日本一危険な低山、妙義山系。最高峰の谷急山（やきゅうさん）と危険な臭いの女道。

2018年12月02日(日) [日帰り]

• GPS: 05:48
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,052m
• 下り: 1,056m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:44

7:36 国民宿舎裏妙義（閉館）
8:53 8:53 三方境
10:03 10:58 谷急山
13:20 13:20 国民宿舎裏妙義（閉館）
13:20 ゴール地点

天候

雲ひとつない快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧国民宿舎　裏妙義　に駐車。午前7時の時点で8割ほど埋まってました。
おトイレありましたが、午後には冬期閉鎖されたようです。

コース状況／危険箇所等

巡視道：落ち葉等ありますが、まずまずは歩きやすい登山道。標識に従って歩けばまず問題なし。
女道分岐〜谷急山：急登あり、ロープあり、岩場鎖あり。岩場は足がかりがあるので安心ですが、ザレた根っこのロープ場は、下りの時足元の土が崩れました。ロープをつかんでいてセーフ。注意してね！
女道：ザレ道、落ち葉の落とし穴、靴の幅しかないトラバース道。なかなかアスレチック度高い(笑)かなり慎重に歩きました。
沢沿いを歩き、何回か渡渉します。ピンク・黄色のテープと赤・黄色のペイントがあるのですが、よく見て進まなければ見落としやすい。落ち葉で踏み跡がはっきりしないところが多数あります。携帯GPSは届かない場合があるそうです。ワタクシ達は携帯2台（docomo系）と、ガーミンを駆使して軌跡を確認しながら進みました。

写真

12/2 7:30

雲一つない快晴。やっぱりこの時期はいいね〜〜。閉鎖された旧国民宿舎がもったいない。

12/2 7:33

登山届を出して出発後、下山者とスライド。ナイトハイクでもしたのかと思って声をかけたら、前日女道でロストしてビバークしたと！ワタクシ達もその女道で帰る予定なんです〜〜！とお話しして別れる。

12/2 7:40

至る所に標識。

12/2 7:44

丁須の頭との分岐。相方さんはこっちに行きたそうだったけれど、ワタクシの膝が完治していないので谷急山へ向かいます。

12/2 7:45

このバリケードがなければ見落としそうな登山口。

12/2 7:45

巡視道に入ります。

12/2 7:54

真っ黄色と真っ赤が混在する樹。見事な美しさだったのに、相方さんは感動少ない(笑)

12/2 8:08

とても歩きやすい道。

12/2 8:12

上から落ちて、ここで止まったんだろうね〜〜。転がってきたら怖いわ。

12/2 8:18

紅葉はほとんど終わっていましたが、それでも美しい。また最盛期に来たいです。

12/2 8:18

12/2 8:18

青空と紅葉♡

12/2 8:18

澄んだ空気が美味しい！

12/2 8:21

すっかすかの紅葉だけれど、真っ赤だね！

12/2 8:23

12/2 8:24

落ち葉が落とし穴風になってます。足もストックも埋もれました(笑)

12/2 8:25

突き当って左右に道が分かれるのに標識がない。

12/2 8:25

GPS通り右に進みます。

12/2 8:26

こけ〜〜！

12/2 8:36

紅葉の中の急登。登山道がはっきりと折れ線になっているの、わかるかな〜〜？

12/2 8:53

三方境。ここからも丁須の頭に行けるのね？

12/2 8:54

でも、こちらの谷急山に向かいますよ！

12/2 9:00

ほどなくして女道分岐。三方境〜谷急山が一般コースと書いてある。間違えやすいけれど、一般＝初級ではございません。

12/2 9:01

穏やかに見えるけれど急登です。相方さんは苦にならなかったようですが(笑)

12/2 9:11

ワタクシは足にきています(^_^;)

12/2 9:19

すごい岩。

12/2 9:21

おぉ〜〜！ロープだ。下りでは滑るので使いました。

12/2 9:24

ここもロープ！

よっこらせ！

12/2 9:26

展望よくなりました！toshiちゃん、お気に入りのヘルメット。装着しているのを忘れるくらい良い感じらしい。そしてワタクシは装着するモノを忘れました(笑)

