ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1678670
全員に公開
ハイキング
紀泉高原

倒木、倒木、アンド倒木(犬鳴山-梵天山-四石山-山中渓)

2018年12月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:46
距離
21.8km
登り
1,379m
下り
1,457m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
0:36
合計
6:45
8:26
4
8:40
8:40
38
9:18
9:23
20
9:43
9:43
34
10:17
10:19
72
11:31
11:35
2
11:41
11:44
2
12:16
12:16
76
13:32
13:33
22
13:55
13:59
26
14:25
14:28
14
14:42
14:43
12
15:03
15:10
1
15:11
ゴール地点
天候 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:-(京阪本線)-京橋-(大阪環状線)-天王寺-(阪和線)-熊取-(和歌山バス)-犬鳴山
帰り:山中渓-(阪和線)-行きの折り返し
コース状況/
危険箇所等
全体に稜線上の倒木が多く、通過には注意が必要。また、標識は少なめ。
熊取駅からバス。
2018年12月16日 08:03撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 8:03
熊取駅からバス。
犬鳴山下車。かなりたくさんの方がおいででしたが、皆さんは犬鳴山の方に行かれたのか、ここからは単独行になります。
2018年12月16日 08:27撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:27
犬鳴山下車。かなりたくさんの方がおいででしたが、皆さんは犬鳴山の方に行かれたのか、ここからは単独行になります。
案内も何もありませんが、この右の林道を登っていきます。
2018年12月16日 08:34撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:34
案内も何もありませんが、この右の林道を登っていきます。
この空がとにかくきれいだったので。
2018年12月16日 08:38撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
3
12/16 8:38
この空がとにかくきれいだったので。
さて、ここを右に登ると城ヶ峰に行けるのはわかっているのですが、だらだらと林道を歩くことになります。そこで、ヤマレコの足跡もついているショートカットルートを登ることにしました。
2018年12月16日 08:49撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:49
さて、ここを右に登ると城ヶ峰に行けるのはわかっているのですが、だらだらと林道を歩くことになります。そこで、ヤマレコの足跡もついているショートカットルートを登ることにしました。
この地図で言えば、左の方にずっと伸びている道ですね。
2018年12月16日 08:49撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:49
この地図で言えば、左の方にずっと伸びている道ですね。
ここで林道と別れを告げ、右の階段を登っていきます。それなりに急ですが、それは予想の範囲内。
2018年12月16日 08:52撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:52
ここで林道と別れを告げ、右の階段を登っていきます。それなりに急ですが、それは予想の範囲内。
結構整備されていて、しっかりした橋もあります。この辺では、直登ルートを選んで正解正解と思っていました。
2018年12月16日 08:54撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:54
結構整備されていて、しっかりした橋もあります。この辺では、直登ルートを選んで正解正解と思っていました。
ここで選択ミス。本当はこの橋を渡って、沢の左岸に出て、それから登っていくはずです。そこを渡らずにまっすぐ登ってしまいました。ただ、階段もかなりしっかりしたものであり、GPSもそっちだと思ったのですよ(言い訳)。
2018年12月16日 08:58撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:58
ここで選択ミス。本当はこの橋を渡って、沢の左岸に出て、それから登っていくはずです。そこを渡らずにまっすぐ登ってしまいました。ただ、階段もかなりしっかりしたものであり、GPSもそっちだと思ったのですよ(言い訳)。
ただ、次第に道が荒れてきます。
2018年12月16日 08:58撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 8:58
ただ、次第に道が荒れてきます。
途中で、「違うな」と気付いてはいたのですが。しっかりした階段だったため、そのまま登ってきました。で、尾根に出たのですが、ここで道がなくなります。地図を見ながらしばし悩んだ末、このまま尾根を登っていけば三峯山からのルートに合流できると判断し、登ることにしました。同じことを考える人がいるのか、足跡もありました。まあ、なんとか行けますが、さっきの橋を渡ることをお勧めします。
2018年12月16日 09:06撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 9:06
途中で、「違うな」と気付いてはいたのですが。しっかりした階段だったため、そのまま登ってきました。で、尾根に出たのですが、ここで道がなくなります。地図を見ながらしばし悩んだ末、このまま尾根を登っていけば三峯山からのルートに合流できると判断し、登ることにしました。同じことを考える人がいるのか、足跡もありました。まあ、なんとか行けますが、さっきの橋を渡ることをお勧めします。
城ヶ峰到着。ここで本来のルートに復帰。あとはらくちんと思っていたら、とんだ大間違い。
2018年12月16日 09:21撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
12/16 9:21
城ヶ峰到着。ここで本来のルートに復帰。あとはらくちんと思っていたら、とんだ大間違い。
関空がきらきらと輝いています。
2018年12月16日 09:25撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
4
12/16 9:25
関空がきらきらと輝いています。
嫌と言うほど目にした倒木のひとつ。大概は巻いたりくぐったり乗り越えたりできるのですが、それでもいい加減うっとうしいですし、たまに本当に難渋するものもあります。
2018年12月16日 09:40撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 9:40
嫌と言うほど目にした倒木のひとつ。大概は巻いたりくぐったり乗り越えたりできるのですが、それでもいい加減うっとうしいですし、たまに本当に難渋するものもあります。
神戸が見えますね。
2018年12月16日 09:43撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 9:43
神戸が見えますね。
ササ峠を目指します。
2018年12月16日 09:56撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 9:56
ササ峠を目指します。
この下り道、それなりに急だし、尾根は痩せているし、気を遣います。
2018年12月16日 10:02撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 10:02
この下り道、それなりに急だし、尾根は痩せているし、気を遣います。
ササ峠に着いたのですが、残念ながら標識が割れています。
2018年12月16日 10:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 10:19
ササ峠に着いたのですが、残念ながら標識が割れています。
ワイワイ村に行くルートと同じコースを歩いてきましたが、これからボンデン山方向に登ります。登り返しがきついと予想していたのですが、思っていたより急登。しんどいしんどい。
2018年12月16日 10:28撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 10:28
ワイワイ村に行くルートと同じコースを歩いてきましたが、これからボンデン山方向に登ります。登り返しがきついと予想していたのですが、思っていたより急登。しんどいしんどい。
ここまで天気はよかったのですが、ぼちぼち怪しくなってきました。予報では、午後から崩れるのですが、15時くらいから雨が降ると踏んでいました。
2018年12月16日 10:33撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 10:33
ここまで天気はよかったのですが、ぼちぼち怪しくなってきました。予報では、午後から崩れるのですが、15時くらいから雨が降ると踏んでいました。
突然舗装路に出ます。予定ルートは左に行くのですが、ついまっすぐ行ってしまいました。
2018年12月16日 11:32撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 11:32
突然舗装路に出ます。予定ルートは左に行くのですが、ついまっすぐ行ってしまいました。
予定外だったとは言え、それで正解。ボンデン山の展望台でした。ただ、この時点で私はこれがボンデン山展望台だとは気付いていません。もっと先にボンデン山山頂があって、その血開くに別の展望台があると思い込んでいました。
2018年12月16日 11:33撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
12/16 11:33
