記録ID: 1646345
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ハイキング
甲信越
大平高原から晩秋の乾徳山を往復
2018年11月11日(日) [日帰り]
さとたけ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 722m
- 下り
- 703m
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大平荘駐車場8：00→道満尾根分岐8：30→扇平9：20→鳳岩10：00→10：10乾徳山山頂10：25→扇平11：00→道満尾根分岐11：30→大平荘駐車場
| 天候 | 曇り一時晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※恵林寺を横目に新隼橋北交差点で国道140号線に合流した後、コンビニは1軒（デイリーヤマザキ）だけ見かけました。その先に商店はありません。 ※徳和入口交差点を通過（直進）し、暫く走行すると左手に「乾徳山・大平高原」の看板が現れます。ここを左の側道へと侵入すると、県営林道乾徳山(南)線に入ります。後は大平高原までは道なりです。この林道は、サイトによっては「一部未舗装で悪路」と書かれていますが、大平荘までは舗装されています。ただし、道幅は4mで所により車のすれ違いは困難。カーブが多いことと、落石もありますので、慎重に低速走行したいです。また現在、大平高原では大規模な太陽光発電設置工事が行われており、工事車両が多いのでご注意を。 ※大平荘の駐車場は、15〜20台程度は駐車可能と思われます。駐車料金は800円。車を停めると、おばちゃんが集金にやってきます。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回は、奥秩父の主脈から南東に派生した尾根上のピークに位置する乾徳山（標高2031m ）に登りました。起点は乾徳山への最短路をとることができる大平高原(おおだいらこうげん)。 「山と高原地図」では、「��26 金峰山・甲武信」編に記載があります。 【大平高原→月見岩】 大平荘駐車場から暫くは林道を歩きます。周辺は以前は草地が広がっていたのですが、現在、大規模な太陽光発電が設置（工事中）されており、景観は一変。無粋な風景に変わってしまいました。山梨県内では、茅ヶ岳の登山口がある深田公園周辺も同様の工事が進められています。日照時間が長い地域だからとはいえ、ハイカーには嬉しくない景色。時代の変化でいつかは元の景色に戻るとしても、何十年もかかかるんでしょうね…。 さて、10分も歩くと登山口を示す大きな看板が現れ、道は林道を離れて右手の斜面へと向かいます。何度か林道と出会いながら斜面を緩やかに登ると、やがて道満尾根(どうまんおね)の登山道と合流し勾配を増します。大平高原から見えていたピークまで登りつめると勾配は緩やかになり、樹林帯の平坦な道に変わります。途中、岩場があり、尾根を外さぬよう気を付けながら歩くと、視界が開けて広大なカヤトの扇平(おうぎだいら、おうぎびら)と真ん中にぽつんと佇む月見岩が見えてきます。 【月見岩→乾徳山山頂】 月見岩は、徳和ルートと大平ルートの合流点になっています。カヤトが尽きる場所からは樹林帯の登りで、勾配が増していきます。足ともは岩が多くなり、やがて岩稜帯の登りとなり、断続的に鎖やロープが現れます。所々、岩は黒光りして、表面はとても滑りやすいのですが、これは至仏山などで見る蛇紋岩でしょうか。ホールドがとりにくい箇所では、足元がスリッピーで、少々難儀します。 崖の上を歩く箇所もあるので、滑落には十分に気を付けたいです。山頂までの最後の登りが鳳岩。途中、右へと体を振るところもあります。鳳岩には山頂への巻き道もありますので、その時の体調や気持ちによってどちらを使うか選択しましょう。 【全体的に】 大平高原から乾徳山山頂までは、2時間30分ほど。体力があれば、黒金山まで足を延ばしても、十分に日帰り登山が楽しめます。 この時季、トレイルは落ち葉に隠れて薄いです。良く見ると、踏まれているかどうか判別できますし、赤テープは豊富に付けられていますので、周囲を慎重に見ながら道を選びましょう。 岩場は滑りやすく、慣れないとちょっと怖いかもしれません。難所は鎖・ロープが付けられていますので、あせらずゆっくり通過したいです。 大平荘を出ると、水場・トイレはありません。私のau携帯は、山頂付近のみ電波が入りませんでした。 |
| その他周辺情報 | ●みとみ笛吹の湯 火曜定休、営業時間は10:00〜20:00。大人は510円。 http://spa.sound-f.com/higashi-yamanashi/fuefuki.html ●道の駅まきおか 水曜定休、営業時間は9:00〜17:00。本日は巨大な柿が目玉商品でした。 http://michinoeki-hanakage.fruits.jp/ ●恵林寺（えりんじ） 乾徳山恵林寺は、甲斐武田氏の菩提寺です。 http://erinji.jp/ |
写真
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国道140号線の徳和入口交差点を通過し、林道入口が見えてきました。
景色が一変します。建物の奥に見えるのは、太陽光発電用のパネルですね。
少し上ると、大きく蛇行した林道と再び出会い、登山口が見えてきました。
右を見て。もう少々林道を進んでいくと、無料の駐車スペースがあります。
表面に凹凸はあるものの、ホールドがとりにくい感覚があります。
迂回路の標識が見えました。右手に進むと、最後の鳳岩を回避して登頂できます。
足をかける適当な場所が少なく、途中、右に体を振るところがあり、少々難儀します。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
この1年半ほど、業務多忙につき、めっきり登山回数が減ってしまっている私。
土曜・日曜とも天気のよい今週末には、どこかでハイキングを楽しみたいと、向かったのが乾徳山です。
登りにかかってからすぐに、息が切れて足が上がりません。風邪気味とは言え、日頃の運動不足を痛感させられます。すぐに「敗退」の2文字が頭をかすめました。
しかし、大平高原まで車で高度を稼いでおきながら、敗退しては今後のモチベーションに響きます。ゆっくり歩きでなんとか踏破することができました。調子が良ければ黒金山も行きたいと思っていましたが、今回は体がついていかず断念しました。
それでも、晩秋の奥秩父ハイキングを楽しむことができました。
もっと山に入らなくちゃ。引き続き頑張ります。
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