記録ID: 1682627
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
五里ヶ峯/坂城神社〜屋代へ【長野県坂城町・千曲市】
2018年12月15日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,095m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
天候 | 曇り一時雪、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
坂城神社付近の登山者駐車場(簡易的なトイレあり)に車を停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標の無い箇所や尾根の派生もあるので、地形図で読図するのが推奨されるルートかと思います。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
葛尾城跡・主郭(810m)
自分にとって前々から来たかった葛尾城でしたが、遂にやってきました。
葛尾城は大河ドラマ「武田信玄」を観た時から知っていた城ですが、あれから30年の時を経てようやく訪れることが出来ました!
月日の過ぎるのは恐ろしく早い…。
それはともかく、どうにかリアルで観れてはっきり記憶に残っていて、自分の中では武田信玄に勝る大河ドラマは無いと思ってます。
上條恒彦が演じていた村上義清は強く印象に残っています。
行動を止めると寒いので、さっそく城の検分を始めます。
自分にとって前々から来たかった葛尾城でしたが、遂にやってきました。
葛尾城は大河ドラマ「武田信玄」を観た時から知っていた城ですが、あれから30年の時を経てようやく訪れることが出来ました!
月日の過ぎるのは恐ろしく早い…。
それはともかく、どうにかリアルで観れてはっきり記憶に残っていて、自分の中では武田信玄に勝る大河ドラマは無いと思ってます。
上條恒彦が演じていた村上義清は強く印象に残っています。
行動を止めると寒いので、さっそく城の検分を始めます。
葛尾城跡(810m)
寒い朝ですが、あおい、ひなたはここでも楽し気に写ります!
なお805mは三角点の標高で、地形図をよく見ると主郭の標高は810mです。
ということで付近にあるはずの三角点を探しまわりましたが、主郭にはありませんでした。
寒い朝ですが、あおい、ひなたはここでも楽し気に写ります!
なお805mは三角点の標高で、地形図をよく見ると主郭の標高は810mです。
ということで付近にあるはずの三角点を探しまわりましたが、主郭にはありませんでした。
更によく地形図を見ると、三角点は800m等高線の南端にあります。
ということで、五里ヶ峯から反対側の一つ下の郭に三角点を探しに下りました。
まだ雪に埋もれることなく、三角点「葛尾」を無事に見つけました。
ということで、五里ヶ峯から反対側の一つ下の郭に三角点を探しに下りました。
まだ雪に埋もれることなく、三角点「葛尾」を無事に見つけました。
三角点を確認できたので、いよいよ五里ヶ峯へ向かいます!
薄っすら積もった雪で滑らないように、葛尾城の堀切を数箇所で横切って尾根を北へ。
葛尾城の堅固さは実感しましたが、戦は城の守りを固めるだけで勝てるものではないことも納得出来ました。
行く手に見えるのが五里ヶ峯かな。
薄っすら積もった雪で滑らないように、葛尾城の堀切を数箇所で横切って尾根を北へ。
葛尾城の堅固さは実感しましたが、戦は城の守りを固めるだけで勝てるものではないことも納得出来ました。
行く手に見えるのが五里ヶ峯かな。
五里ヶ峯へは急登もありますが、大体のところは緩やかな登り。
残念ながら日が当たらなくなってきましたが、かえって発汗は抑えられたかも。
山頂に近づくにしたがって尾根は再び広がっていきますが、踏み跡明瞭で迷うことはありません。
残念ながら日が当たらなくなってきましたが、かえって発汗は抑えられたかも。
山頂に近づくにしたがって尾根は再び広がっていきますが、踏み跡明瞭で迷うことはありません。
五里ヶ峯山頂(1,094m)
南西側に開けた山頂に着きました!次第に日は射してきましたが、山頂周辺は雲に巻かれ残念ながら今回は展望無し。
それと地形図ではあるはずの三角点がどうしても見つかりませんでした。
葛尾城と同じく埋もれるほど雪が積もっているわけではないのですが。
また季節を変えて再確認に来たいと思います。
南西側に開けた山頂に着きました!次第に日は射してきましたが、山頂周辺は雲に巻かれ残念ながら今回は展望無し。
それと地形図ではあるはずの三角点がどうしても見つかりませんでした。
葛尾城と同じく埋もれるほど雪が積もっているわけではないのですが。
また季節を変えて再確認に来たいと思います。
五里ヶ峯山頂から北西へ激下り!