予定外だったとは言え、それで正解。ボンデン山の展望台でした。ただ、この時点で私はこれがボンデン山展望台だとは気付いていません。もっと先にボンデン山山頂があって、その血開くに別の展望台があると思い込んでいました。
関空から六甲山。
2018年12月16日 11:34撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
6
12/16 11:34
関空から六甲山。
淡路島。
2018年12月16日 11:34撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
4
12/16 11:34
淡路島。
この写真を撮って、うっかり左に行ってしまいました。その後お会いした方から、「既にボンデン山の山頂は過ぎている」ということを知らされ、山頂ゲットのために戻ってきました。
2018年12月16日 11:39撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 11:39
この写真を撮って、うっかり左に行ってしまいました。その後お会いした方から、「既にボンデン山の山頂は過ぎている」ということを知らされ、山頂ゲットのために戻ってきました。
三角点。
2018年12月16日 11:46撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
12/16 11:46
三角点。
山頂。
2018年12月16日 11:46撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 11:46
山頂。
葛畑までは未舗装林道の下りです。つまらないですが、歩きやすいことは確か。ほっとします。しかし、道の外ではご覧の通り。
2018年12月16日 11:57撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 11:57
葛畑までは未舗装林道の下りです。つまらないですが、歩きやすいことは確か。ほっとします。しかし、道の外ではご覧の通り。
三叉路にこの標識が立っていました。標識が向いている側を選択しました。
2018年12月16日 11:58撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 11:58
三叉路にこの標識が立っていました。標識が向いている側を選択しました。
こんな感じ。つい右に行ってしまいたくなりますが、左が正解でした。
2018年12月16日 11:59撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 11:59
こんな感じ。つい右に行ってしまいたくなりますが、左が正解でした。
葛畑まで降りてきました。バス停。時間的に厳しければここからバスだと思っていました。
2018年12月16日 12:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 12:19
葛畑まで降りてきました。バス停。時間的に厳しければここからバスだと思っていました。
ワイワイ村を経由したらこの辺に出てきたはずです。
2018年12月16日 12:35撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 12:35
ワイワイ村を経由したらこの辺に出てきたはずです。
楠畑集落を通り抜けて、四石山を目指して登っていきます。しかし、こんな感じで先が思いやられます。
2018年12月16日 13:16撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 13:16
楠畑集落を通り抜けて、四石山を目指して登っていきます。しかし、こんな感じで先が思いやられます。
ここを間違えて右の方へ行ってしまいました。正解は渡渉してから左です。
2018年12月16日 13:19撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 13:19
ここを間違えて右の方へ行ってしまいました。正解は渡渉してから左です。
この標識を左です。ただ、左側は草に覆われていて、およそ道とは思えません。
2018年12月16日 13:22撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 13:22
この標識を左です。ただ、左側は草に覆われていて、およそ道とは思えません。
槌子峠に到達。昭和山に回っているとここで合流したはずです。
2018年12月16日 13:34撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 13:34
槌子峠に到達。昭和山に回っているとここで合流したはずです。
残り距離は2km以下に減っているのですが、またしても倒木祭が始まりました。
2018年12月16日 13:46撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 13:46
残り距離は2km以下に減っているのですが、またしても倒木祭が始まりました。
標識だけはきれい。この辺、階段が嫌と言うほど続きます。
2018年12月16日 13:57撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 13:57
標識だけはきれい。この辺、階段が嫌と言うほど続きます。
ようやく山頂到達。
2018年12月16日 14:00撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
12/16 14:00
ようやく山頂到達。
三角点あり。
2018年12月16日 14:01撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 14:01
三角点あり。
右に行くと山中渓駅と書かれていますが、いきなり倒木が邪魔しています。ただ、ここからは降りるだけで時間の問題、残り距離からすれば30分そこそこと思っていたのですが・・・
2018年12月16日 14:01撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:01
右に行くと山中渓駅と書かれていますが、いきなり倒木が邪魔しています。ただ、ここからは降りるだけで時間の問題、残り距離からすれば30分そこそこと思っていたのですが・・・
やっぱり倒木祭と急坂。やっとここまで降りてきたら、また登るんですか???
2018年12月16日 14:30撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 14:30
やっぱり倒木祭と急坂。やっとここまで降りてきたら、また登るんですか???
時間的には、まだわんぱく王国を通ることができそうです。従って、登ることにしましたが。
2018年12月16日 14:31撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:31
時間的には、まだわんぱく王国を通ることができそうです。従って、登ることにしましたが。
やっぱり倒木が。なんだかジャングルの中みたいです。
2018年12月16日 14:42撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:42
やっぱり倒木が。なんだかジャングルの中みたいです。
途中に標識があり、ここを背後方向に行けと言うことなんですが。
2018年12月16日 14:51撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:51
途中に標識があり、ここを背後方向に行けと言うことなんですが。
ここの谷を降りろと言うことか??
2018年12月16日 14:51撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:51
ここの谷を降りろと言うことか??
部分的に階段が見えるのですが、枯れ葉でほとんど隠れています。ここをライトハイキング客が歩くのは無理ではないかと・・・
2018年12月16日 14:52撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:52
部分的に階段が見えるのですが、枯れ葉でほとんど隠れています。ここをライトハイキング客が歩くのは無理ではないかと・・・
でも、ハイキングコースなんですよね。
2018年12月16日 14:59撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 14:59
でも、ハイキングコースなんですよね。
やっとわんぱく王国に到着。
2018年12月16日 14:59撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 14:59
やっとわんぱく王国に到着。
これがきょうりゅう広場か。今年が戌年で、来年が辰年だったらぴったりだったんですが。
2018年12月16日 15:01撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
12/16 15:01
これがきょうりゅう広場か。今年が戌年で、来年が辰年だったらぴったりだったんですが。
門。
2018年12月16日 15:04撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 15:04
門。
山中渓駅。大阪の秘境駅と呼ばれているそうです。
2018年12月16日 15:12撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
2
12/16 15:12
山中渓駅。大阪の秘境駅と呼ばれているそうです。
2018年12月16日 15:13撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 15:13
2018年12月16日 15:13撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
12/16 15:13
名所がハイキングコース。
2018年12月16日 15:13撮影 by  DSC-RX100M4, SONY
1
12/16 15:13
名所がハイキングコース。

