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Yamareco

記録ID: 1682627
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

五里ヶ峯/坂城神社〜屋代へ【長野県坂城町・千曲市】

2018年12月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
15.4km
登り
1,095m
下り
1,156m

コースタイム

日帰り
山行
6:27
休憩
1:53
合計
8:20
7:30
8:03
57
9:00
9:38
115
11:33
11:35
25
宮坂峠
12:00
12:10
45
大月峯
12:55
13:20
47
有明山
14:07
14:12
38
一重山
14:50
成田山不動尊入口
いつもの撮影時間はもちろん、五里ヶ峯で雲が切れるのを待ったり、レイヤリング調節やアイゼン着脱などで何かと時間が掛かっています。
上記とは別に、下山後に成田山不動尊入口(屋代駅付近)から坂城神社付近の駐車場まで、自転車で所要1時間掛かっています。
天候 曇り一時雪、のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
屋代側の下山地点の成田山不動尊入口に自転車をデポしてから、
坂城神社付近の登山者駐車場(簡易的なトイレあり)に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
道標の無い箇所や尾根の派生もあるので、地形図で読図するのが推奨されるルートかと思います。
その他周辺情報 直帰しました。
坂城神社・村上氏居館跡(430m)

今冬でおそらく最低に近い冷え込みと思われるなかを出発!
坂城神社境内の北側を通って、まずは葛尾城を目指します。
坂城神社・村上氏居館跡(430m)

今冬でおそらく最低に近い冷え込みと思われるなかを出発!
坂城神社境内の北側を通って、まずは葛尾城を目指します。
舗装路を登っていくと、すぐに坂城の街並みを眺められました。
建物だけは増えても周りの山々は戦国時代に村上義清も見ていた光景と同じと思うと感慨深いものがあります。
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舗装路を登っていくと、すぐに坂城の街並みを眺められました。
建物だけは増えても周りの山々は戦国時代に村上義清も見ていた光景と同じと思うと感慨深いものがあります。
右折して近道コースへ(470m)

南東側から葛尾城へ直登する尾根を辿る近道コースを行きます。
直進は遠回りになる飯綱山コースで、こちらも見どころ多いようなのでまたの機会にとっておきます。
右折して近道コースへ(470m)

南東側から葛尾城へ直登する尾根を辿る近道コースを行きます。
直進は遠回りになる飯綱山コースで、こちらも見どころ多いようなのでまたの機会にとっておきます。
近道コースの明るい松林の尾根を登っていきます。
北側には五里ヶ峯へ突き上げる尾根が既に見えています。
近道コースの明るい松林の尾根を登っていきます。
北側には五里ヶ峯へ突き上げる尾根が既に見えています。
ようやく朝日が射してきました。すぐに気温が上がってきて日差しの有難みを感じます♪
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ようやく朝日が射してきました。すぐに気温が上がってきて日差しの有難みを感じます♪
葛尾城跡・主郭(810m)

自分にとって前々から来たかった葛尾城でしたが、遂にやってきました。
葛尾城は大河ドラマ「武田信玄」を観た時から知っていた城ですが、あれから30年の時を経てようやく訪れることが出来ました!
月日の過ぎるのは恐ろしく早い…。

それはともかく、どうにかリアルで観れてはっきり記憶に残っていて、自分の中では武田信玄に勝る大河ドラマは無いと思ってます。
上條恒彦が演じていた村上義清は強く印象に残っています。

行動を止めると寒いので、さっそく城の検分を始めます。
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葛尾城跡・主郭(810m)

自分にとって前々から来たかった葛尾城でしたが、遂にやってきました。
葛尾城は大河ドラマ「武田信玄」を観た時から知っていた城ですが、あれから30年の時を経てようやく訪れることが出来ました!
月日の過ぎるのは恐ろしく早い…。

それはともかく、どうにかリアルで観れてはっきり記憶に残っていて、自分の中では武田信玄に勝る大河ドラマは無いと思ってます。
上條恒彦が演じていた村上義清は強く印象に残っています。

行動を止めると寒いので、さっそく城の検分を始めます。
ちょうど千曲川に日が当たり始めました。
葛尾城から北側の光景が手に取るようです。この先に控える場所こそ川中島…。
本当に葛尾城が戦略的に大事な場所にあることがよく分かります。
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ちょうど千曲川に日が当たり始めました。
葛尾城から北側の光景が手に取るようです。この先に控える場所こそ川中島…。
本当に葛尾城が戦略的に大事な場所にあることがよく分かります。
葛尾初登城で思わぬ雪景色を楽しめました。良いところなのでぜひまた来ます!
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葛尾初登城で思わぬ雪景色を楽しめました。良いところなのでぜひまた来ます!
葛尾城跡(810m)

寒い朝ですが、あおい、ひなたはここでも楽し気に写ります!