山頂からは北西、北東と二手に踏み跡が分かれていました。(指導標無し)
先月、飯能アルプスで道を間違ったので、今回はコンパスでしっかり方向確認をしてから縦走開始です。
雪が付いた激下りは危険と判断して6本爪アイゼンを装着しました。
サクサクと爪が掛かる感触が久しぶりでした。
山頂からは北西、北東と二手に踏み跡が分かれていました。(指導標無し)
先月、飯能アルプスで道を間違ったので、今回はコンパスでしっかり方向確認をしてから縦走開始です。
雪が付いた激下りは危険と判断して6本爪アイゼンを装着しました。
サクサクと爪が掛かる感触が久しぶりでした。
勘助道分岐(940m)
五里ヶ峯北面をトラバースする勘助道と出合いました。
やや荒れ気味ではありますが、明瞭に山腹道が見て取れます。
勘助は「武田信玄」以外にも「風林火山」で熱心に観てましたので、こちらも感慨深いものがあります。
自分が武田好きなのは間違いなく大河ドラマの影響が大きいです。
五里ヶ峯北面をトラバースする勘助道と出合いました。
やや荒れ気味ではありますが、明瞭に山腹道が見て取れます。
勘助は「武田信玄」以外にも「風林火山」で熱心に観てましたので、こちらも感慨深いものがあります。
自分が武田好きなのは間違いなく大河ドラマの影響が大きいです。
696m標高点ピーク
大山祇神社の小さな祠を通り過ぎると北側の景観が透けて見えました。
ちょっとだけ富士山ぽい形の有明山がかなりの距離感で見えました。
少し焦りを覚えるほどの距離感でしたが、改めて地形図を見るとこの後の尾根のアップダウンは控えめなので行程がはかどりそうです。
大山祇神社の小さな祠を通り過ぎると北側の景観が透けて見えました。
ちょっとだけ富士山ぽい形の有明山がかなりの距離感で見えました。
少し焦りを覚えるほどの距離感でしたが、改めて地形図を見るとこの後の尾根のアップダウンは控えめなので行程がはかどりそうです。
大月峯(680m)
ここも別尾根が派生する尾根ですが、ルートは明瞭なので外すことはないでしょう。
北側には次第に有明山が近づいてきていました。ちょうど12時だったので、ここでやや長めの休憩をとりました。
だいぶ晴れてきたので暖かくて本当に気持ち良かったです♪
ここも別尾根が派生する尾根ですが、ルートは明瞭なので外すことはないでしょう。
北側には次第に有明山が近づいてきていました。ちょうど12時だったので、ここでやや長めの休憩をとりました。
だいぶ晴れてきたので暖かくて本当に気持ち良かったです♪
森将軍塚古墳への分岐(560m)
屋代側からのルートは二つあるはずでしたが、そのうち森将軍塚古墳からは土砂崩落のため?通れないようです。
自分の行程は一重山まで踏破するものだったので、偶然にも行程変更の必要はありませんでした。
屋代側からのルートは二つあるはずでしたが、そのうち森将軍塚古墳からは土砂崩落のため?通れないようです。
自分の行程は一重山まで踏破するものだったので、偶然にも行程変更の必要はありませんでした。
埴科古墳群・有明山将軍塚古墳(540m)
最初に見た時、ただの尾根の起伏だと思いましたがれっきとした古墳です!
冬枯れの木々越しに善光寺平を広く見渡せました。やはり北側ほど今日は天気が良くないようです。
そしてこの古墳辺りから急に北風が吹き付けてきて寒くなってきました!
春ならのんびりしたくなりそうな場所ですが先を急ぎます。
最初に見た時、ただの尾根の起伏だと思いましたがれっきとした古墳です!
冬枯れの木々越しに善光寺平を広く見渡せました。やはり北側ほど今日は天気が良くないようです。
そしてこの古墳辺りから急に北風が吹き付けてきて寒くなってきました!
