道畦谷北尾根・大谷避難小屋・仙楽水・アカシヤ尾根側道

2012年02月11日(土) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 9.6km
• 登り: 708m
• 下り: 690m

コースタイム

阪急芦屋川駅9:30頃〜芦屋川右岸道〜道畦堰堤〜道畦谷北尾根〜荒地山〜なかみ山〜大谷避難小屋
(松翁庵)〜黒越谷第三堰堤〜大谷と黒越谷の出合付近〜松翁庵〜なかみ山〜宝寿水〜仙楽水〜
奥高座の五差路〜ダルマ岩〜荒地山第二堰堤〜荒地山堰堤〜高座滝〜16:30頃阪急芦屋川駅

天候

風弱く、晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

電車

行き帰りとも、阪急芦屋川駅を利用しました。

コース状況／危険箇所等

土木工事のため、道畦堰堤の上流側に在る「交差点」付近から中俣、左俣
方面へは通行規制されていました。工事は中俣周辺で行われているようで
す。芦屋川右岸道〜道畦谷北尾根〜荒地山〜なかみ山〜大谷〜奥高座、歩
いたコース全般、特に危険と思しき箇所はありませんが、北尾根ルートに
は数ヶ所、ややロックガーデンっぽい場所があります。なかみ山から宝寿
水へ直行する道は、ファミリーハイクにはやや不向きなようです。
*ルート図は推定で、手入力したものです。
北尾根ルートの詳しいコース状況、眺望ポイントなどは以前(10年5月)の
レコを参照して下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-66213.html

写真

2/11 9:34

阪急芦屋川駅の広場、9時半を過ぎて、もう人はまばら、トイレはまだ工事中でした

2/11 9:40

川沿いのサクラ、さすがに花芽はまだ出ていませんが、最近の寒波で発芽スイッチは入ったはずですね

2/11 9:53

堰堤の天然プール付近、冬季で水量は少ないです

2/11 9:52

仲むつまじく(^^

2/11 10:30

宝泉水を過ぎた辺り、滑りやすい箇所がありました(振り返って撮影)

2/11 10:35

道畦堰堤に来ました、冬枯れで辺りの見通しは良いです

2/11 10:39

堰堤を越えて道畦の交差点付近、第二堰堤方面(中俣、左俣東尾根、左俣のテラス)へは通行規制されていました

2/11 10:40

ナマズ石、北尾根方面へは通行可でした

2/11 10:44

かなり大がかりな工事のようです、もしや道畦に新たな堰堤??

2/11 10:49

眺望の良い分岐に来ました、右がナマズ石へ、左が北尾根へ

2/11 10:50

分岐付近から湾岸方面を眺めます

2/11 11:02

道畦谷の七不思議、階段石です(^^

2/11 11:14

北尾根から左俣東尾根の核心部辺りを眺めます

2/11 11:15

同、深江浜方面の眺めです

2/11 11:15

同、芦屋浜方面の眺めです

2/11 11:16

テーブル岩の小広場でランチタイムにしました(^^

2/11 12:15

写真中央付近に左俣の堰堤(道畦谷第三堰堤)、その上が左俣のテラス、さらに城山(鷹尾山)からの縦走路(馬の背)、左下には先ほどの小広場

2/11 12:36

荒地山の山頂広場、ケルンが造られていました

2/11 12:45

なかみ山頂の標識

2/11 12:48

大谷避難小屋(松翁庵)へは、なかみ山を少し過ぎた辺りの踏み跡分岐を北方向に降ります

2/11 12:55

十字路に出て来ました、松翁庵へは直進です

2/11 13:06

林間に忽然と現われる松翁庵

2/11 13:07

先客さんが宴会中だったので中には入らず、大谷を先へ進むことにしました

2/11 13:07

庵の横には整頓された水場もありました

2/11 13:28

堰堤にやって来ました(大谷に在りますが、名称は「黒越谷第三堰堤」でした)

2/11 13:27

堰堤を越してさらに進みます(振り返って撮影)

