~天狗岳~ 朝焼けを撮るはずが睡魔には勝てず‥
- GPS
- 07:24
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 885m
- 下り
- 884m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:17
天候 | 快晴。午前中一時ガスに包まれる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は全く無し。崩落箇所、危険箇所も無し。黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉間の下りのみ、岩場が水で濡れているため、大変滑りやすく危険。 |
その他周辺情報 | 唐沢鉱泉の温泉を利用。大人700円。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
12.05 八ヶ岳
天狗岳周回コース
仕事を終え、深夜1時帰宅。そのままサクッとシャワーだけ浴びて、昨日の内に準備しておいた道具を担いで車に乗り込む。
高速を使えば、天狗岳の登山口がある唐沢鉱泉に、朝4時半頃には到着できるはずだ。到着と同時に登りはじめ、朝焼けを撮りまくるぜ!と気合十分だった。
朝7時15分、唐沢鉱泉に到着。‥‥。うん、まあ寝たよね。駒ヶ岳SAに着く頃、眠気に屈した僕はアラームをセットして寝た‥。無理‥眠気に勝つ方法教えてほしい‥。
気を取り直して朝7時40分頃登山開始。序盤はサクサク登る。樹林帯で特に撮りたいと思うものもなく、たまに樹木の隙間から日がさす様子とかをあまり興味も無いくせに撮る。上手な人の撮り方の真似だけして1人で満足する‥
第1展望台に着いたとき、赤岳が見えて興奮。あっち登れば良かった‥と思ったのは心にしまっておく。パシャパシャ撮ろうかと思ったけど、第2の方が絶対良く見えるな‥と思い早々に出発。
‥なるほどね!やってくれるぜ。第2展望台に着く頃空はガスガス。何も見えねえ。赤岳どころか、5メートル先が見えねえ。これも山の醍醐味かと、引きつった笑顔で先に進む。
しばらくすると、ゴロゴロと大きな岩が積み重なる山が目の前に現れる。やるねぇ‥西天狗さんよぉ‥。天狗と僕との闘いが始まった。
レベル100の僕は西天狗をサクッと倒し、頂上に立った。さっきまで目の前に広がっていたレベル300のガスはいなくなっていた。目の前には赤岳、中岳、阿弥陀岳がハッキリと見える大展望。興奮してシャッターを切る。僕の口からは、よだれが垂れていた。
興奮が冷めぬまま、次は東天狗岳へと向かう。相棒を倒された東天狗は、レベル150の僕に恐れをなし、素直に僕の前にひれ伏してきた。良き良き‥苦しゅうない。
東天狗岳からの眺望も西天狗に劣らず最高だった。何より硫黄岳がカッコいい。あの壁面に最高に萌える。
東天狗からは一面の雲海が広がっていた。雲海の上を歩きたいな‥歩きたいな‥飛び乗れば立てるかな‥と、雲海へ高岩からダイブしようとした僕を東天狗が止めた。ご主人様、落ち着いて下さい‥カメラがあるではないですか。
東天狗に気付かされた僕はカメラという伝説の武器によって雲海の上に立つ事を可能とした。
なんか色々と満足したレベル235の僕は、下山するか‥と子分の天狗たちに別れを告げ、黒百合ヒュッテを目指した。
黒百合ヒュッテに到着するとカレーを注文した。僕は山では大体はカレーと決めている。理由は特にない‥。ただ、美味しくて食べやすい。以前槍ヶ岳に登った時に、殺生ヒュッテで牛丼を頼んだら、疲れのせいかすごく飲み込みにくかった。それ以来、ヌルッと喉を通るものを食べるようにしている。
さて、お腹も満たされたし、サクッと下山して唐沢鉱泉の秘湯で体を癒すか!と、下山開始。
が、ここで思わぬ強敵。黒百合から唐沢鉱泉までの下りは谷で日が当たらない上に、前日の雨で岩はベタベタのヌルヌル。これがもうとにかく滑る。
何度もスリップして転びそうになりながら必死に下山‥。ここが1番疲れた‥。敵のレベルは550ってとこか‥
唐沢鉱泉に到着し、目の前で湧いている源泉に興奮しながらいざ秘湯へ!
秘湯、唐沢鉱泉の湯槽で窓から広がる緑の木々を見ながら、子分の天狗達と見た一面に広がる八ヶ岳の山々を思い出す僕の横で、アァ〜ァーと、鼻歌を歌う爺さんが特大の屁をこいた。
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