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Yamareco

記録ID: 164110
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

高畑山・丹沢三峰・丹沢山

2006年11月25日(土) [日帰り]
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GPS
07:55
距離
23.6km
登り
1,740m
下り
1,734m

コースタイム

三叉路バス停 07:40
高畑山    08:55-09:00
本間ノ頭   10:30-10:35
円山木ノ頭  11:00
太礼ノ頭   11:20
丹沢山    12:00-12:15
天王寺峠   13:30-13:40
塩水橋    14:10
宮ヶ瀬バス停 15:35
天候 晴れ。雲はわずかでほぼ快晴に近く、風がなくて日中はかなり暖かくなりました。
過去天気図(気象庁) 2006年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
本厚木駅 06:55-(神奈中バス)-07:38 三叉路バス停
(帰り)
宮ヶ瀬バス停 15:50-(神奈中バス)-16:50 本厚木駅
コース状況/
危険箇所等
・三叉路バス停 〜 丹沢三峰 〜 丹沢山
それなりにアップダウンがありますが、極端に急な傾斜の箇所はありません。
金冷シ周辺に、少し険しい箇所もありましたが、通過が困難な場所でもなく、特に危険はありませんでした。

・丹沢山 〜 天王寺尾根 〜 天王寺橋 (注:「天王寺橋」は登山地図では「本谷橋」となっています)
堂平への分岐点までは良い道でしたが、その後は急降下が現れるなどして、歩きやすい道ではなくなっていきます。
所によって道形も不明瞭となり、標識も少ないので、専ら赤テープを頼って下りました。

・天王寺橋 〜 宮ヶ瀬バス停
すべて舗装された車道です。塩水橋の手前で県道に入ってからは、車の往来もひっきりなしでした。そして長くて退屈で、歩くこと自体が好きな私でも、ちょっと参りました。

※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。
※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

三叉路のバス停は交差点の手前にあって、交差点まで進んで左折すると、すぐに右手に登山口が現れました。
 (逆方向の本厚木駅行きのバス停は、交差点の反対側、宮ヶ瀬寄りにあります)

登り始めてしばらくすると、御殿森ノ頭への分岐点があります。
ピークは分岐点から1分も経たずに登れるような距離にありますが、狭くて何もない所で、特に面白味は感じませんでした。

その後また同じくらいの時間が経過すると、今度は高畑山への分岐となります。
やや急な階段状の短い登りを終えると、展望台のある頂上に出て、北側には丹沢主脈が、南側には大山や大山三峰山あたりの稜線が良く見渡せました。

高畑山の先で金冷シに差し掛かりますが、やや険しい所があるものの、割と普通に歩けて通過してしまいます。
その後はしばらくの間、緩やかな道が続きますが、標高が1000mに近づいてくると、次第に傾斜がきつくなっていきます。
標高1300m台付近からは、霜を踏みながら歩く箇所が多くなりますが、溶けている箇所がほとんどないため、歩くのには全く支障がありません。

丹沢三峰のうち、本間ノ頭と円山木ノ頭(その間には無名ノ頭というのもあります)までは、体力への負担をあまり感じることなく登れていました。
しかし、その次の太礼ノ頭への道のりは、まず急斜面を階段で急降下してから、一気に100mほど登り返すため、ここは少々きつく感じています。

丹沢三峰の核心区間を抜けると、その先にはもう急な箇所はなく、緩やかな登りが主体となりました。

丹沢山は今回が3回目ですが、いずれも別ルートからの登頂となりました。
丹沢三峰経由の稜線には人が少なかったのに、さすが百名山(ということにされている山)だけあって、かなりの数の登山者がくつろいでいます(ちょうど昼どきでもありましたが)。
いい具合に雪をまとった富士山が裾野から頂上までくっきり見られたほか、銀白の南アルプスもその一部が見えているなど、展望も楽しめました。

下山は登って来たルートを少しだけそのまま戻ってから、三峰への分岐を見送って天王寺尾根ルートに入ります。
木道が良く整備されていた区間を抜けると、やがてクサリの下がるガレ場に出ましたが、足場の悪い箇所には木段が組まれたりしていて、クサリは全く出番がありません。少なくとも無雪期には、ほとんど使う必要のなさそうなクサリでした。

その後、しばらくは快適に歩ける緩い下りが続きますが、堂平への分岐を見送ると、次第に急降下が現れるなど、歩きやすい道ではなくなっていきます。
また、ルートもやや分かりづらくなり、標識も少ないので赤テープだけが頼りとなりました。
時折支尾根への分岐で少々迷わされる箇所があるものの、慎重に先の方に赤テープが見えるルートを選択して下り続けます。

登山道が90度右に折れる天王寺峠を通過すると、やがて小沢にぶつかって、左岸を少し下るとすぐに車道に降り立ちます。
その地点に架けられている橋は、昭文社の「山と高原地図」でもヤマケイの「アルペンガイド」でも「本谷橋」となっていますが、実際に欄干に彫られている文字は「天王寺橋」でした。
正しい「本谷橋」は、そこから林道を本谷川沿いにしばらく下っていき、左岸から右岸に渡るところに架けられていた橋です。
何故このような間違いが生じたのでしょうか。

林道はきれいにアスファルト舗装されていて、徒歩で通行するのがもったいなく感じるほどです。
しかし我が物顔で歩ける区間は長くは続かなくて、塩水橋の手前で県道70号線に入ると、車の往来がひっきりなしとなります。
1車線とはいえ道路には十分な幅があり、カーブが多いため車もゆっくりと走っていて、すれ違いに危険はありませんが、すぐ下を流れる川の音が大きいため、後方からの車の接近に気付くのが遅れることがあって、時々ドキッとさせられました。

それにしても、そうと知っていて好きで選んだルートだったのですが、10km近くに及び1時間半を超える車道歩きはあまりにも長かったです。山を歩いた後の疲労感とともに歩いているので、なおさらそう感じたのでしょう。
途中には特段の見所もなく、また期待していた宮ヶ瀬湖の湖岸風景も、思っていたほどにはパッとしませんでした。

朝バスを降りた三叉路の交差点には15:25に着きましたが、周囲に何もありませんし、起点から乗るほうが座りやすいのではと思えたので、さらに宮ヶ瀬まで歩きます。
ところが、別にギリギリでもない発車15分前に着いてみると、すでにバス停には長い列ができています。案の定、駅までの約1時間を、立ったままでバスに揺られることになりました。
朝に乗った始発のバスはそこまで混んでいなかったのですが、紅葉の時期だけに、日中になって観光客が多く繰り出したのでしょう。
結局、車道歩きとバスが辛かったという2点が、強く印象に残る山行となってしまいました。ヤレヤレ。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_10_12/mt2006_10_12.html#20061125

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