山奥の強そうなヤツ〜無双連山〜【静岡百】
- GPS
- 03:30
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 662m
- 下り
- 662m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 3:29
天候 | 晴れ☀️ 寒気の影響で風は強く気温は低かった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ダートの林道ですが林業の方が使っている為かある程度整備してくれてあったのであまり荒れていませんでした。 分岐から文沢への林道は通行止めでした。 文沢林道も通行止め。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
文沢からの登山道と合流する辺りまでは登山道ではないところを歩いたので所々荒れていたり薮漕ぎがあったり大変でしたがたまにうっすら踏み跡が見え隠れします。 938辺りで南側に踏み跡が付いていたので辿っていったら少し下ってしまい、戻ろうとしたらトラバース気味に道っぽくなっていたのでその跡を辿ったら崩落地の中腹に出てしまいました。 崩落地はとても歩ける状態ではなく、淵を高巻いて尾根上に出ました。 ここは最初から尾根のトップを辿れば良かったけど柵(鹿避け?)がありその脇を踏み跡があった為、尾根のトップを外してしまいました。 その先は薮の中を歩きます。 足元は多少踏み跡がありますが、人が入っていないためか倒木などもあり少し苦労しました。下山時は同じところを歩いたため登りで邪魔なものをどかしていたので幾分か楽でした。 P6からは徳山城址。 文沢からの道も合流する為ここからは踏み跡がはっきりします。とは言え登山道と呼べる程のものかどうか? 一応指標も出てきます。 三角点峰はルートから少し脇に逸れるので目印を見逃すと通り過ぎてしまいます。 最高点から先は犬戻しという痩せ尾根ですが危険箇所という程では無いです。 |
その他周辺情報 | 登山口下の林道から車で2〜30分程走れば川根温泉。 コンビニ等は結構先まで行かないと無い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
テントマット
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感想
今年最後の山行になるかな?
ホントは28,29と連休をとってアルプスの雪山に行こうと思ってたんだけどね。
家庭の事情ってヤツですね。
大きな山や遠征は年内はお休み。
今回は格好いい名前のお山。
川根の山奥にある無双連山(むそれやま)です。
山レコの検索でも情報量はそれほど多くない山で前回下調べしないで行ったら登山口までの道が分からず(ナビとか使わないので)でした。今回は事前にある程度道は調べて行ったのですが・・・通行止め。
なんとなく行けそうな林道を登ってみたけどそこも結構上まで登ったところで通行止め・・・。行けそうな道も結構頑張ったけどこれ以上は普通車にはちょっと厳しそうな感じがしてきたので諦めて適当なところに車を停め、山頂に続きそうな尾根から取り付きました(栗原峠)
林道脇から強引に取り付きましたが尾根のトップに乗るとうっすらと林業の方の歩いた形跡が見られました。地図を見ると尾根通しに歩いて行けば山頂につけるはずなので杉の植林地帯を進みます。植林地帯は広い尾根なのでトップを外さないように。
831ピークを過ぎた辺りで鹿柵?と踏み跡らしきものが出てきたので辿ったら南側に下る尾根に進んでしまいましたが地図ではトラバース気味に938を通過せず元の尾根に戻れるはずなので進みます。
地形図通りトラバース気味の踏み跡があったので辿ってみると崩落地の中腹に出てしまいました。
結構な崩れっぷりで通過は無理。
崩落地の淵を強引によじ登って高巻きます。(ここが結構大変だった)
最初の尾根をまっすぐに登って938に出ていれば崩落地の上に出たはずなのでここはルートミスですね。直登を避けてトラバースで楽しようとしたのが失敗。
この先広い尾根が少し細くなって行くと笹が現れます。
薮漕ぎ突入。
背丈を越える薮の中に倒木や木の枝が多数にあって結構苦労しました。
でも意外と足元には踏み跡がある感じ。
薮地帯を抜けて一登りで文沢からの登山道から続く尾根に出ます。
ここからは徳山城の城址でもあるので踏み跡がしっかりとあります。
あと指標も少し出てきますね。
三角点ピークがあるのですが地形図の最高点を目指して歩いていたので登りではスルーしてしまいました。
反射板があるところに出ると寸又や深南部、南アルプス南部の山が見えます。
風が強かったのにこの辺りだけはあまり影響を受けず日当たりが良かったのでポカポカした感じで一息つけました。
地味だけど格好いい名前のプレートがある最高点まで歩き、犬戻しと呼ばれる痩せ尾根を歩いて徳山城の跡を辿ってみました。
高山までの指標が出てきたところまでで引き返します。
登りでは見逃してしまった三角点ピークへの目印は反対側からだとはっきりと見えました。後は尾根を外さないように来た道を引き返すだけ。
薮の中で見覚えあるストックを発見。
あれ?これ俺のじゃん。
サックにしっかり付いてたはずなのに登りの時薮や枝に引っ掛けて落としちゃったのかな?よくもまぁこんな薮の中で見つけられたものです。良かった。
崩落地のところも上手く通過し快適な尾根を戻ります。
すぐ下に林道が見えたので帰りはそちら側に下ってみることにしました。
林道を少し歩いて車を停めたところに無事下山。
帰りは川根温泉でのんびりして帰宅。
P1、P2、P3・・・・と無双に連なる山なのかと思いましたがそうではないようですね。”
むそれやま”よりも“むそうれんざん”の方が格好いいのになぁと思いましたがたぶん普通に文沢から登れば穏やかな尾根歩きで強そうな名前の割にハイキング気分で登れちゃうなぁと感じるかも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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はじめまして。gです。
また聞きの噂なんですが、文沢付近に
昔 飛行機が墜ちたと、川根の人から聞きました。
赤石岳の飛行機は検索して出て来ますが
文沢は、見つかりません。
ご存知でしょうか…?
gさんこんばんは。
この辺の育ちなので戦時中の話なら聞いたことあります。
詳しくはわからなかったので調べてみたところ
1945年5月29日にB29に体当たりした屠竜が無双連山に落ちたようですね。
川根、本城山(無双連山の事です)、屠竜辺りで検索すると出てきますよ。
ありがとうございます。
勉強になりました。
藤枝基地(現 静浜基地)の彗星かと思ってました。
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