12/2 9:26

丁須の頭が見える〜〜！

12/2 9:28

今度は鎖。

おもろい〜〜！

12/2 9:30

同じくおもろい〜〜！

12/2 9:30

かな〜〜り急。

はっ！ほっ！

12/2 9:32

ここはロープも鎖もありません。

12/2 9:33

下りの時いやな感じの場所でした。

12/2 9:34

ニセピークからの展望。最高です。なんとなくあいかたさんのテンションがイマイチなので「ここで戻る？」と問うも却下された。

12/2 9:36

浅間山がちらり。

12/2 9:37

荒船山だ〜。

12/2 9:46

激下りして、この標識

12/2 9:59

また結構な上り。アップダウンありますよ〜〜。

12/2 10:02

楽勝に見えるけれど結構急登。あと少しだよ！

12/2 10:05

到着〜〜！標識が欠けてるけれど1162m。360度ぐるっと見えました！

ミドリメットデビュー記念撮影。

12/2 10:08

メット忘れの記念撮影。

12/4 1:04

18倍望遠付けて（携帯用）の槍。修正したけれどこれが限界。

今日のランチはハーブウインナーポトフ風。旨かった〜〜！この後お一人様来訪。なんとご近所さんでした！しばし談笑。

12/2 11:00

先ほどの方は数分前に下山。ワタクシ達も下山です。

12/2 11:05

ロープ場をくだる。

12/2 11:06

「ナイフリッヂでこわ〜〜い！」とのこと。

12/2 11:26

丁須の頭をもう一度見て。来年は行きますよ！

ロープを下りる。

いぇ〜〜い！

12/2 11:29

全然怖くないってさ！

鎖を下りる。足場があるので楽チン。

12/2 11:31

ささっと。

12/2 11:39

表妙義の勇姿。

12/2 11:53

さて、ここからが本気モード。迷わないように頑張ります！

12/2 11:53

12/2 12:04

標識いっぱい。それだけ似たような景色の道。

12/2 12:11

12/2 12:14

吸い込まれそうな谷です。

12/2 12:16

このペンキの木の先、踏み跡が見えない！

12/2 12:17

登山道の下は沢。

12/2 12:18

ピンクリボンがあって、岩の上がルートっぽかったけれど、下への道が正解。

12/2 12:20

沢を挟んで右へ左へと方向を換えます。印を見落とさないように。

12/2 12:21

toshiちゃんの右側に黄色いテープが見えます。そちらへ進みます。

12/2 12:24

標識。

12/2 12:24

黄色いテープみっけ！

12/2 12:26

12/2 12:29

また沢の方へ下る。

12/2 12:32

黄色テープあり。

12/2 12:33

右崖に標識。

12/2 12:38

あの倒木をまたいで進むんだけれど、落ち葉で踏み跡はほぼ見えず、道幅は靴の幅くらい。急斜面で鎖場よりも怖かった。

12/2 12:40

やっと広い道に出ました。登りは行けず、下方へ進む。

12/2 12:42

まだまだ青い空！

12/2 12:48

いいね！紅葉。

平地だからとバックしながら写真撮っていたら、石に躓き倒れる。

女道入り口にて。

12/2 12:48

倒れながら撮った景色。

12/2 12:52

林道の橋から見えた沢。

12/2 13:00

妙義らしい山。

12/2 13:10

いいね〜〜。

12/2 13:16

林道はこんな感じ。

12/2 13:19

最後のゲート。

12/2 13:20

最後の欄干から。お疲れ様〜〜！

12/2 14:12

高速道路からの山。低山の紅葉が最高です。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

cocoK

鎖をつかみたくて、「日本一危険な低山」と言われている妙義山系に行くことにしました。
c「裏妙義に行きたい。でも膝はあまり調子よくない」
t「楽なところでいいよ〜〜」
そんなやりとりで決めたものですから、toshiちゃんはやや物足りなさそうな顔でのスタートでした。
でも事前のチェックでは、急登のアップダウンに、女道は迷いやすい、となっていて、不安が多少あったんですよ。
なので他の方のレコ画像を携帯にしたためていました。
そして登山届をポストに入れた直後に、不安的中しました。
宿舎に一番近い橋から駐車場に戻ってくる男性二人。
7：30に戻れるなんて、ナイトハイクだったのかな？と声をかけると、道迷いしてビバークしたとな！
女道を下り、沢で印を見落とし、且つGPS作動せず。暗くなったので、動かずにビバーク。
マイナス気温の中一睡もできなかったらしい。
ひぃ〜〜〜っ！
ワタクシ達と同じコースじゃん！やっぱり迷いやすいんだ！
おかげ様で、いつもの5倍くらい慎重に歩きました。
女道は本当にわかりにくかった。
視界が悪くなったらポイントは見えないでしょう。
落ち葉だらけで踏み跡薄いところ多数。
頭の中ではぴ○か○兄弟の「女の道」がリピートしているし。。。
「集中！」とカツを入れながら歩きました！

