霧氷が見れた塔ノ岳(大倉尾根→小丸尾根)


- GPS
- 06:08
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,472m
- 下り
- 1,462m
コースタイム
堀山の家10:14
花立山荘10:48
11:20塔ノ岳11:31
小丸分岐12:08
二俣13:35
14:39大倉バス停
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:神奈中バスの大倉バス停→小田急線の渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金冷シ付近からは雪。 登山ポストは渋沢駅のバス停、大倉バス停に有。 |
写真
感想
過去に4回ほど丹沢を訪れていますが、いずれもどんよりした天気でろくに晴れた試しがありませんでした。冬だし今回は晴れてくれるのではと期待をしつつも、渋沢駅に着くと晴れているものの山の方角には雲がかかりかけていました。今回もダメだなと天気をあきらめつつも、せっかく来たのでもちろん登りました。
登山道へ入って最初の分岐で大倉高原山の家方面へ行ってみました。こちらの方に行くのは初めてです。少し行くと視界が開けて小さな山が見えてきました。名前は雨乞山。農家にとっては大切な名前かもしれませんが、登山者にとっては物騒な名前です。雨降山の大山といい、丹沢に来るといつも天気が悪いのはこういうネーミングの山があるからなのでしょうか。
少し歩いて鳥居があって、くぐったところが大倉高原山の家。飲み水は20円の協力金ということでした。山に行くときは10円玉以下は持って行かない主義なのですが、ここでは必要のようでした。少し上がったところがキャンプ場になっていました。1度は幕営してみたいですね。ゆったりとした尾根を進んで見晴茶屋を越えたあたりから本格的な登りが始まります。以前登った時は真夏の暑い日でしたが、この日は登って汗がだくだくになるようなことはなく、一歩一歩足を出していくだけで苦労せずに登ることができました。時々雪がちらついてきました。
駒止茶屋から道は少しゆったりしてさくさく進めます。葉っぱがすっかり落ちて、木の間からこれから登るであろう山塊が見えるのもこの時期ならではでしょう。このあたりから霜が目立って来ました。堀山の家からいよいよ本格的な登り。とは言ったものの以前登った時よりも急登の経験値を積んでいるので、特に労せず登ることができてしまいました。昔あれほどへばった花立山荘直下の連続階段もひょいひょい登れてしまったことに驚いてしまいました。
ここから地面の雪が目立って来ました。両サイドが切れ落ちている尾根道が雪に覆われているとちょっと怖いです。北斜面の雪の密度は濃い。このあたりから木の枝一面に雪のようなものが張り付いていました。ものすごくきれいでこれまた驚いてしまいました。天気こそは悪かったですが、これを見れただけで大満足でした。金冷シからも雪だらけ。白い木々を見ながら進むのも新鮮でよかったです。山頂に着いたもののガスで何も見えず。風は強く、気温は-3℃ほど。ウインドブレーカーのフードをしてちょうどいいくらいでしたが、手袋が薄くやや手が冷えました。時たまガスが晴れて反対側の山肌が見えたのですが、これまた白くて美しく、ネガティブなイメージしかない雪山もいいかも、と思っていまいました。
同じ道を下るのも面白く無いので、行ったことがない小丸尾根へ。鍋割山方面へ進むもののここも雪だらけでした。あまり滑らないのが救いでした。小丸分岐の看板から左方面に進み、急でジグザグの坂を下っていきました。下り始めるとすぐに雪は消えました。やがて広い樹林帯の尾根道へ出て、延々と下っていきました。大倉尾根との大きな違いは階段が全くないということでしょう。とてもよい下り道でした。745mのピークから、後沢乗越や堀山を見ることができました。再びジグザグの下り道となって下りきったところが二俣付近の坂道でした。ここからは長い林道歩き。ほんの20〜30分ぐらいの林道歩きならまだ我慢できるけど、1時間近い林道歩きはさすがに飽きてきました。大倉尾根と小丸尾根、登り下りするなら小丸尾根の方がいいけど、長い林道歩きがある分、小丸尾根はちょっと厳しいかな。
丹沢へ来る時のお約束ですが、山の上ではいつももやっとしているのに、下山してバス停へ戻ってくると見事に晴れている。お日様も見える。この日も例外に漏れず、大倉は晴れていました。1度くらいは快晴の山頂に登ってみたいものです。
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