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記録ID: 1664997
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ハイキング
東海

【板取】三等・明石【林道利用で稜線へ】

2018年11月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
ヤドカリ その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:45
距離
10.3km
登り
824m
下り
824m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
2:26
合計
7:46
距離 10.3km 登り 825m 下り 824m
7:13
64
明石谷駐車地
8:17
8:21
25
尾根取付き
8:46
8:57
42
56番鉄塔
9:39
9:41
59
・1084
10:40
10:47
8
三等・明石
10:55
11:04
48
約1100m休憩地
11:52
13:45
74
55番鉄塔
14:59
明石谷駐車地
・1084手前で好き好んで?ヤブコギしています。林道をたどればずっと早く稜線に着けると思います。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道52号から板取キャンプ場への道を入る。キャンプ場を見送り明石谷の林道へ。ちゃんと舗装路です。奥で工事をやっているようですので、日曜日以外は駐車地に注意。
コース状況/
危険箇所等
登山道ではありません。出かけられる際は自己責任でお願いします。
尾根までの林道は、現役で整備されており問題なく歩行できます。
・1084直下で、我々は尾根芯にこだわり、かなりヤブコギをしましたが、素直に林道をたどればヤブはありません。
稜線はおおむね道があり、スムーズ。三角点・「明石」周囲だけ濃いササヤブとなっていました。
その他周辺情報 板取川温泉バーデェハウス
http://sekikanko.jp/modules/content/index.php?lid=49
明石谷の林道駐車地。取付いた林道は幹線ではなかったようです。
明石谷の林道駐車地。取付いた林道は幹線ではなかったようです。
林道あり過ぎてどれを行けばいいんだ?となりますが、基本上へ上へと行けば何とかなります。行き止まったらショートカットで。あみだくじみたいな林道です。
林道あり過ぎてどれを行けばいいんだ?となりますが、基本上へ上へと行けば何とかなります。行き止まったらショートカットで。あみだくじみたいな林道です。
しばしの植林帯を過ぎて、自然林エリアへ。一気に明るくなり、名残の紅葉も楽しめました。
しばしの植林帯を過ぎて、自然林エリアへ。一気に明るくなり、名残の紅葉も楽しめました。
林道は全て未舗装で、落ち葉が堆積して気持ち良い散歩道。幹線はスッキリしているので識別できますが、登りではショートカット多用するため、ちょこっとヤブも。
林道は全て未舗装で、落ち葉が堆積して気持ち良い散歩道。幹線はスッキリしているので識別できますが、登りではショートカット多用するため、ちょこっとヤブも。
この山域でこんな自然林一色の中を歩けるとは意外です。情報は本当でしたね。
この山域でこんな自然林一色の中を歩けるとは意外です。情報は本当でしたね。
幹線じゃない道はこんな感じでヤブ化が始まっています。ごく軽いものですが。
幹線じゃない道はこんな感じでヤブ化が始まっています。ごく軽いものですが。
凄く気持ちよさそうなこの浅い谷形状を登ります。もう少し早く、紅葉しているときに来ていればさぞやと思わせるトコロでした。
凄く気持ちよさそうなこの浅い谷形状を登ります。もう少し早く、紅葉しているときに来ていればさぞやと思わせるトコロでした。
ただしご覧のとおり、結構な急登です。
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ただしご覧のとおり、結構な急登です。
再び林道へ出て、しばしこれをたどります。
再び林道へ出て、しばしこれをたどります。
林道はジグザグで、尾根に何度もニアミスしています。ここで尾根芯に踏み跡らしきを見つけて、そちらへ入ってみます。
林道はジグザグで、尾根に何度もニアミスしています。ここで尾根芯に踏み跡らしきを見つけて、そちらへ入ってみます。
するとしっかりした道になっていました。
するとしっかりした道になっていました。
鉄塔があるので、当然巡視路としても使われているのでしょうか。これは56番。
鉄塔があるので、当然巡視路としても使われているのでしょうか。これは56番。
56番鉄塔からは、蕪山・楢木・高賀山など、板取の山々の展望が開けていました。
