盤ノ川
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 628m
- 下り
- 614m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日に1日かけて札幌から岩尾別温泉でC0
春には3回も訪れている知床だが、夏に来るのは初めてだなので楽しみ。
最初は岩尾別川をさかのぼる。
道を歩いて最初に出てくるco250の滝は右岸の梯子を登る。
co320の滝マークの5m滝は左岸の草付を巻く。
co340の滝マーク(3m)は中を行く。時期が時期だけに濡れたくないが、tentyoはちょっとすべって濡れていた。
その後、苔むしたいい雰囲気のナメがあり、その先は落ち着いた雰囲気の緩やかな流れ。
沢の規模は大きくないが、風情のある沢だ。
co400以降に4m程度の滝が2つ。
一つは、左岸の泥っぽいところから、2つめは左岸をすたすた行く。
co440に10mF。大きくて見事。左岸の枯れ沢から巻く。
10mFを巻いて沢に戻るとそこから樋状のナメが始まる。
まさに自然の神秘。美しく面白い自然の造形に大興奮だ。
岩盤のみならず、そこに生えている苔が何ともいい雰囲気を作り出している。
ただ、流れは強すぎて流しそうめんは無理だろう。
しばし、美しい渓相を楽しむ。
樋状のナメも終わり、co520くらいで滝にぶち当たったので、適当にシカ道を使って盤の川に移ることに。
ほとんどブッシュ漕ぎはなかったが、最後が少し急でブッシュ掴みつつ下る感じになった。
盤の川にでると、これまでの苔むしたうっそうとした感じとは一変。
沢の規模も大きく、明るく美しいナメが迎えてくれた。そして、水も深い青色でとても美しい。
ちょっといくと大きめの段差のような滝があったが、ブッシュ掴みながら簡単に巻けた。
ナメはどこまでも続く。co575二股は、微沢から温泉成分が流れ込んできていて白くて面白い。
釜持ちの小滝も出てくる。美しいのだが、濡れたくはないので、人間ブリッジなども交えつつ突破していく。
いくつか小滝があるが、難易度は高くない。
そして、c640に滝マークの大滝がある。2段の立派な滝だ。
右岸のガレた微沢を詰めていき、ブッシュをつかみながら、滝上にトラバっていき、適当に沢に下ろす。
慣れていない者がいたらシュリンゲなどを出していいかもしれない。
そしてco720に25mのアヤメの滝。
時期に来ればアヤメはあるのだろうか。大きさからの迫力もあるが、美しい滝だ。
左岸にある温泉成分で白くなっている微沢を使って登り、シカ道使って巻く。
斜度もそこそこあり、つかむものが少なく足元も崩れやすいので注意。
上の滝も一緒に巻ける。
振り返れば海が見えて気持ちがいい。
その上のco745二股から弥三吉水にコンパス切って沢から離れる。
最初は少し急だが問題ない。
最初のほうはシカ道も使え、ハイマツも密ではないのでそこまで大変ではないが、後半は少し大変。
クマに会うのが怖いので、笛を吹きながらいっていたのだが、夏道近くなってからも吹いていたら、登山者にクマに間違えられて吹き返されてしまった。
適当にイワオベツ川を渡って、夏道に合流。
渡渉したところの近くの岩の隙間から、温泉なのかお湯が滝となって合流し湯気を上げていた。
振り返るも羅臼はガスの中で残念。
夏道は整備されててとても快適。
途中、岩場の展望のよいところで休んだりしながら、終始快適な登山道でラクチン下山。
さくっと日帰りでいい沢でした。次行くなら盤の川を下から三峰まで詰めあげたら面白いかもしれない。
明日は知西別川を遡行するために知床半島を回り込む。
そして羅臼で恒例のとおまわり。
夏に止まったのは初めてだったが、お客さんが多くてにぎやかだった。
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