実は三方境から谷急山まで何度かアップダウンあり、途中のニセピークに着いた時に「もう引き返していかな？」と思ったのです。
toshiちゃんのテンション低目だし、女道にどれだけ時間かかるかわからないし…。
でも、更に進むともっと楽しい鎖場と、ロープがあり、山頂では遠くにヤッツン、北ア（槍も見えた）、谷川連峰、近くは秩父山系、浅間山、榛名山、もちろん丁須の頭に表妙義…と360度くっきりと見渡せて最高でした！
やっぱり最後まで行ってよかった〜〜（＾v＾）
風もほぼなく、ポカポカの中ポトフ風を作ってのんびりし、何人かとスライドして無事下山しました。
後で知ったことだけれど、あまり聞いたことのない「やきゅうさん」にtoshiちゃんは魅力を感じていなかったらしい。
妙義山系の最高峰だと下山後にわかり、テンション上がったそうで…(笑)
（イチの付くものに弱い奴）
帰りの高速も渋滞にはまらず、最高の一日でした！
来年こそは丁須の頭（の下まで）行くよ〜〜〜！

コメント

lifter175

イワイワいいね
妙義山系って、皆さんのレコでもよく見るけど、
鎖＆ロープ多数で高度感もあって楽しそうだなぁっていつも思ってます。
自分も一度は行ってみたい山域のひとつです。
それにしても膝の調子がイマイチ？とかいいながらも、
これだけのアスレチックコースを結構イイペースでロストもなく
踏破しちゃうところはさすがですね。ちょっとビックリ
オマケにまた例の・・・ゴウトウ面だし〜
（もうこの時期の日差しなら大丈夫でしょ？）

cocoK

Re: イワイワいいね
lifさん、こんばんは〜〜！
最近「初冬のなんちゃって鎖」ってのが定番になってます。
汗かかない時期が良いのですよ〜〜
妙義もいいけれど、埼玉県の二子山がいいですよ〜〜！
（西武鉄道沿いの二子山ではありません。奥秩父の二子山です）
西岳は鎖すらありません。めっちゃ楽しいんだけれど、今年は膝の具合を考慮してやめました。
是非行って欲しい〜〜

ワタクシ、このＣＴ疑問なのよ。。
そんなに早いつもりないんだけれど…。
実は何度も違う道に向かい、toshiちゃんにとがめられたの。
一人で行っていたら、絶対にビバークでした

ゴウトウはいつも美容に気を使う…。
これ以上シミ作れない〜〜！
なので冬もガードしますよ〜〜

minho

お疲れ様。えーっとなんか紅葉観に行くって聞いてたけど何々私の想像してた紅葉コースでは無いじゃないですか（笑）
命がけの紅葉狩りだわ。
うちの相方さんとはまず行けないコースね。
でも岩場は面白そうだね。
景色も素晴らしくて楽しい登山で良かった。

cocoK

Re: 無題
minhoさん、こんばんは〜〜！

紅葉見たよ〜〜！
何枚か画像でてたでしょ？(笑)
もう少し軽めの山行のつもりだったんだけれど、アップダウンにやられました。
そして鎖を頼りすぎたのか、今日は二の腕が筋肉痛(笑)

minhoさんの相方さんはまずは谷川で訓練。
いや、その前に多摩湖ランして筋力つけましょう！
きっと岩場も好きになってくれるよ

ねぎ

危険な匂い
↑ゴウトウづらって
リフターさん、この時期でも油断大敵、
雨じゃなければ一年中ゴウトウになるんですよ！
それが女の道です ね、ココちゃん

私がささげたその人に♬

ってピンからどころじゃない道ですね。
ビバークした方とのスライド、落ち葉たっぷり落とし穴、
途中で止まったデカイ石、更にはココちゃん転倒！
大事なかったようで何よりですが、ハラハラしちゃいました。
とは言え、最高に楽しく絶景で美味かったと。
スピードハイクなのに、このほのぼの感
トシココ最高の相方同士だね

cocoK

Re: 危険な匂い
negiちゃん、こんばんは〜〜！

そう、雨じゃない限り、紫外線は届いているのだ！
この疲れ切った老人の肌に！！
＞それが女の道です
＞私がささげたその人に♪
爆笑！さすが同年代！
ワタクシ達よりちょっと若いlifさんは、ここに引っかからないね〜〜(笑)

ビバークペアに会った後、山頂のランチはしないでささっと下山しようかと話していたのですが、あまりに景色も気温もよかったので長居しちゃったの。
天候が見方してくれました
toshiちゃんは「全然疲れなかった」そうです