荒川遡行の旅 (前座) 東京ゲートブリッジに登る
- GPS
- 01:11
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 7m
- 下り
- 7m
コースタイム
天候 | 晴れ。しかし肝心の富士・丹沢方面は雲の中。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありませんが、強烈な季節風が極めて危険です。有り体に言って、強風&極寒の森林限界超えと似たようなものです。海および車道との柵はしっかりとしていますが、よろけて転倒・落下などしないよう注意する必要があります。特に、写真を撮るために海側の柵に近づくと、吹っ飛ばされそうな風圧を受けることもあります。場合によっては耐風姿勢をとる必要もあるでしょう。 ゲートブリッジ入場可能時間は、公式ホームページをご覧ください。冬場は5時までです。但し、閉鎖時間が近づくと、中央防波堤側からガードマン氏がやって来て、自分がラストなので早く行くべしと急かされます。従って、橋の中間点を遅くとも午後4時35分頃までには後にする必要があります。 |
写真
感想
早いもので師走も半ばとなる今日この頃、今年の個人的ヤマレコ活動を振り返ってみますと、ひとつのハイライトは「多摩川遡行の旅」が奥秩父・笠取山に到達して完結したことでした。いやホント、大河遡行の旅は変化があって面白いです♪
そこで、そんな成功体験をもう一度……ということで、新たな目標として「荒川遡行の旅」を始めることにしました。ネズミーランドと隣り合う河口から出発し、下町、埼玉東部の住宅街、田園地帯……と進み、やがて桜咲き乱れる熊谷河原を経た後は、いよいよ外秩父の山々を眺めつつ長瀞に至り、武甲山を望みつつ秩父の里を進んでついに旧大滝村の峡谷を愛でるという……。そしてついに入川渓谷の美林から甲武信ヶ岳に至ることが出来れば、愉快痛快以外の何者でもないでしょう!
もっとも、他に旧街道の旅をはじめ様々な赤線延ばしプランと掛け持ちである以上、果たしていつ完結するか全く分かりません。それでも、まずは熊谷河原を経て長瀞に至るところまでは歩みを進めてみたいものです。秩父鉄道沿線の山々に赤線を延ばすためにも……(いっぽう飯能から奥武蔵経由で秩父に至りたいのですが、全然進んでいないという……^^;)。
そのためには、まず初めの一歩として、臨海地帯そのものな河口部を片付けておかなければなりませんが、そのために晴天の一日を潰すというのは余り面白くなく、仕事が半日・かつPM2.5が少ない好天というタイミングを狙いたいところです。そして、折角荒川河口から赤線を延ばす以上、前座として東京ゲートブリッジも訪れておきたいところ……。
すると、とにかくまずはゲートブリッジを訪れようということで、ついに巡って来たタイミングを活かして新木場駅に降り立ったのですが、あれれ……東京都心から南に雲が……。それでも、折角PM2.5が少ないクリアな空気ですし、雲の切れ間から夕日が射し込んでアーベントロートの荘厳なドラマが見られるかも……と賭けてみたい気にもなりました。そこで、そのまま予定通り、新木場駅15:35のバスに乗って若洲キャンプ場に向かい、強風を突いてゲートブリッジを渡ってみました。
しかし……結局雲は晴れず、茜色の空や雲は一部分だけ。あ〜あ。
それでも、大菩薩方面がくっきり見えるほど空気が透明であれば、まぁ御の字でしょうか。
東京ゲートブリッジは改めて、中央防波堤の「海の森」が一般供用されてから渡ることにしたいと思います。
ともあれ、こうして前座が終わりましたので、次はいよいよ荒川遡行のはじめの一歩となりますが、さて新木場・木場・大島・平井・千住のいずれを初回ゴールにしようかなぁ……と。
以上、山とは対極の極限的世界のレコで恐縮ですが、ご覧頂きありがとうございました m(_ _)m
コメント
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bobandouさん、こんばんは。
「東京の果ての果て」あまりにも的を得ている言葉ですね。
思わず「ウンウン、そうだ、そうだよな」感嘆してしまいました。
高尾山と同じぐらい?
いや、もっと果てかもしれません。
何しろ、40年ぐらい前は跡形もなかったところですし、
高尾山は新宿から直通特急×ケーブルですからね。
荒川遡行の前座でしたか。
荒川は長いですよ。
私は赤線的には中山道と秩父往還で繋がっているので荒川はパスです。
むしろ、簡単に繋がる相模川を狙っています。
とりあえず、河口→津久井湖(東海道と繋がるし一石二鳥)で赤線繋ぎ!
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
臨海地帯が下手な山よりも凄まじいデンジャラスさを感じるのは、コンクリートが支配している無機質さ、大型トラックがバンバン往来する「女子供はすっこんでろ」感、海と空の青が圧倒的に支配している感じ、そこに若干グリーンベルトや公園が設けられて、半ば誰からも愛でられることなく緑が茂り、桜なども申し訳程度に咲く……という、何とも不思議な人工的ムードでしょうか。人工的といっても、もちろん豊洲やお台場などのウォーターフロントといった洒落たものではなく、とにかくあの、一般人をまず引き寄せない雰囲気は、ある意味で「極地」だと思っております。
それに比べれば、高尾山は十分に人の気配と自然の彩りある、都内のオアシスですから、さらに深く考えてもみれば、決して果ての果てではないですね……
40年ぐらい前は跡形もなかった……といえば、新木場駅界隈が夢の島で、ゴミ埋め立てがどうのこうのというニュースを幼い頃しょっちゅうやっていたように記憶しています。今やそんな新木場・夢の島でも「まだ都心に近い」と思えるほどに、埋立地が外へと広がっていることをしみじみと感じます。
そして、肝心の荒川の正式な0キロポスト=江戸時代からの海岸線と近代の埋立地の境は、かなり東西線木場駅に近い所にあり、若洲公園からここまでが9〜10kmの歩きという面倒臭さだったりします
それでも、若洲公園から歩き始めないと、気分がモヤモヤしてしまいますので、何とも悩ましいところです
それはさておき、荒川はおっしゃる通り多摩川と比べて全然長く、しかも中山道とッ平行線になってしまいますが、中山道が吹上で荒川の土手に出るまでひたすら家並み続きの鬱陶しい道でしたので、荒川の土手をひたすら歩くことで、埼玉の平野から望む富士山〜奥多摩〜外秩父の山並みを楽しんでみたいという願望があります。
また、秩父往還は車がとにかく多いため、川沿いの道を選びつつ「秩父鉄道撮り鉄ハイク 」「秩父鉄道沿線登山口への赤線つなぎ」を両立させたいと考えた次第です
相模川は・・・確かに距離は短いのですが、工業団地や荒れ地っぽい風景が多く、圏央道も出来てしまいましたので、地元ながらイマイチ魅了薄だったりします。小倉橋から上流であれば、常に山と緑を眺めながらの遡行になりますが、遡行した先の忍野八海が中国人観光客だらけでウ○いのと、源流の山中湖が観光地そのものなのも何だかなぁ〜と思っています。もっとも、今考えているあらゆる赤線延ばし企画をコンプリートしてしまったら、相模川も考えなくもないですが……
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