なお805mは三角点の標高で、地形図をよく見ると主郭の標高は810mです。
ということで付近にあるはずの三角点を探しまわりましたが、主郭にはありませんでした。
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葛尾城跡(810m)

寒い朝ですが、あおい、ひなたはここでも楽し気に写ります!

なお805mは三角点の標高で、地形図をよく見ると主郭の標高は810mです。
ということで付近にあるはずの三角点を探しまわりましたが、主郭にはありませんでした。
更によく地形図を見ると、三角点は800m等高線の南端にあります。
ということで、五里ヶ峯から反対側の一つ下の郭に三角点を探しに下りました。
まだ雪に埋もれることなく、三角点「葛尾」を無事に見つけました。
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更によく地形図を見ると、三角点は800m等高線の南端にあります。
ということで、五里ヶ峯から反対側の一つ下の郭に三角点を探しに下りました。
まだ雪に埋もれることなく、三角点「葛尾」を無事に見つけました。
三角点を確認できたので、いよいよ五里ヶ峯へ向かいます!
薄っすら積もった雪で滑らないように、葛尾城の堀切を数箇所で横切って尾根を北へ。
葛尾城の堅固さは実感しましたが、戦は城の守りを固めるだけで勝てるものではないことも納得出来ました。

行く手に見えるのが五里ヶ峯かな。
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三角点を確認できたので、いよいよ五里ヶ峯へ向かいます!
薄っすら積もった雪で滑らないように、葛尾城の堀切を数箇所で横切って尾根を北へ。
葛尾城の堅固さは実感しましたが、戦は城の守りを固めるだけで勝てるものではないことも納得出来ました。

行く手に見えるのが五里ヶ峯かな。
葛尾城では痩せていた尾根が広がってきます。
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葛尾城では痩せていた尾根が広がってきます。
林道終点(800m)

そういえばここまででも車で上がってこられるのでしたが、でもそれだと登山にはなりません。

ここから五里ヶ峯へ向けて本格的な登りが始まります。
林道終点(800m)

そういえばここまででも車で上がってこられるのでしたが、でもそれだと登山にはなりません。

ここから五里ヶ峯へ向けて本格的な登りが始まります。
本日、一本目の送電線鉄塔通過(820m)

里山の縦走では三角点に並んで重要な目印?となる送電線鉄塔を通過。
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本日、一本目の送電線鉄塔通過(820m)

里山の縦走では三角点に並んで重要な目印?となる送電線鉄塔を通過。
五里ヶ峯へは急登もありますが、大体のところは緩やかな登り。
残念ながら日が当たらなくなってきましたが、かえって発汗は抑えられたかも。
山頂に近づくにしたがって尾根は再び広がっていきますが、踏み跡明瞭で迷うことはありません。
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五里ヶ峯へは急登もありますが、大体のところは緩やかな登り。
残念ながら日が当たらなくなってきましたが、かえって発汗は抑えられたかも。
山頂に近づくにしたがって尾根は再び広がっていきますが、踏み跡明瞭で迷うことはありません。
鏡台山からのルートと合流(1,080m)

次第に傾斜が緩んで山頂接近を感じられた頃、鏡台山からの尾根と合流しました。
鏡台山からのルートと合流(1,080m)

次第に傾斜が緩んで山頂接近を感じられた頃、鏡台山からの尾根と合流しました。
この上が山頂かな。小雪が舞う中の登頂となりました。
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この上が山頂かな。小雪が舞う中の登頂となりました。
五里ヶ峯山頂(1,094m)

