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記録ID: 1686115
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ハイキング
関東

皇海山へ 栗原川林道でパンク

2009年08月06日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
5.8km
登り
802m
下り
792m

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
0:35
合計
4:30
6:20
90
皇海橋
7:50
7:55
55
8:50
9:10
30
9:40
9:50
60
10:50
皇海橋
8月5日(水)那須岳登頂 後
<往路>
13:30 那須岳 峠の茶屋発 鹿の湯 那須道の駅
     那須IC〜日光街道 片品村 利根・栗原川林道へ入る
夜中   栗原川林道走行中 小雨暗闇の中パンク
8月6日(木)
     明るくなり、パンク処理後
朝6:00 皇海橋 登山口着

<復路>
11:00 皇海橋発 沼田IC 関越・上信越・長野道経由
 4:30 安曇野自宅着
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼田ICより 栗原川林道へ 皇海橋
コース状況/
危険箇所等
長いダートな林道 スピードを出し過ぎタイヤ横を切ってしまう
登山口から不動沢のコルまでは急登ぬかるみに苦戦
栗原川林道 1時間ほど走ったところ、後数分で皇海橋付近でパンク 交換しリヤに付け終わる 
2009年08月06日 05:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 5:50
栗原川林道 1時間ほど走ったところ、後数分で皇海橋付近でパンク 交換しリヤに付け終わる 
皇海山登山口
2009年08月06日 05:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 5:59
皇海山登山口
中間地点
2009年08月06日 07:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 7:19
中間地点
沢を詰めていく
2009年08月06日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 7:29
沢を詰めていく
鋸岳の見える尾根に出る
2009年08月06日 07:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 7:55
鋸岳の見える尾根に出る
分岐を皇海山へ
2009年08月06日 08:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 8:00
分岐を皇海山へ
皇海山2144m山頂
2009年08月06日 08:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 8:50
皇海山2144m山頂
下山開始 何の塔?だったのか
2009年08月06日 09:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 9:12
下山開始 何の塔?だったのか
雲がかかってくる
2009年08月06日 09:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 9:28
雲がかかってくる
コル付近 鋸山も雲の中
2009年08月06日 09:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 9:41
コル付近 鋸山も雲の中
沢の流れ
2009年08月06日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 10:01
沢の流れ
沢を振り返るが、厳しい沢だった
2009年08月06日 10:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 10:05
沢を振り返るが、厳しい沢だった
苔むす沢
2009年08月06日 10:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 10:45
苔むす沢
登山口着
2009年08月06日 10:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 10:53
登山口着
もうスペアはないので林道をゆっくり下る
2009年08月06日 11:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 2000 IS, Canon
8/6 11:19
もうスペアはないので林道をゆっくり下る
撮影機器:

感想

2009年(平成21年)8月6日(木)

皇海山へ 栗原川林道でパンク

「暗闇のパンク 助けられ 皇海山」

東北5座の旅
前日、那須岳に登り後は皇海山だけとなる。
那須道の駅で2300円の那須大吟醸を土産で購入した。
これが皇海山への助けとなるとはつゆ知らずだ。

いろは坂・日光を経由して片品村から沼田へ入る。
そこからはすでに暗くなった栗原川林道を皇海山登山口へと向かった。
未舗装の長い林道だ。

1時間ほど走っただろうかなかなか到着しない。
ウサギや鹿を何度か見かける。
ときどき林道に沿って車のライトに追われるようにウサギが走る。

調子に乗りダートなのにスピードを出し過ぎていたのだろう。
急にハンドルが重くなりガタガタが未舗装を走るのとは
感覚が全く違う車の振動そして異常な音に
もしかしてと胸が締め付けられる。

上り坂だったが車をすぐに止めて様子を見る。
左後輪がゆがみパンク!!
パニック状態。一瞬で暗闇がさらに暗くなる感じで襲ってきた。

それでもすぐに考えたのはスペアタイヤは大丈夫だろうか。
車がでかい重い。交換はできるのか。家にたどり着けるだろうか。
7日は勤務日になっているが出勤できるのか。
どう助けを求めたらいいのか。などなど頭に浮かんだ。
最悪の場合は車を放置して一旦帰るしかないかなどとまで考えた。

今まで経験したことがない状況に皇海山はどこかに飛んでいた。
しかし暗闇の誰も来ない奥深い林道では動きがとれない。
パンク、ホイルの状態など詳しく見るには明るくなるのを待つしかないと思い
いろいろ明日どうすべきか考えながらではあったが傾いた車に入り
長い暗闇の一晩を過ごすこととした。

明るくなり周りの様子が分かるようになってきた。
細い林道の上りでとてもこの場所ではタイヤ交換もできない。
ホイルが心配だが平らで車が止められるところまで行こうと動かす。

ガタガタ揺られながらしばらく行くと林道のカーブに狭いが待避所を発見
少し傾くがなんとかなるだろうとタイヤ交換を始めた。
リヤにあるスペアタイヤを外し、
これからジャッキでどう重い車体を持ち上げようかと悩む。
地面は柔らかくしっかりと土台がないと持ち上がらないし
ジャッキが外れれば車軸を痛めてしまいそう。

車のどこへジャッキを当てるか寝転び這いつくばり見ていると
なんと軽トラックが一台林道を上ってきた。
これぞ救いの神、軽トラックの方が手伝ってくださったのだ。
荷台には板が積んでありそれもラッキーなことだった。

柔らかな地面に板を置きジャッキの土台とすることができた。
これで後は持ち上げ、パンクしたタイヤを外しスペアタイヤを装着すれば良い。
手伝ってくださる方がいると心強く、
作業もはかどり難なくタイヤ交換ができたのだ。
後はその不安なスペアタイヤが働き、スムーズに車が動けば良い。
少し林道を走らすと順調そうで難なく走れそうだ。

軽トラックの方が神のように見え
お礼はいらないと言うが
那須で土産に買った大吟醸を気持ちよくお渡しすることができた。

ということでかなりのエネルギーを使ったが
しばらく頭から離れていた皇海山が見えてきた。
車も動き時間的にも早かったので皇海山をめざすこととした。

登山口はそこから数分走ったところだった。
2,3分パンクせずに走れば登山口だったのにと思うと
それだけでも気が抜けそうな気分になったが、気を引き締め登り始めた。

パンクの印象が強いが、
登山道も不動沢のコルに登り上げるのにかなり厳しいところがあり
ジメジメした沢を詰めていくのに難儀をした。

コルから先は鋸山の異様な山容を見ながら高度を上げ
1時間弱で山頂へと登ることができた。

山頂では5〜6人のパーティーと一緒になり
パンクの話題や百名山を登っていることなどで盛り上がり
一緒に写真を撮るなどして
やめずに今日登頂できたことを幸せだったと感じることができた。

皇海山は栗原川林道利用の場合
この長いダートな林道をどう走るかが決め手になる感じだ。
皇海山より難儀な栗原川林道の走りが印象的だった。

下山後はそれこそゆっくりと慎重に栗原川林道を走り
ちょっと心配ではあったが高速も走り
東北5座(安達太良山・吾妻山・磐梯山・那須岳・皇海山)
の旅を無事登り完結することができた。

ふるちゃん

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