春ならのんびりしたくなりそうな場所ですが先を急ぎます。
東山神社(400m)
神社の境内に下り着きました。眼下には屋代駅が間近に見えますが、自分は一重山へ向かうのでまだ北進します。
一重山への道標は無いけど、一重山が見えるので道なりに進みました。北側は墓地になっていて脇を通り抜けました。
神社の境内に下り着きました。眼下には屋代駅が間近に見えますが、自分は一重山へ向かうのでまだ北進します。
一重山への道標は無いけど、一重山が見えるので道なりに進みました。北側は墓地になっていて脇を通り抜けました。
一重山/屋代城跡・主郭(458m)
短い急登でだだっ広い主郭に出ました!
標高こそ低いものの葛尾城跡よりずっと広い。木々に囲まれていて展望はもう一つです。
屋代氏は村上→武田→上杉→徳川と主を変えて戦国時代を生き抜いたようです。
短い急登でだだっ広い主郭に出ました!
標高こそ低いものの葛尾城跡よりずっと広い。木々に囲まれていて展望はもう一つです。
屋代氏は村上→武田→上杉→徳川と主を変えて戦国時代を生き抜いたようです。
ここの標高は400mですが下界が350mなので、下界は海抜ゼロの感覚が残る自分にはまだちょっと勘が狂うものがあります。
もう下山地点は間近だし用意していたコーヒーを飲みたいところでしたが、相変わらず風は冷たいし下山して終わりではないので先を急ぎました。
もう下山地点は間近だし用意していたコーヒーを飲みたいところでしたが、相変わらず風は冷たいし下山して終わりではないので先を急ぎました。
一重山登山口・成田山不動尊入口(350m)
坂城神社から始まった長い縦走でしたが順調に踏破出来ました!
日がだいぶ西に傾き、日陰ではもうかなりの寒さでした。
まずはGPSを停止させてから、デポしていた自転車で坂城へ戻ります。
坂城神社から始まった長い縦走でしたが順調に踏破出来ました!
日がだいぶ西に傾き、日陰ではもうかなりの寒さでした。
まずはGPSを停止させてから、デポしていた自転車で坂城へ戻ります。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
標準ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
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感想
初めて葛尾城を知ってから30年。長野県に転居後は自分にとっては身近な山となり、下調べだけは前から済ませていました。
山城探訪は落葉のために見通しの利く今の時期が好都合ということで、遂に念願の登城となりました。
五里ヶ峯を越えて屋代まで続く尾根を続けて歩いて大満足の1日となりました。
大河ドラマ・武田信玄、第16話「信濃征服」を視聴されてから葛尾城へ登ると、より感慨深い登山になろうかと思います。
自分も久しぶりに観て、葛尾城へ登った際にはオープニング曲(この曲も大河ドラマで最も名曲と思う)が脳内再生してました。
今回の登山も自分にとっては聖地巡礼といえるかもしれません。
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コメント
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いい 景色ですねぇー!
霧氷がうつくしいーー★
長野の南に位置するのですね。
夕飯用意が必要なようで のちほど 拝見しますね。
お正月のお忙しい時にご覧いただきまして、ありがとうございます。
お時間のある時にゆっくりご覧いただければ幸いです。
寒くて寒くて車が凍ってるなど長野ならではの苦労があるんですが、
山に入ると本当に感動の連続です。
長野の里山はまだまだ勉強中で、一つ一つ確実に登っていきたいなと思います。
30年 思い続けておられた山城跡に 立たれたのですね。
お子さんのころから 歴史がお好きだったようですね。
輝く霧氷が 美しいです。
今季 沢山の雪景色 霧氷を楽しまれることでしょう。
8時間山行 15キロと長丁場でしたね。
お疲れ様でした。
本年もよろしくお願いいたします。
mayasanpoさん、ありがとうございます!
ずっと前から名前だけは知っていた葛尾城でしたが、つい最近までまさか本当に登る日が来るとは思っていませんでした。
寒かったですが冬の景色は素晴らしいものですね。
長野はやはり寒いので、山で街で雪に触れる機会が多くなります。
縦走も長くて、また下山後も自転車をたっぷりと漕いで、達成感抜群の1日でした。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
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