記録ID: 1660089
全員に公開
ハイキング
東海
愛岐トンネルと定光寺
2018年11月24日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:48
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 386m
- 下り
- 380m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:46
距離 7.7km
登り 386m
下り 389m
トンネル内はGPSがキャッチできませんでしたが、おおむねログに間違いはありません。
愛岐トンネル群のみ見学するのなら、休憩含めても2時間〜2.5時間を見ておけば十分です。定光寺をセットで見学するならプラス1時間。
愛岐トンネル群のみ見学するのなら、休憩含めても2時間〜2.5時間を見ておけば十分です。定光寺をセットで見学するならプラス1時間。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
今回はツアーバスで参加。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観光地化されており危険はありません。 ただ廃線跡はバラストむき出しのところを歩くので、少し歩きにくく感じます。 またトンネル内は薄暗いので懐中電灯またはヘッドランプ持参をおすすめします。 |
その他周辺情報 | 定光寺駅付近に料理旅館があります。 ここではラウンジの喫茶スペースでお茶や食事もできます。 ただし日帰り入浴の可否は不明。 |
写真
定光寺駅の入口付近。
崖にへばりつくように駅が設置されているのがわかります。
ちなみに庄内川を挟んで駅側が愛知県春日井市、対岸は瀬戸市。
駅名にもなっている定光寺は、瀬戸市側にあります。
この日は愛岐トンネル群公開中の週末とあって、普段は通過する快速列車も臨時停車していました。
崖にへばりつくように駅が設置されているのがわかります。
ちなみに庄内川を挟んで駅側が愛知県春日井市、対岸は瀬戸市。
駅名にもなっている定光寺は、瀬戸市側にあります。
この日は愛岐トンネル群公開中の週末とあって、普段は通過する快速列車も臨時停車していました。
愛岐トンネル群は明治33(1900)年、中央線開通当時の赤レンガ造りのトンネル群。
昭和41(1966)年に複線電化され、新線に付け替えられると同時に廃線、長年放置されていました。
昭和41(1966)年に複線電化され、新線に付け替えられると同時に廃線、長年放置されていました。
2007年ごろに地元ボランティアが中心となりナショナルトラスト運動が起こり、2008年から毎年春と秋に期間限定で一般公開。
沿線が紅葉の名所とされていることから、秋は特に多くの見物客で賑わいます。
沿線が紅葉の名所とされていることから、秋は特に多くの見物客で賑わいます。
単線時代の廃線跡なので、見物人が殺到するとこのありさまに。
道は平坦ですがバラスト石が不規則に散らばっているので、足を取られないよう注意して進みます。
なお一部の箇所は一方通行ですが、基本的には行って来いのピストンなので、狭い場所でのすれ違いにも注意。
道は平坦ですがバラスト石が不規則に散らばっているので、足を取られないよう注意して進みます。
なお一部の箇所は一方通行ですが、基本的には行って来いのピストンなので、狭い場所でのすれ違いにも注意。
トンネル内はランタンなどが設置されているところもありますが、基本的には無照明。
暗い中を歩きますので、管理するボランティアグループからは懐中電灯の持参を奨励しています。
ヤマ屋な人たちは、もちろんヘッドランプでもOK。
暗い中を歩きますので、管理するボランティアグループからは懐中電灯の持参を奨励しています。
ヤマ屋な人たちは、もちろんヘッドランプでもOK。
バスの出発時間までまだ余裕があったので、近くの古刹、定光寺に行ってみることに。
ここもまた紅葉の名所として有名で、「もみじまつり」を開催中でした。
ただし、駅前からの水平距離は1.7kmほどですが、その間の標高差は130m以上。かなりの急勾配を歩きます。
ここもまた紅葉の名所として有名で、「もみじまつり」を開催中でした。
ただし、駅前からの水平距離は1.7kmほどですが、その間の標高差は130m以上。かなりの急勾配を歩きます。
境内裏手の、さらに高くなったところには尾張徳川家の藩祖、徳川義直公の廟所があります。
この廟所一帯の建物類は軒並み重要文化財。御三家の祖廟だけあってどれも見ごたえ十分なのでぜひ。
なお定光寺本堂などは無料で拝観できますが、廟所のみ100円の入場料がかかります。
この廟所一帯の建物類は軒並み重要文化財。御三家の祖廟だけあってどれも見ごたえ十分なのでぜひ。
なお定光寺本堂などは無料で拝観できますが、廟所のみ100円の入場料がかかります。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
---|---|
備考 | 懐中電灯があると便利。3〜5号トンネルは短いので無くても何とかなりますが、最奥部の6号トンネルは長いうえに屈曲しているので自前の光源は用意しておいて損はないです。 自分はヘッドランプを持参していきましたが、電池が切れかけて光量が明らかに不足気味。予備の電池に交換しました。 昼食のためのベンチスペースは一応ありますが、これも入場者に対して数が足りていないので、レジャーシートがあると便利でしょう。 |
感想
国鉄廃線跡にして紅葉の名所として有名な愛岐トンネルに行ってきました。
前々から一度は行ってみたいと思っていたのですが、覚悟していたとはいえ、ここまで人の出が多いとは…。
地域の文化財や自然に興味を持っている人が多いことは単純に喜ばしいとは思うのですが、やはり人が多くなることで「マナーの悪化」や「事故の発生」といった問題が増えていくことは、今後避けられなくなるのは目に見えています。
特に、未来に残したい文化遺産であるのならばなおさら、破損・汚損や盗難に対する注意警戒は怠れません。
おそらくボランティアグループの方々も、そういった警備面のこともあって公開期間を限定しているのでしょうが、それによって特定の日に見学者が集中してしまう事態に陥ってしまっている面もあります。
今のところは保存協力金さえ支払えばほぼ無制限に入場許可を与えてしまっていますが、おそらく近い将来にも事前予約など何らかの制限を加えなければならなくなるはずです。
「保存」と「公開」の在り方を考えさせられる日でした。
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