56番鉄塔からは、蕪山・楢木・高賀山など、板取の山々の展望が開けていました。
そこからさらに道は良くなり、これはもう現役の作業道なんでしょう。しかも両側自然林一色の明るい道です。
そこからさらに道は良くなり、これはもう現役の作業道なんでしょう。しかも両側自然林一色の明るい道です。
山だよ姉さんも大変満足されている様子。
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山だよ姉さんも大変満足されている様子。
ここでおなじみの黄色い指標が現れ、この先は林道をたどるようにと導いています。
ここでおなじみの黄色い指標が現れ、この先は林道をたどるようにと導いています。
しかし、尾根芯にこだわり、そのまま道の消失した尾根を登っていくことにします。姉さんの背丈(150cm)ほどのササ。
しかし、尾根芯にこだわり、そのまま道の消失した尾根を登っていくことにします。姉さんの背丈(150cm)ほどのササ。
やがて尾根芯に大きな岩がいくつも現れ、ヤブコギ回避のためそれを越えていきます。山だよ姉さん、こういうトコロすぐに登りたがります^^;
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やがて尾根芯に大きな岩がいくつも現れ、ヤブコギ回避のためそれを越えていきます。山だよ姉さん、こういうトコロすぐに登りたがります^^;
登った(笑)
大したものは見えなかったそうな。
登った(笑)
大したものは見えなかったそうな。
その後、稜線までの完全なヤブコギに突入。素直に林道をたどればこんなことはしなくて済みます。
その後、稜線までの完全なヤブコギに突入。素直に林道をたどればこんなことはしなくて済みます。
稜線直下にある55番鉄塔の真上の・1084に到着。あんなに晴れ渡っていた空はあっというまに灰色の雲に支配されてしまいました。
稜線直下にある55番鉄塔の真上の・1084に到着。あんなに晴れ渡っていた空はあっというまに灰色の雲に支配されてしまいました。
でも姉さんは撤退などお考えではないようで、引っ張られるように、「明石」目指して稜線を西へ進みます。
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でも姉さんは撤退などお考えではないようで、引っ張られるように、「明石」目指して稜線を西へ進みます。
するとそこにはちゃんとした道がありました。しかもブナ主体の素晴らしい自然林が続いています。これは新緑なり紅葉なりの美しい時に再訪する必要がありますね。
するとそこにはちゃんとした道がありました。しかもブナ主体の素晴らしい自然林が続いています。これは新緑なり紅葉なりの美しい時に再訪する必要がありますね。
「明石」直下では、2日前に降った雪が残っていました。
「明石」直下では、2日前に降った雪が残っていました。
最後は案外な急登です。ここでなんとなく天候回復の兆し。
最後は案外な急登です。ここでなんとなく天候回復の兆し。
三角点手前は濃密なササヤブ^^;
三角点手前は濃密なササヤブ^^;
三等・「明石」。周りは笹が刈られていました。よく見かける黄テープ3本巻も。
三等・「明石」。周りは笹が刈られていました。よく見かける黄テープ3本巻も。
少し休憩して、来た道を戻ります。樹間から北側に美濃平家。
少し休憩して、来た道を戻ります。樹間から北側に美濃平家。
日差しが戻ると、自然林の道も輝き始めます。大きなミズナラも散見されました。
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日差しが戻ると、自然林の道も輝き始めます。大きなミズナラも散見されました。
「明石」を振り返り見る。このまま伐採の手が及ばないことを願います。
「明石」を振り返り見る。このまま伐採の手が及ばないことを願います。
ブナが続きます。シロヤシオの木も多く見られ、実際にfloat cloudさんはその開花時期に歩かれています。
ブナが続きます。シロヤシオの木も多く見られ、実際にfloat cloudさんはその開花時期に歩かれています。
ブナとカンバ系?の合体木。
ブナとカンバ系?の合体木。
ドウの天井。
こんな公園のような道も。
こんな公園のような道も。
・1084に戻り、55番鉄塔へ。ここでのんびりとお昼の大休止としました。
・1084に戻り、55番鉄塔へ。ここでのんびりとお昼の大休止としました。
滝波山〜楢木の展望。下山はのんびりと幹線林道を忠実にたどってみましたが、地形図とGPSのログがピッタンコで重なっており、感心したのでした。
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滝波山〜楢木の展望。下山はのんびりと幹線林道を忠実にたどってみましたが、地形図とGPSのログがピッタンコで重なっており、感心したのでした。

