黒沢山
- GPS
- 08:04
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
黒沢山は中央アルプスの最北部に位置する2000mを超える山だが、訪れる人の少ない地味な山。
この山の南隣に位置する経ヶ岳は人気があり登る人も多いのに、同じ山容をしている黒沢山はあまり人に知られていないようだ。
どのコースをとろうか考えたが、やはり南川さんのコースで行くことにし箕輪町上古田地区からの林道深沢線を入り上古田区有林の林道入口ゲート前に車を置き登り始める。
この林道を稜線までたどり、さらにP1664を右に巻いて行くと木下区のブナ林への入口標識がある。中央アルプスでブナ林とは珍しい、どの程度の規模なのか気になるところだ。今日は無理だが機会があればぜひ訪ねてみたい。
1718mの鞍部で林道は二つに分かれ、右はP1850を大きく巻いて西に行っているが方向的に大きく西にそれているので左の道を行く。
ここもしばらく進むと稜線から離れていくので右の斜面に取り付きP1850を目指す。ここからはほとんど藪、上古田区の人たちが年に1回程度おこなっているのか、山林見回りの目印が稜線上についている。
この目印をたどって稜線の笹薮を進むとP1952に木下区の最終標識がありこれから先は目印はない。多分ブナ林はこの下あたりになるのだろう。
いよいよ笹薮も目の高さとなり密に、久しぶりの激藪漕ぎ、山頂に向け高度を上げていくと2050mで右からの稜線に飛び出す。
なんと稜線上は笹が刈られて歩きやすく目印もチラホラあるではないか。
この歩きやすい道を少し進むと黒沢山山頂、進行方向にある経ヶ岳は木の間にかすかに見えるだけ、西の御嶽方面は全く視界がない。
東の南アルプス方面だけが木が薄いのでよく見える。
山頂標識は森林管理局が設置したもので、こんな人の来ない山に管理局が設置するのかとびっくり。
さて下山はどうしようか、先ほどのコースをピストンすれば問題ないのは確かだが、GPSの地図を見ると、来るとき登り上げた稜線を下ると藪へ入らないで途中の林道分岐まで行けるではないか!
それなら楽をしようと一気に稜線上の道を1830mまで下り、地図にある林道を探すが ない! いくら探してもない! 林道の起点らしきところに小屋がつぶれた痕跡があるが道はない。
このままルートをたどると、多分辰野町の長畑山へ行ってしまう。
林道の痕跡を探してさらに進むか、もう一度登り返すか、どちらにするか迷う。いずれにしろもとのルートに戻らなければ帰れない。
もと来たルートは右の斜面はるか上に見える尾根、こうなったらあそこに戻るしかない。
標高差で120mくらいか、はるか右上に見えるP1950を目指して笹の激藪を必死で登る。
やっとの思いで稜線到達、知らない山で楽しようと思ったのがいけなかった。北アルプス北部の根曲り竹の笹薮なら途中でビバークです。
深く反省しました。
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