感想

12/16朝、私は阪和線の快速電車に乗りながら、電子図書の「道迷い遭難」(ヤマケイ文庫)を読んでいた。肝に銘じないとと思いつつ、よもや直後に自分が道に迷うとは思いもせず・・・

しばらく季節ものが多く、また珍しくグループハイキングが続いていたため、季節性のない山は久しぶり。今回は思い出したように軌跡つなぎです。阪和府県境は前回犬鳴山まで来たので、山中渓までを目標にしました。同じようにトラックをつないでいる方の記録を拝見しても、駅やバス停の関係でほとんどは同じ箇所で分割しておられます。この区間は距離自体は大したことがないのですが、難所であるという評判で、いかにここを乗り切るか、ルート選択でしばらく悩みました。誰しも迷うのが、ササ峠から葛畑までと葛畑から四石山までかと思います。前者は、ボンデン山に行きたかったので稜線コース、後者は、最初ショートカットする山と高原地図で破線になっているコースを予定しました。しかしこの破線ルートの評判が散々であるため、放棄することに。次に川上新道から昭和山を経由するルートも、川上新道がわかりづらいという噂で、結局車道をぐるっと大回りするルートにしました。最後に、犬鳴山温泉から城ヶ峰の間は、だらだら林道ではなくて直登することに(これが失敗)。

