上越・タカマタギ

2011年03月05日(土) 〜 2011年03月06日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 6.6km
• 登り: 973m
• 下り: 975m

コースタイム

3月5日
新宿→高崎→水上→土樽(JR)　※青春18きっぷ利用　2300円
土樽→毛渡橋→尾根取り付き→鉄塔→1040m稜線(テント泊)

3月6日
1040m稜線→棒立山(1420m)→タカマタギ(1529m)→往路を下山
土樽→越後湯沢にて温泉・夕食→帰路へ

天候

快晴無風

アクセス

利用交通機関：

電車

※新宿〜土樽　青春18きっぷ利用

コース状況／危険箇所等

夏はただの藪山。
雪の季節に、ちらほら山岳会などのパーティが登るのみの、
マイナーな山。

それだけに、ラッセルを思う存分楽しむことができる。

1040mの稜線に差し掛かる直前に、テン泊にちょうど良い尾根あり。

山頂直下はかなりの急斜面で、体感では40度くらいに感じた。

3月のふかふか雪は、滑落の危険はなかったが、
ツボ足では厳しく、ワカンやスノーシューが必須と思われる。

写真

3/6 13:54

この「タカマタギ」という山、標高は1500m程度で特に何の特徴もなく、ごく一部の山ヤに知られてはいるものの、夏はただの藪山で登山道が無く、登ることができるのは雪に覆われた冬だけらしい...

3/5 11:08

そんな季節限定の山へ、ラッセルとルートファインディングと雪山テント泊の訓練も兼ねて登ってきました。

3/5 14:13

今回の山行、一言で言い表すなら、こんな感じです
↓
「ラッセル地獄」

.....キツイ!
とにかくキツイです!!

3/5 14:33

積雪はたぶん2m以上あったと思います。
一歩踏み出すと腿まで、ヘタすると胸まで一気に沈みます!!

3/5 16:01

そんなラッセル地獄を味わいながら、辿り着いた稜線。樹林に覆われていて安全なので、ここらで幕営することにします。

3/5 16:13

幕営地から眺めた上越の峰々。綺麗です。

3/5 16:12

雪山でテント泊するのは、僕は初めてでした。スコップで雪を掘って整地して、テント張ります。

3/5 17:06

夕暮れがやってきました。

3/5 17:06

明日進むべき道のりを仰ぎ見ます。

3/5 17:14

雪山テント泊ではまず水を作ります。何もかもが初めての体験で、とても勉強になります。

3/6 6:33

タカマタギの夜明け。

3/6 6:37

雪庇が張り出しています。踏み抜かないように気をつけないと...

3/6 7:32

初日は先攻パーティがいたのですが、二日目は僕ら三人で交代交代でラッセルするも遅々としてなかなか進まず。。。

3/6 10:15

最後のほうで後攻パーティが追いつき、合計8人での交代ラッセルで、なんとか山頂に辿り着きました!(苦笑)

3/6 8:54

協力してくださったパーティ。
ちなみに、左隣はウサギ?のものと思われるトレースの跡。

雪庇を避けた絶妙なルートを選択してます。
さすが、山ヤなウサギです。

3/6 8:22

そうやってついに辿り着きました〜!
タカマタギ山頂!!

天気はこれ以上無いくらい快晴で、おまけに風もほとんどありませんでした。

3/6 9:21

素晴らしい眺めです。

3/6 10:21

僕にとっては実質的な雪山デビューでしたが、最高の景色に恵まれました。

3/6 8:21

雪庇が形成されてる様子が良く分かります。

綺麗じゃあ。。。

3/6 9:40

朝出たときのヘッドランプ、つけたままだった(苦笑)　初の雪山でテンパってたんですね。。。

3/6 8:54

上越は標高1500m弱でもこれだけ深い積雪と、素晴らしい眺めの雪山があるのですね。

何度でも通いたくなります。

撮影機器：

DMC-LX5 Panasonic