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記録ID: 165938
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雪山ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳(坊村から)【途中敗退】

2012年02月01日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.9km
登り
883m
下り
876m

コースタイム

9:28 葛川市民センター
9:35 明王院登山口 9:46
12:39 御殿山 12:41
13:15 敗退地点
13:42 御殿山 
14:58 明王院登山口【昼食】 15:33
15:36 葛川市民センター
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・坊村の『葛川市民センター』に駐車させていただきました
・駐車台数は40台程度
・アプローチでは路肩に雪はありましたが、この日の路面は特に問題なく、ノーマルタイヤのみで到着しました
コース状況/
危険箇所等
【明王院〜846m地点】
杉林の中のため、トレースは付いており迷うことはありませんが846m地点手前からは風雪でトレースなし

【846m地点〜御殿山】
積雪はヒザ、踏み外すと足のつけ根まで埋もれます
また急斜面では一部、胸までのラッセル
所々に赤テープありますが、新雪に覆われていると846m地点周辺はコースが分かりづらくなります

S氏ラッセルするの巻→http://www.youtube.com/watch?v=s48HjOqguNM&feature=youtu.be

【御殿山〜敗退地点】
ところによりワカン付けていても足のつけ根まで埋もれます


※トイレは葛川市民センターから明王院方面に道路を渡ったところにあります
正面の屋根が『葛川市民センター』
道を渡ったこちら側に明王院があります
2012年02月01日 09:30撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/1 9:30
正面の屋根が『葛川市民センター』
道を渡ったこちら側に明王院があります
道を渡ったところにトイレあり
2012年02月01日 09:30撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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道を渡ったところにトイレあり
すぐ先に『地主神社』
2012年02月01日 09:34撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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すぐ先に『地主神社』
その先の赤い橋を渡ってスタート
2012年02月01日 09:34撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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その先の赤い橋を渡ってスタート
スタートからアイゼンとワカンを装着
S氏は相変わらずチェーンスパイクのみ
2012年02月01日 09:46撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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スタートからアイゼンとワカンを装着
S氏は相変わらずチェーンスパイクのみ
支稜線までは杉林の中の急登を行きます
2012年02月01日 09:58撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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支稜線までは杉林の中の急登を行きます
S氏は今日も調子よく登っております
2012年02月01日 10:18撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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S氏は今日も調子よく登っております
このあたりはまだ踏み跡が残っています
2012年02月01日 10:37撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/1 10:37
このあたりはまだ踏み跡が残っています
踏み跡を辿って黙々と登ります
2012年02月01日 10:37撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/1 10:37
踏み跡を辿って黙々と登ります
846m地点の手前からは踏み跡がなくなります
2012年02月01日 10:50撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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846m地点の手前からは踏み跡がなくなります
S氏にワカンを渡して道作りを交代
2012年02月01日 11:10撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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S氏にワカンを渡して道作りを交代
悪戦苦闘です♪
2012年02月01日 11:10撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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悪戦苦闘です♪
『←坊村2.0km 武奈ヶ岳1.5km→』の道標
2012年02月01日 11:23撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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『←坊村2.0km 武奈ヶ岳1.5km→』の道標
頑張ってます
2012年02月01日 11:30撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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頑張ってます
頑張りすぎて白髪に(笑)
2012年02月01日 11:30撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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頑張りすぎて白髪に(笑)
稜線に出ました
2012年02月01日 12:02撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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稜線に出ました
ときおり風が強く吹きつけます
2012年02月01日 12:02撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/1 12:02
ときおり風が強く吹きつけます
髪も凍ってます
2012年02月01日 12:03撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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髪も凍ってます
御殿山から望む武奈ヶ岳
2012年02月01日 12:41撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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御殿山から望む武奈ヶ岳
そして敗退…来た道を戻ります
2012年02月01日 13:22撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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そして敗退…来た道を戻ります
矢印(↓)が武奈ヶ岳山頂
赤丸(○)が敗退地点
2012年02月01日 13:38撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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矢印(↓)が武奈ヶ岳山頂
赤丸(○)が敗退地点
道中は曇り空でしたが、下りると快晴…
2012年02月01日 15:34撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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道中は曇り空でしたが、下りると快晴…
また再挑戦します
2012年02月01日 15:35撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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また再挑戦します
葛川市民センターです
2012年02月01日 15:36撮影 by  EX-Z330 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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葛川市民センターです

感想

 12月末に登った武奈ヶ岳を、コースを変えて坊村から登る。前回のイン谷口からのコースと比較すると距離的にはかなり短くなるので余裕の山行と高をくくっていたが積雪量の違いと、トレースの無い道を進む労力に心を折られて結果的には目的地を踏むことなく無念の敗退となってしまった。ただ、その中から得られるものも多く『実りある敗退』としておこう(笑)。

 当日は8時前に自宅を出発。途中、車の不調もあったりコンビニに寄ったりで9時頃に葛川市民センターに着く。駐車場の隅に車を置かせてもらい着替えを済ませてスタート。登山口となる明王院で早々にアイゼンとワカンを装着し、樹林の中の急登を進む。846m地点の手前まで登ると、それまで辿ってきたトレースがまったくなくなりルートを見つけながらの前進となる。846m地点を巻くように進んでしまい(結果的にはかなり回り道をしてしまった…)稜線に取りつく登りではS氏と交代で雪と格闘しながらのラッセル。初めてのラッセル体験で楽しいが想像以上に体力を消耗する。稜線をしばらく行くと御殿山への登りが目の前に現れる。トレースのない急登は、さながら壁のようで本当にここを登るものなのか?と不安になる。それでも所々で胸まである雪を押し潰し、あたりの木につかまりながら少しづつ登っていると、後ろに人の気配が…。振り返ると単独の青年がすぐ後ろまで迫ってきていた。挨拶を交わすと「ここまでトレースを辿らせてもらいましたので先頭を代わりましょうか?」との嬉しいお申し出(笑)。ここからは青年がスノーシューで付けてくれる大きな踏み跡を辿って進むが…人の踏み跡のなんと歩きやすいことか♪自分でラッセルしている時には何とも思わなかったのが、こうしてすぐ後ろを辿らせてもらうと、踏まれていない山を進む苦労とトレースの歩きやすさとありがたみが身にしみて分かる。今までは当たり前のようにトレースを辿り、当たり前のようにコースが見えていたのを思うと『目から鱗』的な感じ(今頃かい)。御殿山をすぎた鞍部からの登りで再び青年と先頭を代わるも、ワカン装着で腰まで埋もれる状況と、目の前に立ちはだかる最後の登りを見て撤退を決め、来た道を戻る。御殿山の手前で振り返ると青年が急斜面を四つんばいで進む姿が見え、登頂成功を祈る。
 復路の稜線上では、先ほど歩いてきた足跡も風によって消えており改めて雪山の怖さを知らされる。だけどやっぱり雪山楽し♪
 明王院まで下りたところで腹が減ったのでラーメンを食べた後、市民センターまで戻って帰宅の途につく。

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