雪の高尾山〜景信山


- GPS
- 05:26
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 853m
- 下り
- 755m
コースタイム
11:13高尾山頂11:59
城山13:02
景信山14:01
15:05小仏バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:京王バスの小仏バス停→JR中央線の高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高尾山稲荷山尾根…登山口付近は凍結気味、標高400m付近からは滑りやすいカチコチの雪道 高尾山〜城山〜景信山〜小仏…一部の日当たりのよいところをのぞいて雪道 旧甲州街道…積雪なし |
写真
感想
高尾山でも雪遊びができる状況ということで行ってみました。
高尾山口駅前の景色から普段と違って雪が多いです。駅から登山口までは雪なしですが、稲荷山尾根登山口から早速白い道を登っていきます。アイゼンなしで行けるところまで行くつもりで始めは慎重に凍結した道を登っていきました。時々、枝にひっかている雪の塊が上から落ちてきます。自分の近くに落ちたときはさすがに驚きました。稲荷山神社を越えて少し行くと、日当たりのよいところでは完全に白いものが消え、いつも見る稲荷山尾根でした。しばらくは雪なしが続き、徐々に標高を上げると雪の占める割合が増え、標高400mあたりからは完全に滑りやすい雪道。稲荷山の展望台までなんとか行くものの、ここからの下り坂ではずるっと倒れそうになりました。ストックでなんとかバランスを保って転倒は防げましたが、この先も踏ん張りができないぐらい危うい道でしたので、平らな場所を見つけて6本爪アイゼンを装着しました。オーバーグローブを付けたままでも装着はできました。アイゼンつけてからはザクザク進むことができ、非常に快適でした。中には何も装着せずに登っている人もおり、すごいなあと思いました。
この雪でも高尾山は人がそこそこいましたが、雪の積もっていないベンチは空いていたのでここでお昼にしました。富士山が綺麗に見えましたが、南アルプス方面は見えませんでした。昼食後は裏高尾へ。ここからも普通に全面雪道です。目をやれれてはいけないので、ゴーグルを出して装着しました。木にひっかかっている雪が風で飛ばされて粉状に舞っていました。普段知っている奥高尾縦走路と全然雰囲気が違いました。歩く方も滑って転ばないように足元ばかり見て歩いていました。もう少し余裕を持って歩ければよかったのですが、慣れない重登山靴+アイゼンですとどうしても下を見てしまいました。すれ違う人で、4本爪では厳しいと言っている人がいました。それほどの雪道でした。
城山山頂では人がおらず貸切でした。早朝ならまだしも真昼間に誰もいないとはこれはまた驚きました。城山からは一転して濃い樹林帯の中の雪道になりました。トレースがあるから行けるものの、何もついていなかったら行けないような雰囲気でした。城山から小仏峠への下りはいつも滑りやすくて苦労していたのですが、この日はアイゼンがしっかり支えてくれたので思った以上に楽に下れてしまいました。雪道の方が楽なんて不思議なものです。小仏峠から景信山へ向かう登りは急でこの日はどんなものだろうと思っていましたが、アイゼンあれば問題ありませんでした。
景信山山頂もほとんど人なし。ここから見る高尾〜城山の雪景色はなかなかのものでした。都心の方はもやっていてよく見えず、埼玉スタジアムは認識できました。景信山から小仏バス停までは歩いたことのない道で不安でしたが、しっかりトレースがありそれをたどるだけで問題なく行けました。下山路途中で日当たりのよいところがあって土が完全にむき出しになっている道になったので、もうそろそろアイゼン外してもよいかなと思って外したものの、すぐに進んだところでまた日影に入って再び滑りやすい雪道が登山口付近まで続いていました。ここはストックを使いながらなんとか下ることができました。旧甲州街道に出ると雪はほとんどありませんでした。バス停に着くと、いいタイミングでバスが来ておりました。重登山靴で高尾駅まで歩く気は全く起きず、この日はおとなしくバスの客となりました。他の登山客は全くおりませんでした。
こんな近場の山でいい雪遊びができて非常に満足でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する