三ツ石山・大深岳・源太ヶ岳 三角縦走
- GPS
- 06:02
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 988m
- 下り
- 928m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はとくにないが熊多し。 |
その他周辺情報 | 松川温泉、八幡平温泉など複数。 |
写真
感想
どこへ行こうか少し迷ったが、紅葉の便りが聞こえてきたので三ツ石山へ。
網張側の奥産道からでは、あまりにも楽すぎるしたぶん混んでいるだろうなぁと思い、久々に松川側から登ることにした。
実際行ってみると松川登山口も混んでいて、あと数台で満車という感じだった。
これでも網張側に比べたら少ないのであろう。
ここ数年、三ツ石はすっかりメジャーな山になってしまった。
登り始めの急な階段。
三ツ石山への行程中、ここが一番きついという(笑
体が温まっていないこともあり苦しい。
しかし最初の30分がんばれば、あとはゆったりした傾斜の穏やかな山道となる。
先日の羊蹄山で山に馴れた体には心地良いくらいの負荷で歩くことができる。
なんだか調子が良かったのでガンガンスピードをあげていく。
奥産道との合流点まで来たが奥産道側は通行止めになっていた。
去年の集中豪雨の影響だろうか?
帰りは奥産道側にまわろうと思っていたのだが…。
合流点を過ぎると道の整備状況が良くなった。
泥濘がひどい場所や段差の大きい場所には土嚢が置かれている。
ここは登山道とはいえ県道に指定されている区間なので整備費が潤沢なのだろうか?
おなじみ三ツ石山荘に到着。
小屋の中や外のテラスでは大勢の人が休憩していた。
我々も小休止させてもらうが、その間にも続々と登山者がやってくる。
一気に賑やかになった。
休憩後、三ツ石山頂に向けて出発。
登りも下りもひっきりなし。渋滞とは言わないがかなりの混雑である。
これくらい人が多いと知り合いの一人や二人には遭遇するかな?と思っていると、なんと浪速恋しぐれ夫婦隊と、そのお友達の皆様が。
かな〜りお久しぶりのやまめさん、イチタローさんも一緒だった。
いやぁ、びっくり。
誰かに会いそう…とはいえ、さすがに大阪の浪速恋しぐれ夫婦隊は想定外だった。
北アルプスでもばったりお会いしたので、2度ある事は…ということで三度どこかで「ばったり」があるかも。
再会を約束して別れ、我々は山頂へと向かう。
山頂付近から見る紅葉は確かに素晴らしかった。
惜しいのは空が曇っているということだ。
これで日が射してきたらより映えて美しいことだろう。
快晴の予報だったはずなんだが…。
山頂とその周りは紅葉を見に来た登山者でいっぱいだった。
オフシーズンに来ることが多いので、こんなに混んでいる山頂は珍しく思えた。
ここ数年は、花の季節と紅葉の季節は毎回こんな感じらしいが。
あまりにも山頂付近が混雑しているので休憩するという雰囲気ではない。
小畚あたりまで行けば静かなんではなかろうかということで少し足を延ばすことにした。
小畚岳への縦走路は牧歌的で気持ちの良い道である。
この気持ちよさに惹かれたものか、この辺もけっこう人が多い。
山荘〜三ツ石間よりは人は少ないが。
三ツ沼の水面に映る紅葉が綺麗だ。
重ね重ね、これが晴天だったらどんなにか…と思う。
素晴らしい景色を眺めながら歩いたら、あっという間に小畚岳の山頂に到着した。
ここからの眺めも素晴らしい。
ランチを終え、帰る段階になって考えた。戻るにしろ行くにしろここまで来たら距離は大して変わらないのではないか?と。
当初、帰りは奥産道を通ってみようかと思っていたのだが、通行止めになっていて通れないようである。
となると同じ道を戻ることになるわけだ。
よし、このまま大深に抜けて三角縦走にしよう!
急遽予定を変更することにした。
小畚岳から急な斜面を一気に下る。
小畚〜大深間は、比較的平坦な裏岩手縦走路の中では高低差が大きな区間だ。
この高低差を嫌ってか、人の気配も無くなる。
さっきまで、あれほどのにぎわいを見せていたのがウソのようだ。
秋田、八瀬森方面への縦走路が分岐している。
いつかはこの先へ行ってみたい…と思いつつ、早五年(笑
裏岩手縦走も、なんだかんだで先延ばしになっているしなぁ…。
家から近すぎてかえって後回しになっている感があるな。
大深岳山頂着には山頂プレートが増えていた。
この前来た時には無かったと思われるが誰かが追加していったらしい。
道標にも英語表記の金属プレートが追加されていた。
なんだか手作り感溢れるプレートだ。行政の仕事ではないっぽいが…。
続いて源太ヶ岳へ向かう。
この区間の眺望は岩手県でも屈指のものと個人的には思っている。
しかし誰もいない。静かなものである。
源太ヶ岳山頂では数名の登山者が休憩していた。
このあたりまで来ると他にも登山者の姿を見かけるようになった。
小畚〜大深・源太の間が他に比べて静かなようだ。
やはりあのアップダウンが足を遠のけるのだろうか?
源太ヶ岳からの下りは、いつも雪渓やら泥水やらに悩まされる区間だがさすがにこの季節では雪渓も、それを由来とした泥水も姿を消していた。
おかげでとても歩きやすく、今までの中で最短の時間で歩けた。
というわけで、思いがけず三角縦走をしてしまった。
秋の裏岩手をたっぷりと満喫した一日となった。
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