三滝ダム湖を見ながら休憩しました。
少し木の枝が邪魔でしたが、迂回せず無理に小さな屋根に向かって下りると三滝神社の脇に出ました。正面はガラスがはめられた格子戸で、カメラのレンズを近づけて内部を撮りました。背後の紅葉も一緒に写り込んでいます。詳細はわかりませんが、ここより西に進んだ芦津渓谷の三滝がご神体なのかもしれません。ここからはまた遊歩道です。すぐ南にある三滝休憩舎で三滝ダム湖を見ながら休憩しました。
45三滝ダム上より879m峰
三滝ダムの上からは西に879m峰が見えました。三滝ダムは1937(昭和12)年、日本で最後に建設され、2002年度の土木学会選奨土木遺産に選ばれたバットレスダムです。鉄筋コンクリート製の遮水板をバットレスと呼ばれる擁壁で支える構造で、正面からはコンクリートの壁が格子状に見えます。コンクリートの量が少なくて済む反面、定期的なメンテナンスが欠かせないため、1923〜1937年にしか建設されなかった珍しい構造のダムです。西側に格子状の構造がありますが、木の枝であまりはっきり見えなかったので、今回は引き返しました。
三滝ダムの上からは西に879m峰が見えました。三滝ダムは1937(昭和12)年、日本で最後に建設され、2002年度の土木学会選奨土木遺産に選ばれたバットレスダムです。鉄筋コンクリート製の遮水板をバットレスと呼ばれる擁壁で支える構造で、正面からはコンクリートの壁が格子状に見えます。コンクリートの量が少なくて済む反面、定期的なメンテナンスが欠かせないため、1923〜1937年にしか建設されなかった珍しい構造のダムです。西側に格子状の構造がありますが、木の枝であまりはっきり見えなかったので、今回は引き返しました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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---|
感想
芦津渓谷は鳥取県智頭(ちづ)町にある紅葉スポットです。このタイミングでは、まだ紅葉が早いとは思いましたが、芦津渓谷の北側の山にブナ原生林があるということを知り、ブナならこの時期に黄葉がきれいに見られると考え、訪問しました。
芦津渓谷は、家から約120kmの距離ですが、鳥取自動車が完成してからは、平福ICから智頭南IC間(=無料区間)を利用することで、およそ2時間弱でアプローチが可能となりました。
三滝(みたき)ダムの東数百m先にある駐車場に車を停め、三滝に向かう「中国自然歩道コース」ではなく、二ツの滝に向かう「芦津源流コース」を進みました。
写真や動画でも紹介していますように、たくさんの魅力的な滝や、色づき始めたカエデなどの紅葉を楽しむことができました。
芦津源流(大川)と東山(とうせん)の南西に延びる沢が合流する地点から、地形図上の1126.9m峰(=小藤仙)に向けて登山を開始しました。山道はほとんど無いに等しいですが、尾根筋なので、適当に歩くことができます。
結局、反時計回りにこの尾根筋を歩いていくと、三滝神社に出てきました。この間、写真や動画でも紹介していますように、カエデやブナを中心に、紅葉森林セラピーに浸り、心身ともにリフレッシュすることができました。さらに、変わったキノコもたくさん見つかり、驚きの連続でした。
また、ルートファインディングに迷う所もあり、いい意味での読図トレーニングもできました。この他にもルートがあるようなので、今後も楽しみです。
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