南西側に開けた山頂に着きました!次第に日は射してきましたが、山頂周辺は雲に巻かれ残念ながら今回は展望無し。

それと地形図ではあるはずの三角点がどうしても見つかりませんでした。
葛尾城と同じく埋もれるほど雪が積もっているわけではないのですが。
また季節を変えて再確認に来たいと思います。
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五里ヶ峯山頂(1,094m)

南西側に開けた山頂に着きました!次第に日は射してきましたが、山頂周辺は雲に巻かれ残念ながら今回は展望無し。

それと地形図ではあるはずの三角点がどうしても見つかりませんでした。
葛尾城と同じく埋もれるほど雪が積もっているわけではないのですが。
また季節を変えて再確認に来たいと思います。
今回は山頂での展望はないけど、心眼で千曲市の眺めを見てください。
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今回は山頂での展望はないけど、心眼で千曲市の眺めを見てください。
五里ヶ峯山頂から北西へ激下り!

山頂からは北西、北東と二手に踏み跡が分かれていました。(指導標無し)
先月、飯能アルプスで道を間違ったので、今回はコンパスでしっかり方向確認をしてから縦走開始です。
雪が付いた激下りは危険と判断して6本爪アイゼンを装着しました。
サクサクと爪が掛かる感触が久しぶりでした。
五里ヶ峯山頂から北西へ激下り!

山頂からは北西、北東と二手に踏み跡が分かれていました。(指導標無し)
先月、飯能アルプスで道を間違ったので、今回はコンパスでしっかり方向確認をしてから縦走開始です。
雪が付いた激下りは危険と判断して6本爪アイゼンを装着しました。
サクサクと爪が掛かる感触が久しぶりでした。
勘助道分岐(940m)

五里ヶ峯北面をトラバースする勘助道と出合いました。
やや荒れ気味ではありますが、明瞭に山腹道が見て取れます。
勘助は「武田信玄」以外にも「風林火山」で熱心に観てましたので、こちらも感慨深いものがあります。
自分が武田好きなのは間違いなく大河ドラマの影響が大きいです。
勘助道分岐(940m)

五里ヶ峯北面をトラバースする勘助道と出合いました。
やや荒れ気味ではありますが、明瞭に山腹道が見て取れます。
勘助は「武田信玄」以外にも「風林火山」で熱心に観てましたので、こちらも感慨深いものがあります。
自分が武田好きなのは間違いなく大河ドラマの影響が大きいです。
商売池口分岐(920m)

屋代へ続く通称「五一山脈」では数箇所で里へ下りるサブルートがありますが、ここから下るルートは不明瞭なようです。
商売池口分岐(920m)

屋代へ続く通称「五一山脈」では数箇所で里へ下りるサブルートがありますが、ここから下るルートは不明瞭なようです。
中山・天狗山(971m)

ほぼ三角形の等高線が印象的だった中山を通過。
鋭角で折れる登山道が明瞭なので、ここでは間違いにくいと思われます。
中山・天狗山(971m)

ほぼ三角形の等高線が印象的だった中山を通過。
鋭角で折れる登山道が明瞭なので、ここでは間違いにくいと思われます。
北山(942m)

続いて南北に細長い等高線で描かれる北山を通過。
五一山脈も例にもれずアップダウンがありますが、それぞれが数十メートル程度なので比較的楽な部類に入るかもしれません。
北山(942m)

続いて南北に細長い等高線で描かれる北山を通過。
五一山脈も例にもれずアップダウンがありますが、それぞれが数十メートル程度なので比較的楽な部類に入るかもしれません。
長生山(875m)

またまた三角形の等高線で描かれる長生山を通過。
ここで右へ明瞭なルートが分岐しますが、指導標には触れられていないので巡視路かも。
長生山(875m)

またまた三角形の等高線で描かれる長生山を通過。
ここで右へ明瞭なルートが分岐しますが、指導標には触れられていないので巡視路かも。
二本目の送電線鉄塔(850m)

長生山からまもなくで送電線鉄塔を通過。
戸倉辺りの街並みがよく見えています。
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二本目の送電線鉄塔(850m)