感想

float cloudさんのこの山のブログレポにコメントされた方の情報を盗み見しての取付きルートで、板取の三等・「明石」に登りました。

紅葉もすっかり終わったこの時期は、いつもどこへ行こうかと悩みます。でも何でもいいからとにかく山へ行きたい山友・山だよ姉さんは、今週末も奥美濃に出てきて楽しんでいるという。それならばとお供を申し入れ、板取へと向かいました。

稜線まで上がっている林道は、感心するくらい地形図表記そのまんまの形で豊かな自然林の山肌に付けられていました。
途中、ショートカットのため林道を離れ、尾根芯に付けられた道へ入りますが、ここにもしっかりした道がありました。一つ目の鉄塔(56番)からは板取の山々の展望が開け、さらに先へといい道が続いています。そしておなじみ黄色の巡視路指標がここで林道へ降りるよう導いていますが、大したヤブもなさそうだということで、そのまま道の無くなった尾根芯を登ることにします。
ところが稜線が近づくにつれ、ササは背高となり、密度が増してきます。尾根芯には大きな岩が折り重なり、ヤブコギしながらこれを巻いたりと難儀しながらも・1084に登りつめます。
残念なことに、よく晴れていたはずの空は、いつしか全天灰色の雲に支配され、一人だったらここで一気にモチベーションが下がるところ、姉さんに引っ張られるように稜線を先へ進みます。
日差しがないのが残念ですが、思いもかけないブナ主体・大きなミズナラも散見される全面自然林が続き、気力を持ち直します。これはいつか新緑期に再訪しなくてはいけない。
北に木々越しに滝波山・美濃平家など見つつ、しっかりした道をアップダウンしながら進み、稜線に出て以来、初めての濃いササヤブを少しばかり漕ぐと、周囲を刈られた三等・「明石」にとび出しました。おなじみの黄色テープ3本巻も。
そこから少し戻っておやつ休憩を取り、・1084まで引き返し、直下の55番鉄塔でのんびりとお昼の大休止としました。
さて、帰路は現役の整備された未舗装の林道を忠実にたどりましたが、樹相は良好で悪いものではありませんでした。

今回も達人の方々からの情報で、いい山歩きをさせていただきまして感謝です。

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コメント

写真は山だよさんとこで見てきましたw
hermit-crabさん、こんにちは

毎度、奥美濃フリークレコありがとうございますww
いよいよ月替わりますね。
写真のアップ容量は計画的にご返済くださいww・・・・
2018/11/30 16:53
Re: 写真は山だよさんとこで見てきましたw
higurasiさん、毎度コメント、ホントありがとうございます

知名度もなく、どこへつなげる尾根でもない、そんなトコロで遊ぶのが奥美濃らしいんですよ
はい、いよいよ月が替わって容量復活です。でも、気を付けないとあっという間にいっぱいになってしまうので節約を心掛けます
hermit-crabのレコじゃないと、山だよ姉さんのカットは見られませんよ。これからもご贔屓に
2018/11/30 19:45
float cloud
記録が正確で、しかも軽妙なタッチで、楽しいです。
是非、シロヤシオの開花時期に、吊り橋ルートで訪ねられると、良いかと思います。シロヤシオの花の梢のドームを潜って登ります。
吊り橋は、川浦谷川の少し高い所に架かっていて、やや傾いていますが、
後日訪問した単独行の友などは、何の問題もなかったと、行ってましたし、他の女性の単独行の友など、もっとすごい、橋板のない吊り橋を通ったことがある、などと言っていましたよ。
2018/12/3 9:28
Re: float cloud
floatcloudさん、最高の褒め言葉をいただき、ありがとうございます。
floatcloudさんの正確かつ、読む者をその山へといざなう表現力にはとうてい及びませんが。
はい、今回はシロヤシオの季節ではなかったので、出し惜しみしてこのコースを取りました。
高所恐怖所の私としては、吊り橋が気がかりだったというのもありましたが(^^ゞ
さすがfloatcloudさんのお友達は、みなさん肝が据わってますね。橋板のない吊り橋…聞いただけでも身震いします^^;
でも、ぜひ再訪したい山ですので、その時はチャレンジしてみたいと思います。
2018/12/3 19:36
プロフィール画像
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