2/11 13:17

大谷と黒越谷の出合付近に標識がありました

2/11 13:21

先ほどの出合から黒越谷を下流に少し進むと、左にゴルフ場への接続道路が見えて来ます(写真には白いガードレールが写っています)

2/11 13:41

来た道を戻って、再び十字路に。魚屋道方面に出るだろう、との見当をつけて右へ進んでみたところ・・・

2/11 13:45

荒地山〜なかみ山からの縦走路に出合いました

2/11 13:52

この縦走路をなかみ山へ登り返して、山頂付近の道標に来ました。この道標の裏手から宝寿水に直行します

2/11 13:59

冬枯れで、道標すぐ裏手の展望岩からの眺望は素晴らしく・・フェアウェイ越しに東おたふくの稜線、西おたふく〜最高峰の鉄塔が見渡せました

2/11 14:03

同じく、神戸市街から淡路島方面も

2/11 14:54

宝寿水のすぐ近くにも「仙楽水」という水場がありました

2/11 14:56

「仙楽水」には手入れの行き届いた小広場もありました

2/11 15:21

帰りは奥高座の五差路(写真)からアカシヤ尾根の南西斜面を通っているはずの道を目指します

2/11 15:27

アカシヤ尾根の側道は、谷筋にほぼ並行した道で途中にはかなり古びた堰堤もありました

2/11 15:32

途中のダルマ岩を通過します

2/11 15:35

この側道の終点付近は交差点のようになっており、写真上の方へ登ればロックガーデン中央稜へ、右へ進めば魚屋道すぐ脇の展望岩直下へそれぞれ行き着くと思われます

2/11 16:14

大谷茶屋前に掲出されている概念図です

撮影機器：

EX-H10 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

pokopen

荒地山〜なかみ山の裏エリア、ちょうど芦屋市と神戸市の境界に当たる大谷
沿いに「松翁庵」という避難小屋が在る旨のレコが昨秋から度々アップされ
ていました。1006702さんやjurakusuiさんの山行記録を拝見すると、松翁
庵は簡単な造作ながらも、風雨を凌いだり、立ち寄り休憩するには十分で、
小屋の周りには綺麗な水場や整頓された小広場も有り、立派に役割を果たし
ているように伺えました。
この日は、昨秋以来ずっと気になっていたこの避難小屋を見つけるのを宿題
にして、行きは久しく歩いてなかった道畦の北尾根を登り、帰りはこれまた
気になっていたアカシヤ尾根の側道を降ってみることにしました。

道畦に入ったのは一昨年以来でしたが、中俣周辺で土木工事が行われている
ようで、第一堰堤上流側の「交差点」から左俣、中俣方面へは通行規制され
ていました。道畦谷には既に大きな堰堤が三つありますが、この辺りも六甲
名物・・・堰堤祭りのようにならなければよいのですが・・・。

大谷の避難小屋たる松翁庵は、谷沿い緩斜面の少し開けた平坦地に在り、日
当たりも良さそうでいい感じの風情でした。小屋周りには水場や小広場も整
備されており、奥高座〜荒地山方面に来た際には、また立ち寄ってみたいと
思います。

松翁庵からの帰りは、なかみ山から宝寿水に立ち寄り、奥高座の迷宮地帯を
抜けてアカシヤ尾根の「側道」を歩き、高座谷に降りて来ました。
宝寿水の水場から、冬枯れで見通しの良くなった樹間に、別の広場らしきも
のが見え隠れするので行ってみると、手入れの行き届いた小広場と「仙楽水」
と命名された水場がありました。名水地帯でもある奥高座のこの辺りには、
この他にも私設の水場がありそうな雰囲気です。

気になっていたアカシヤ尾根の側道というのは、ロックガーデン中央稜とア
カシヤ尾根に挟まれた谷筋の道で、途中には古びた堰堤や石積みが残されて
いました。事実上、高座谷左俣とも言い得るようです。

久しぶりに、六甲でまだ知らない場所へワクワクしながら歩けた楽しいハイ
キングになりました。歩数は19,700でした。