長生山からまもなくで送電線鉄塔を通過。
戸倉辺りの街並みがよく見えています。
正面のピークが護兵山のようです。

晴れそうでなかなか晴れないまま、五一山脈縦走も中盤に差し掛かりました。
朝よりは少し気温が上がりましたが、日差しが控えめなので樹氷がまだまだきれいでした。
正面のピークが護兵山のようです。

晴れそうでなかなか晴れないまま、五一山脈縦走も中盤に差し掛かりました。
朝よりは少し気温が上がりましたが、日差しが控えめなので樹氷がまだまだきれいでした。
護兵山(780m)

山名標は何もありませんが、ここが宮坂峠以南での最後の目立つピーク。
ここで尾根は90度右へ方向転換します。

この先の護兵山からの下りでほぼ雪が無くなったので、アイゼンは外しました。
護兵山(780m)

山名標は何もありませんが、ここが宮坂峠以南での最後の目立つピーク。
ここで尾根は90度右へ方向転換します。

この先の護兵山からの下りでほぼ雪が無くなったので、アイゼンは外しました。
696m標高点ピーク(大山祇神社)

宮坂峠まで100mほど標高を下げるのですが、その途中に696m標高点ピークがあるので寄っておきます。
696m標高点ピーク(大山祇神社)

宮坂峠まで100mほど標高を下げるのですが、その途中に696m標高点ピークがあるので寄っておきます。
696m標高点ピーク

大山祇神社の小さな祠を通り過ぎると北側の景観が透けて見えました。
ちょっとだけ富士山ぽい形の有明山がかなりの距離感で見えました。
少し焦りを覚えるほどの距離感でしたが、改めて地形図を見るとこの後の尾根のアップダウンは控えめなので行程がはかどりそうです。
696m標高点ピーク

大山祇神社の小さな祠を通り過ぎると北側の景観が透けて見えました。
ちょっとだけ富士山ぽい形の有明山がかなりの距離感で見えました。
少し焦りを覚えるほどの距離感でしたが、改めて地形図を見るとこの後の尾根のアップダウンは控えめなので行程がはかどりそうです。
宮坂峠(620m)

696m標高点ピークから一下りで宮坂峠に下り立ちました。
ここが五里ヶ峯と一重山のほぼ中間地点。もう昼前の時間帯ですが残りの行動時間を考えると大丈夫そうです。
宮坂峠(620m)

696m標高点ピークから一下りで宮坂峠に下り立ちました。
ここが五里ヶ峯と一重山のほぼ中間地点。もう昼前の時間帯ですが残りの行動時間を考えると大丈夫そうです。
時折日差しが当たるようになってきて、落葉の尾根歩きが爽快になってきました。
やっぱりこの時期の低山は最高に気持ち良いです!
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時折日差しが当たるようになってきて、落葉の尾根歩きが爽快になってきました。
やっぱりこの時期の低山は最高に気持ち良いです!
678mピーク

ここは南北に細長いピーク。この先で尾根が二方向に分かれるので気を付けていきます。
678mピーク

ここは南北に細長いピーク。この先で尾根が二方向に分かれるので気を付けていきます。
落葉の尾根でもルートは見たらなんとなく分かるようで順調に辿っていきます。
北側に見える大月峯までのアップダウンはそれなりに息が上がりました。
落葉の尾根でもルートは見たらなんとなく分かるようで順調に辿っていきます。
北側に見える大月峯までのアップダウンはそれなりに息が上がりました。
大月峯への登り返しにて。冬枯れの木々の向こうに歩いてきた尾根を振り返ります。
大月峯への登り返しにて。冬枯れの木々の向こうに歩いてきた尾根を振り返ります。
大月峯(680m)

ここも別尾根が派生する尾根ですが、ルートは明瞭なので外すことはないでしょう。
北側には次第に有明山が近づいてきていました。ちょうど12時だったので、ここでやや長めの休憩をとりました。
だいぶ晴れてきたので暖かくて本当に気持ち良かったです♪
大月峯(680m)

ここも別尾根が派生する尾根ですが、ルートは明瞭なので外すことはないでしょう。
北側には次第に有明山が近づいてきていました。ちょうど12時だったので、ここでやや長めの休憩をとりました。
だいぶ晴れてきたので暖かくて本当に気持ち良かったです♪
640mピーク

