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記録ID: 164329
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ハイキング
丹沢

表尾根から塔ノ岳

2007年03月22日(木) [日帰り]
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samoa その他2人
GPS
--:--
距離
13.7km
登り
1,052m
下り
1,524m
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急線秦野駅からバスでヤビツ峠
大倉からバスで小田急線渋沢駅
表尾根の鎖場
晴れてきた
新大日からの表尾根
新大日からの表尾根
立派なオスジカ
塔ノ岳の道標
人馴れしすぎ
丹沢のシカの行く末は
丹沢のシカの行く末は
相変わらずの大倉尾根
相変わらずの大倉尾根

感想

受験明けのリハビリ登山としてKurA氏と後輩一人と東丹沢の表尾根を経由して塔ノ岳に行ってまいりました。
塔ノ岳はかれこれ7回目くらいになりますね。

8時ごろ小田急秦野駅に集合し、バスに乗ってヤビツ峠へ。ここは表尾根だけでなく大山の登山口でもあり、
東丹沢の人気の山の登山基地です。バスから降りて準備を済まし、登山開始です。

車道を少し歩いていくと、表尾根の登山道にたどり着きます。
受験中の衰えを心配していましたが、ブランクはほとんど感じずいいペースでスタート。

最初の方はスギが中心の人工林でしたが30分ほどで広葉樹が中心の天然林になります。
さらに最初のピーク、二ノ塔にたどり着くころには森を抜けて少し開けたところにでます。
まあ、朝から分かっていたことだったのですが、天気は曇りがち。
背後に見える大山の頂にも雲がかかっていました。

本来すばらしい展望の表尾根なので残念ですが、山なんてそんなものです。
気を取り直して次のピーク三ノ塔を目指します。

三ノ塔までの登りは今までより若干きつく感じましたが、ペースにはさほど影響ありませんでした。
ガレ場が多い登山道を経て三ノ塔に到着。このころにはすっかりガスの中。
一面真っ白という素晴らしい展望でした。
時間を確認するとコースタイムより20分も速いペースです。
受験明けにしては調子がよすぎるといった感じです。まあ、急ぐわけでもないのでここで小休止です。

15分ほどの小休止を終えて出発。
ここから先はピークも多く、アップダウンを重ねながら標高を上げていく感じです。
ガレ場を下っていったり、雪解けでネチョネチョになって滑りやすい登山道などいろいろ大変でした。

三ノ塔よりも標高の低い烏尾丸や行者ヶ岳を超えていくと、長い鎖場がありました。
登山シーズンだとこういうところで渋滞が発生します。
まあ、今日は平日なのでそんなことはありません。
でやっと下ったと思ったら今度はガレ場の急坂。
若干気力がそがれますが、これが山道です。天候も少しよくなってきた感じなのでがんばります。
きつめの急坂を登りきって新大日ノ頭に到着。後ろを見渡すと今までの登山道が見渡せました。

新大日ノ頭に到着して後ろを振り返るのもほどほどに、先に進もうとすると本日シカと初遭遇。
さらに隣の林からも鳴き声がするのので見てみると子ジカが二匹いらっしゃいました。

シカと戯れるのもほどほどに、先を目指します。ここまでくればあと一息。
なだらかな稜線をすすんで、塔ノ岳の手前でグワっと登って到着といったところです。
そうともなるとペースもアップ。途中の小さなピークもありましたがなんのその。

塔ノ岳の方向には少し青空も見え、もしかしたら展望があるかもと最後の急坂も一気に登っていきます。
と、立派な角を持つオスジカと遭遇。体も大きく、なかなか成熟した個体でした。

そんなこともありつつ、塔ノ岳に到着。
しかし、丹沢山・蛭ヶ岳方面などは晴れていましたが、富士山、伊豆方面は曇っていました。
本来なら360度、房総半島や南アルプス、はたまた尾瀬の山まで見渡せるのですが・・・ 
いままで展望がまともに見えたのは二回だけですね。う〜ん残念です。

そして、山頂で昼飯を食べます。
私と後輩はおにぎり、KurA氏はカップ麺。山の綺麗な空気のなかではどんなご飯でもおいしものです。
しかし、なにもさえぎるものの無い山頂の強風、太陽は雲で隠れる、標高1490mという条件のなかです。
滅茶苦茶寒いです。札幌よりもはるかに寒いです。
なんとか昼飯を食べましたが、もう耐えかねて山頂の山小屋で休ませてもらうことに。

どこの山小屋のおじさんもいい人ばかり。暖かく出迎えてくれて談笑をしました。そこで、学校名を出すと20年くらいまえに遠足に来たという衝撃の事実が・・・
まだEverybody come onの時にはこんなところにきていたようです。

まあ、時間も余裕なので丹沢の写真を見せてもらったりしましてしばらく休みました。塔ノ岳のバッチを購入。

2時ごろになってようやく出発。山頂で集合写真を撮って、またもや出現したシカと戯れて山頂を去ります。

さて、ここから下りなのですが、ある意味ここからが一番つらい場所です。
下っていく大倉尾根は階段やガレ場が多く、登りで疲れた足にはかなりの負担がかかるのです。
とはいってもうちの山岳会は下りは得意なのでさほど問題は無いのですが。

ここからはさらにスピードアップ。
階段やガレ場をかなりのスピードで下っていきます。
途中の山小屋には目もくれず、軽く走ってるようなかんじ下っていきます。
左手には今まで登っていた表尾根、正面には神奈川の市街地が見えます。
後ろには塔ノ岳も見えました。

そのうち、森林のなかに入っていくと展望も見えなくなります。
少し足も疲れてきたので、少しゆっくり下っていきます。

なんかよくわからない分岐で二手に分かれたり、合流したりしながら下っていってつい大倉に到着。
コースタイムよりも45分も速かったです。
売店でアイスとお菓子を買ってバスに乗って渋沢駅へ行き、そこで解散となりました。

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