忍野から杓子山に登り富士山の絶景を堪能


- GPS
- 05:27
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 888m
- 下り
- 876m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス | 富士急行で富士山駅下車、富士急バスで忍野村役場BSに移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥居地峠から高座山山頂手前の急登箇所は、登山路の霜が解けると滑り易い。杓子山山頂は、霜が解けると泥々になる。子ノ神直下は、急な下りとなり、所々にミニ岩場が有るので注意して下りたい。 |
その他周辺情報 | 杓子山山頂で沢山写真を撮っていたところ、スマホの電源が切れ、すぐに充電を行ったのですが、記録が一部欠けてしまいました。このため、ルートを手動で追加したのですが、記録がおかしくなっております。 |
写真
感想
11/23からの3連休の初日の天気予報が晴れだったため、かねてから登りたいと思っていた忍野の杓子山&鹿留山に出かけることにした。山岳会のMさんが一緒に行ってくれることになり、富士急行の富士山駅から富士急バスで忍野村役場BSに移動した。
8:20にBSを出発し、杓子山登山口目指して忍野小学校通しの中学校の間の舗装道路を北に歩いて8:43に鳥居地峠に着いた。この峠には、7〜8台の車が駐車していた。ここから未舗装の林道になった。林道をしばらく進み、杓子山登山口から山道に入った。やがてカヤトが一面に茂っている尾根道になり、正面の高座山に至る急登の直線の道が見えてきた。この斜度は、相当なもので、しかも霜柱が解け始めていて滑りやすくあえぎあえぎ登った。しばらくなだらかになったが、その先に第2弾の急登が待っていた。ここを登りきると、高座山山頂だった。山頂からは、青空をバックに存在感が半端ない雄大な富士山が望まれ、急登の疲れが癒された。
高座山から一旦下り、また登り返し、鉄塔128号の下を通過して大権首峠で小休止をとったのち、更に斜面を登っていくと上空が開け、杓子山の鐘が見えてきた。10:33に杓子山山頂に到達。杓子山山頂は、360度の眺望が開けており、富士山のみならず、南アルプスの山がくっきり見え、手前には先週歩いた御坂山塊の黒岳から十ニヶ岳に続く山並みがくっきりと見えた。また、北方に目を転じると、金峰山、甲武信ケ岳、大菩薩嶺、雲取山、奥多摩の峰々がほとんどガスがない形で望まれ、山座同定が忙しかった。くっきり晴れていた西方&北方と比べ、東の丹沢山塊にはガスがかかり始めており、南方の箱根や愛鷹山の山にもガスがかかり始めていた。
写真撮影を楽しんだ後、早めの昼食休憩をとり、まったりとした時間を過ごしていると、徐々に後続の登山者が山頂に集まって来たため、11:26に次の目的地の鹿留山を目指して杓子山を後にした。
杓子山〜鹿留山に至る登山路は、比較的なだらかな尾根道だったが、ところどころ痩せ尾根だったり、ミニ岩場が出てきた。約30分で鹿留山山頂に到達した。鹿留山山頂は、雑木林に囲まれており、眺望が開けていないため、早々に下山に取り掛かった。子ノ神からは、登りの高座山の急登よりは優しいが、結構急な下りで、ところどころにロープが設置されている岩場があったため、注意して下った。
約40分の下りで林道と交差している立ノ塚峠に着いた。ここで小休止したのち、ここからは林道を内野集落目指して下った。集落手前で広い舗装道路にでた。ここで、大型重機を難題も見かけたため、工事関係者に聞いてみると、防衛相の補助金で北朝鮮からのミサイル攻撃があった場合の避難場所と富士山の噴火に備えた避難所を作っている工事のために橋梁を設置しているということだった。富士山山麓には、自衛隊の演習場が沢山設置されており、そのことが関係しているそうだ。これらの施設が使われなくて済むことを望みたい。
集落の中の道を歩き、13:48に内野BSに到着した。ここから富士山駅に出て、15:02発の富士急の特急で帰路に就いた。今回は、快晴の天気に恵まれ、富士山のみならず、南アルプスや、甲斐や奥秩父の山々の眺望を楽しむことができ、大満足の山行となった。
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