大月峯を過ぎると殆ど標高差の無い極楽尾根が続きます。
三角点「大岩」は登山道脇にあって、見過ごさないように気を付けていましたが杞憂でした。
640mピーク

大月峯を過ぎると殆ど標高差の無い極楽尾根が続きます。
三角点「大岩」は登山道脇にあって、見過ごさないように気を付けていましたが杞憂でした。
久保峰(640m)

640m三角点ピークの西隣にある久保峰からは、薄っすら白い五里ヶ峯がかなり遠くに見えました!
縦走の醍醐味を満喫してから先へ進みます。
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久保峰(640m)

640m三角点ピークの西隣にある久保峰からは、薄っすら白い五里ヶ峯がかなり遠くに見えました!
縦走の醍醐味を満喫してから先へ進みます。
久保峰で再び90度右手へ尾根が折れますが、ここでもルートは明瞭です。
広い尾根を考慮してなのか、ケルンが数箇所で積まれていました。
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久保峰で再び90度右手へ尾根が折れますが、ここでもルートは明瞭です。
広い尾根を考慮してなのか、ケルンが数箇所で積まれていました。
久しぶりに分岐(610m)

ここでは明瞭なルートが分岐していました。屋代付近だけで尾根を歩くことも出来そうです。
久しぶりに分岐(610m)

ここでは明瞭なルートが分岐していました。屋代付近だけで尾根を歩くことも出来そうです。
次第に遥かに遠ざかっていく五里ヶ峯を見やりつつ、緩やかに登り返していきます。
次第に遥かに遠ざかっていく五里ヶ峯を見やりつつ、緩やかに登り返していきます。
640mピーク

ここはいわゆる偽ピークで、正面には遂に有明山を眼前に捉えました。
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640mピーク

ここはいわゆる偽ピークで、正面には遂に有明山を眼前に捉えました。
有明山山頂(651.7m)

外観どおりにだだっ広い山頂に着きました!
夏なら展望は無さそうですが、今の時期は開放的な山頂です。
ちょっと時間をとってゆっくりしていきます。
有明山山頂(651.7m)

外観どおりにだだっ広い山頂に着きました!
夏なら展望は無さそうですが、今の時期は開放的な山頂です。
ちょっと時間をとってゆっくりしていきます。
有明山から五里ヶ峯を振り返る。
かなりの距離感で遠方に見えました!
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有明山から五里ヶ峯を振り返る。
かなりの距離感で遠方に見えました!
有明山山頂では小春日和で気持ちよさそうな二人でした。
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有明山山頂では小春日和で気持ちよさそうな二人でした。
遥か南方に五里ヶ峯が見える有明山山頂でした。
遥か南方に五里ヶ峯が見える有明山山頂でした。
終盤の一重山を除いて、あとはほぼ下りとなります。
有明山までは近隣の方がよく歩かれているのか、しっかりと踏まれたルートで補助ロープも掛かっていました。
終盤の一重山を除いて、あとはほぼ下りとなります。
有明山までは近隣の方がよく歩かれているのか、しっかりと踏まれたルートで補助ロープも掛かっていました。
森将軍塚古墳への分岐(560m)

屋代側からのルートは二つあるはずでしたが、そのうち森将軍塚古墳からは土砂崩落のため?通れないようです。
自分の行程は一重山まで踏破するものだったので、偶然にも行程変更の必要はありませんでした。
森将軍塚古墳への分岐(560m)

屋代側からのルートは二つあるはずでしたが、そのうち森将軍塚古墳からは土砂崩落のため?通れないようです。
自分の行程は一重山まで踏破するものだったので、偶然にも行程変更の必要はありませんでした。
三本目の送電線鉄塔(550m)

これで今日通過する送電線は最後です。
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三本目の送電線鉄塔(550m)

これで今日通過する送電線は最後です。
埴科古墳群・有明山将軍塚古墳(540m)

最初に見た時、ただの尾根の起伏だと思いましたがれっきとした古墳です!
冬枯れの木々越しに善光寺平を広く見渡せました。やはり北側ほど今日は天気が良くないようです。
そしてこの古墳辺りから急に北風が吹き付けてきて寒くなってきました!
春ならのんびりしたくなりそうな場所ですが先を急ぎます。
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埴科古墳群・有明山将軍塚古墳(540m)