熊取からのバスは8時20分に犬鳴山バス停に到着。ここには結構な人が準備中でしたが、皆さん犬鳴の方に行かれたようです。私は西の方に登っていき、最初は迷うところはありません。林道への分岐を見送って城ヶ峰へ直行した筈が、どうやらその後の分岐を間違ってしまったらしく、尾根に出たところで道がなくなりました。これじゃ本を読んだ意味がないやんとしばし悩みます。ただ、地図の上では尾根をまっすぐ登れば三峯山からの道にぶつかる筈で、しかも間に余分な谷もないと判断し、えっちらおっちら尾根を登ります。同じような人がいるのか、足跡もあります。今日については予想通りで、正規ルートに復帰できました。

さて、あとは安全策なので快適な稜線ハイクと思いきや、実はここからが大変。城ヶ峰から西の道は倒木で寸断されています。新しそうなのも、随分放置されていそうなのも。このため、乗り越えたり、屈んだり、巻いたり、這ったり、跳んだり[これは嘘)、回避するのにへとへとになりました。救いは北側の眺望が時々開け、関空がきれいに見えたこと。

ササ峠への下りにかかっても、やせた尾根や不安定な足元に悩まされました。ササ峠を過ぎ、ボンデン山への登り。ここは急登です。それなりにひいひい言ったので、ひと段落したと思って昼食休憩。ところがこの後はまたしても倒木祭り。気が抜けない道の連続。突然舗装路に出て、つい右に行ってしまうと展望台。これがボンデン山展望台だったのですが、呑気な私はボンデン山はもっと先だと思っていて、ろくに感動しませんでした。しくじった。

その後、また倒木に悩んでボンデン山山頂を踏んだ後、葛畑に向けて降ります。 ここは退屈な未舗装林道ですが、今日の癒しパートでした。ここで雨が降っていたり、13時を過ぎていたら先を放棄して帰ろうと思っていましたが、無事先に進めることに。

葛畑からは車道に沿って歩き、さらに楠畑集落の中の退屈な歩き。恐らくこのあたりで破線を通った場合は合流していたはずで、その後楠畑集落から山道に入ります。ここがまた通行量の少ない道らしく、道は枯れ葉で覆われています。途中紛らわしい分岐があり、少しルートミス。その後またもや倒木が始まります。なんとか槌の子峠まで到達し、ここからは四石山を経て降りるだけ!の筈が、残り2kmしかないのに倒木が道を塞いで歩きにくいのなんの。山頂は眺望がなくて、海も見えず残念。その後、山中渓方向に降りますが、ここ、ハイキングコースと呼ばれているようですが、倒木もそうだし、道もわかりづらく、地図なしで来た人は少なからず難儀するのでは? 最後に、わんぱく王国を経由して山中渓駅に至るのですが、この道がまた大変。軽くひと山越さなければなりません。さらに、最後の谷筋が薄暗い谷の中で、道も枯れ葉で隠れているような所であり、「こんなところハイキングルートにしちゃ駄目ですよ」。

天気の具合も心配でしたが、なんとか雨が降る前に駅に到着。次は孝子駅までで刻むか、一気に加太まで行ってしまうか、その日の体調次第ですね。

このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2855621

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1010人

コメント

同じく道迷い多発でした。
お疲れ様でした。
この山域は、前月に私も単独で歩きましたが、苦難の連続でした。
道中誰とも会う事なく、標識は割れてて不明瞭な事があり、4回ほど道を間違えてしまいました。

GPS(e-trek)を持参していたので、現在位置を見失わずに、復帰できましたが、紙の地図とコンパスだけでは、結構厳しかったです。危うく近所の山で遭難となるところでした。

これをきっかけに、羽根田さんの遭難ドキュメント本を読みあさるようになり、登山届も必ず出すようになりました。(自宅には、登山届を貼り付けていましたが)

低山の難しさを満喫できるコースですよね。

この時の経験よりルート確認を頻繁に行うようになりました。

倒木祭りはいつになったら解消されることか。

気をつけて山を楽しみましょう。
2018/12/17 8:52
Re: 同じく道迷い多発でした。
コメント有難うございました。

GPSも、スマートフォン上のアプリだと、どうしても取り出すのが面倒とかいうので確認が遅れがちですが、今回のアップデートでヤマレコMAPが喋りまくるようになったので、多少気がつきやすくはなったかと思います。でも、リストデバイスの方が確認が容易なので安全性は高いですね(それでも道を外していますが)。
2018/12/17 15:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら