丹沢山〜塩水橋から、蛭ヶ岳は敗退〜


- GPS
- 07:30
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り 気温 塩水橋 午前6時50分 -5℃ 丹沢山 午前11時 -10℃ 塩水橋 下山時 1℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝 3台 下山時 5台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪状況 本谷林道 20〜30cm 天王寺尾根 30〜60cm(吹き溜まりは1m近く) 塩水林道 除雪済み(アイスバーンと完全に乾燥している所が交互に現れる) 登山時のトレースは数名程度と思われる。膝位までの踏み抜き数知れず。 下山時はもっとはっきりしていた。 |
写真
感想
今回は雪の丹沢へ、
大倉尾根じゃなく、もう少し雪深そうな所へ。
無雪期に歩いた事がある所、
塩水橋からにしよう。
プラン1 蛭ヶ岳までピストン
プラン2 丹沢山〜丹沢三峰〜青宇治橋〜塩水橋
プラン3 丹沢山のみ
基本はプラン1。
場合によってはプラン2。
最悪はプラン3。
でも、プラン3はあり得ないなと。
実際はプラン3に。思いっきり敗退でした。
最近は、山以外に体を動かしていなかったので、完全に体力不足でした。体重もUH(ウルトラヘビー)化していましたし・・・
塩水林道ゲートは完全な積雪。
ここまでの県道70号も路面に雪はほぼありませんでしたが周りは完全な雪景色でした。
塩水林道は除雪してありましたが、一部アイスバーンになっていました。
瀬戸橋で本谷林道に入ると、除雪は無くなり完全な雪道に。積雪は約30cm。
早くも気持ちが高まります。
約30分で登山道に入ってからしばらく行くと、周辺の木々がわさわさと揺れて雪が落下してきました。鹿か何かが木を揺らしたのかと思いそのまま進みましたが、後で地震があったことを知りました。震源が近かったため、家族は私のことをとても心配していたみたいです。
天王寺峠からは尾根道を進みますが、すでに大汗をかいてしまっています。今日はいつもとちょっと違う感じがします。
広い尾根の所で、持ってきたスノーシューを履きます。
ツボ足ではひざ上位まで踏み抜きましたが、スノーシューはそんなことも無く快適です。
しかし、調子に乗ってハイペースで歩きすぎ太腿に疲労を感じてしまい、またツボ足に戻します。
しかし、疲労感はどんどん増していきます。いつもなら楽しいハイキング気分の天王寺尾根ですが今日は苦行の様に。
雪質が良く、アイゼンの必要なかったことが唯一の救いでしたが、膝位までの踏み抜きは何度もあり、疲労を増幅させます。
やっとの思いで堂平の分岐に到着。
ここですでに、プラン1と2は頭の中から消えていました。とにかく丹沢山に登り、下りることだけ。
ここから山頂までは一息なのですが、今回は本当に長く感じました。
雪山ハイクを楽しむ余裕は一切無く何とか山頂にたどり着きました。
山頂での休憩中には、右内腿がつってしまいました。
足をつるなんてこと、今まで一度も無い初めてのことでした。
後は何とか無事に下山することだけ。
登りはアイゼンは装着しませんでしたが、下山は6本爪アイゼンを使用。12本爪も持ってきましたが、重いのはもうイヤなので。
もう、足は残っていません。
ゆっくり慎重に。
塩水林道もゆっくりゆっくり。
今回は完全に敗退です。
自分の体力の無さに愕然としました。
今の体力では、主稜・主脈や黒戸尾根なんてとんでもありません。
これから一から体力作りをし直さなければ。
でも、帰ってから映画「しあわせのパン」を見に行きました。
ちゃんと起きていられました。
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