最初に見た時、ただの尾根の起伏だと思いましたがれっきとした古墳です!
冬枯れの木々越しに善光寺平を広く見渡せました。やはり北側ほど今日は天気が良くないようです。
そしてこの古墳辺りから急に北風が吹き付けてきて寒くなってきました!
春ならのんびりしたくなりそうな場所ですが先を急ぎます。
有明山将軍塚古墳からはジグザグに標高を下げていきます。
眼下には北陸新幹線と、一重山へ続く五一山脈の末端が見えました!
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有明山将軍塚古墳からはジグザグに標高を下げていきます。
眼下には北陸新幹線と、一重山へ続く五一山脈の末端が見えました!
東山神社(400m)

神社の境内に下り着きました。眼下には屋代駅が間近に見えますが、自分は一重山へ向かうのでまだ北進します。
一重山への道標は無いけど、一重山が見えるので道なりに進みました。北側は墓地になっていて脇を通り抜けました。
東山神社(400m)

神社の境内に下り着きました。眼下には屋代駅が間近に見えますが、自分は一重山へ向かうのでまだ北進します。
一重山への道標は無いけど、一重山が見えるので道なりに進みました。北側は墓地になっていて脇を通り抜けました。
最後の一重山へ(400m)

墓地を道なりに通り過ぎて貯水タンク?を迂回すると一重山登山口に到着。
こちらは豪族屋代氏の居城だった屋代城跡となっていて、今日は山城から山城へつなぐ縦走でした。
最後の一重山へ(400m)

墓地を道なりに通り過ぎて貯水タンク?を迂回すると一重山登山口に到着。
こちらは豪族屋代氏の居城だった屋代城跡となっていて、今日は山城から山城へつなぐ縦走でした。
一重山/屋代城跡・主郭(458m)

短い急登でだだっ広い主郭に出ました!
標高こそ低いものの葛尾城跡よりずっと広い。木々に囲まれていて展望はもう一つです。

屋代氏は村上→武田→上杉→徳川と主を変えて戦国時代を生き抜いたようです。
一重山/屋代城跡・主郭(458m)

短い急登でだだっ広い主郭に出ました!
標高こそ低いものの葛尾城跡よりずっと広い。木々に囲まれていて展望はもう一つです。

屋代氏は村上→武田→上杉→徳川と主を変えて戦国時代を生き抜いたようです。
屋代城も葛尾城に負けずに堀切と郭が良好に残っていて、自分にとっては感動的な城巡りでした。
屋代城も葛尾城に負けずに堀切と郭が良好に残っていて、自分にとっては感動的な城巡りでした。
郭を一段一段下っていきます。
郭を一段一段下っていきます。
等高線には現れないほどの登り返しもありましたが、振り返ると有明山方向を見とおすことが出来ました。
等高線には現れないほどの登り返しもありましたが、振り返ると有明山方向を見とおすことが出来ました。
矢代神社(400m)

かつては郭の一つだったと想像出来る矢代神社に下りてきました。
西側の眺望が抜群です!
矢代神社(400m)

かつては郭の一つだったと想像出来る矢代神社に下りてきました。
西側の眺望が抜群です!
ここの標高は400mですが下界が350mなので、下界は海抜ゼロの感覚が残る自分にはまだちょっと勘が狂うものがあります。
もう下山地点は間近だし用意していたコーヒーを飲みたいところでしたが、相変わらず風は冷たいし下山して終わりではないので先を急ぎました。
ここの標高は400mですが下界が350mなので、下界は海抜ゼロの感覚が残る自分にはまだちょっと勘が狂うものがあります。
もう下山地点は間近だし用意していたコーヒーを飲みたいところでしたが、相変わらず風は冷たいし下山して終わりではないので先を急ぎました。
成田山不動尊(370m)

矢代神社からは舗装路になって、下界が間近であることが伝わってきます。
成田山不動尊を通る頃にすぐ横をしなの鉄道の列車が通過する音が聞こえました。
成田山不動尊(370m)

