愛別岳〜ピウケナイ


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
天候 | 曇りから快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ポイントとなるのは上部の岩稜と愛別Peak先の急斜。 岩 稜上を行くとアイゼンをガシガシ使ってたまによじ登ったり、巻きは岩がらみの急なトラバリ。 トラバリは岩の出具合による難易度の変化や、雪の吹き溜まり具合によっては雪崩の危険性もある。 急斜は硬すぎたらいけないこともあるだろう。 愛別Peakから先は視界がないと厳しそう。今回はGW時期ということであまり雪崩は警戒しなかったが、それ以外の時期なら雪崩に関しては注意を払わなければならないところが多い。 |
写真
感想
昨日の夜からの雪で描くるく雪化粧している愛山渓温泉から、白川尾根の取りつきを目指す。
Topの方は、GPSでどんどん行くが、コンパスならしっかり切っていく必要がある。
とりつき手前の沢型までは斜度の変化くらいしか確認できない。
渡渉はスノーブリッジで楽勝。
白川尾根の斜度が出てくるco1300からは、スキーアイゼンが有効。
左手には樹林内雪庇があるが、問題にはならないだろう。
左手から尾根が合流してくるco1450〜1500あたりが樹限だろう。
co1750から始まる岩峰の手前からアイゼンにする。
岩峰はco1750とco1850〜1900の2か所。
どちらも上を行くのと北側を巻くという2通りの行き方があるが、
前者は段差チックなところで岩にアイゼンをおいてよいしょっと行くようなムーブがある。
後者は斜面に入るが、岩が出ていて雪崩は問題ない。
たまに岩が当たる程度。今回は難しくないが、雪質や岩の出具合によっては難しくなるだろう。
特に2つ目の岩峰の巻きの斜度はなかなか急だった。
このあたりから時折ガスが飛び始め、ギバギバしたかっこいい愛別の稜線が見え隠れする。
2つ目の岩峰からは特に何もなく、すっかり晴れ渡った愛別のPeakに立つ。
周りには比布や安足間、北鎮などが見えて気持ちがいい。
少し休憩して比布へ。愛別ピークから吊尾根に下りるところがかなり急で30〜40mくらいバックステップ。
今回で一番緊張した。
微妙に尾根上の岩を巻いていく感じで降りるので、視界がない吊尾根に乗るところをスルーして斜面を下り続けるので注意が必要。
吊尾根は不規則に小さい雪庇が出ているが、尾根広いので問題ない。
比布への稜線へ上がるところは白い。
雪質によっては弱層テストをして、岩をつないだり尾根上を行くのがよいだろう。
GWということもあって今回は斜面を直上。
比布から振り返ると愛別がかっこよくそびえている。
旭や凌雲北尾根も見える。
ここでスキーにして、安足間方面を目指す。
細い尾根で後半は雪庇も出ている。時期や雪質によってはここも弱層テストをすることもあるだろう。
安足間に登りかえすのも面倒ということで、ハタコロスロープに入ってスキーを楽しむ。2000mからのスーパースキーは圧巻。
白さと斜度的に雪崩が怖いのはハタコロの1950くらいまでと大塚の南斜面だろか。
下りきったところで少し休憩。
旭北崖尾根をはじめ周りの山々はこれでもかというくらい白い。遠くには天塩も見える。
あとはピウケナイ沢をスノーブリッジで渡って、一気に温泉まで滑り降りて、風呂に飛び込んだのでした。
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