矢代神社からは舗装路になって、下界が間近であることが伝わってきます。
成田山不動尊を通る頃にすぐ横をしなの鉄道の列車が通過する音が聞こえました。
遂に五一山脈の尾根の末端まで到達しました。
遂に五一山脈の尾根の末端まで到達しました。
一重山登山口・成田山不動尊入口(350m)

坂城神社から始まった長い縦走でしたが順調に踏破出来ました!
日がだいぶ西に傾き、日陰ではもうかなりの寒さでした。

まずはGPSを停止させてから、デポしていた自転車で坂城へ戻ります。
一重山登山口・成田山不動尊入口(350m)

坂城神社から始まった長い縦走でしたが順調に踏破出来ました!
日がだいぶ西に傾き、日陰ではもうかなりの寒さでした。

まずはGPSを停止させてから、デポしていた自転車で坂城へ戻ります。
坂城神社付近の駐車場(440m)

恐ろしいほど予想どおり、ちょうど1時間で戻ってきました。
しかも最後のほうは登り坂で自転車を押して戻ったので、むしろ登山よりも疲れたかも…。
でもとにかく暗くなる前に車に戻れて良かったです。

歩き応えたっぷりの縦走で満足感に包まれて帰途に就きました。
今宵はここまでに致しとうございます。
坂城神社付近の駐車場(440m)

恐ろしいほど予想どおり、ちょうど1時間で戻ってきました。
しかも最後のほうは登り坂で自転車を押して戻ったので、むしろ登山よりも疲れたかも…。
でもとにかく暗くなる前に車に戻れて良かったです。

歩き応えたっぷりの縦走で満足感に包まれて帰途に就きました。
今宵はここまでに致しとうございます。

装備

個人装備
三脚 ハイドレーションシステム 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 スパッツ グローブ 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図・山と高原地図) コンパス ガーミンGPS 計画書 ヘッドランプ 予備電池 アマチュア無線機 ファーストエイドキット 補修キット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 登山保険証 健康保険証 スマホ 財布 サングラス タオル 一眼レフカメラ 標準ズームレンズ 望遠ズームレンズ ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

初めて葛尾城を知ってから30年。長野県に転居後は自分にとっては身近な山となり、下調べだけは前から済ませていました。
山城探訪は落葉のために見通しの利く今の時期が好都合ということで、遂に念願の登城となりました。
五里ヶ峯を越えて屋代まで続く尾根を続けて歩いて大満足の1日となりました。

大河ドラマ・武田信玄、第16話「信濃征服」を視聴されてから葛尾城へ登ると、より感慨深い登山になろうかと思います。
自分も久しぶりに観て、葛尾城へ登った際にはオープニング曲(この曲も大河ドラマで最も名曲と思う)が脳内再生してました。
今回の登山も自分にとっては聖地巡礼といえるかもしれません。

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コメント

摩耶山さん歩
いい 景色ですねぇー!
霧氷がうつくしいーー★
長野の南に位置するのですね。
夕飯用意が必要なようで のちほど 拝見しますね。
2019/1/2 17:29
Re: 摩耶山さん歩
お正月のお忙しい時にご覧いただきまして、ありがとうございます。
お時間のある時にゆっくりご覧いただければ幸いです。

寒くて寒くて車が凍ってるなど長野ならではの苦労があるんですが、
山に入ると本当に感動の連続です。
長野の里山はまだまだ勉強中で、一つ一つ確実に登っていきたいなと思います。
2019/1/5 18:57
摩耶山さん歩
30年 思い続けておられた山城跡に 立たれたのですね。
お子さんのころから 歴史がお好きだったようですね。
輝く霧氷が 美しいです。
今季 沢山の雪景色 霧氷を楽しまれることでしょう。
8時間山行 15キロと長丁場でしたね。
お疲れ様でした。
本年もよろしくお願いいたします。
2019/1/10 20:34
Re: 摩耶山さん歩
mayasanpoさん、ありがとうございます!

ずっと前から名前だけは知っていた葛尾城でしたが、つい最近までまさか本当に登る日が来るとは思っていませんでした。
寒かったですが冬の景色は素晴らしいものですね。
長野はやはり寒いので、山で街で雪に触れる機会が多くなります。
縦走も長くて、また下山後も自転車をたっぷりと漕いで、達成感抜群の1日でした。

こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
2019/1/10 21:04
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