深々と、高野山町石道を往く…

2018年12月30日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,343m
• 下り: 577m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:37

7:52 道の駅柿の郷くどやま
8:02 慈尊院
8:05 8:14 丹生官省符神社
8:40 8:41 展望台
9:37 9:41 六本杉峠
9:58 10:05 丹生都比売神社
10:41 10:46 二ッ鳥居
12:22 12:29 矢立峠
13:16 13:21 あずまや
14:09 14:16 大門
14:29 根本大塔
14:16 千手院橋バス停

天候

曇り時々晴れ、標高上がれば小雪がチラホラ舞う時も。気温は常に0度以下でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅九度山にマイカー駐車。
高野山ケーブルが動いていません。
千手院から女人堂までバスに乗り、極楽坂を南海極楽橋駅まで徒歩で下りました。下りで40分くらいです。
極楽橋→九度山（南海電車）は370円。

コース状況／危険箇所等

六本杉あたりから雪まじりの道に、壇上伽藍は積雪5センチくらい。新雪を踏みしめるような感覚で、急な岩場もないのでアイゼンは不要。踏み跡も明瞭でした。

その他周辺情報

道の駅九度山で地元の野菜や柿がたくさん。めずらしい野菜もありました。

写真

道の駅から10分少々歩いて慈尊院へ

丹生官省符神社への階段

この階段の右わきに180町石があります

まずは参拝します。境内は正月仕様に

竹藪の中を進みます。

ぐるっと回ってひと登りすれば紀ノ川の雄大な流れ

目指す山方面はガスってます

しばし、みかん畑越しに紀ノ川を見て歩きます

やがて樹林の中へ

少し雪の量が増えて来ました

六本杉です。ここから一旦、丹生都比売神社へ立ち寄るため、下ります

下り切ったら、農村の寒々とした風景が、

一旦車道に出て、丹生都比売神社に。さすが紀伊の国一ノ宮、神殿立派です

再び町石道合流に向かう。この八丁坂が結構長くてキツかった

二ッ鳥居です、ここでやっと百十七町。丹生都比売神社を経由したことを後悔…

白蛇の岩

池越えティーショット、少しムズムズします。（今日はクローズでした）

神田地蔵堂

しばらく何の変哲もない道で、少々飽き気味

ようやく90町〜　…

周囲の山も見えだして来たが、なぜか下り基調です

矢立茶屋、休憩〜！　て言っても今日は閉店している。ここで60町

ここからが延々と登り基調、

押上岩、解説読んでみると面白い

朝、すこし雪が降ったようで、新雪を踏みしめる感が味わえた

40町付近の坂、辛い(>_<)

東屋でしばし休憩

このあたり、だいぶ雪が降ったようです

やれやれ、30町〜！

川の流れにそって進んだり

大門への最期の登りは、疲れた脚には、ある程度きついです

やっと大門到着。長かった……

ひっそりと道路わきに1町の石がありました。ありがとう、町石って言いたくなる。

あとは壇上伽藍へ

そしてラストに金剛峯寺。いつ来ても高野山はスケールでっかいなと思います

そうか、ケーブル動いてなかったっけ。（ちゃんと調べとけよ！）女人堂でバスを降り、極楽坂〜不動坂を歩いて駅へ

極楽橋16時6分発の電車に何とか間に合った。
雪まじりの町石道＆高野山、凛とした雰囲気がすごく良かったですよ！！

装備

備考

この時期の高野山の交通事情を調べて行くべきだった、と反省しております。

感想

t-maekawa

急な登り下りがあるわけでなく、夏場ならやや単調な町石道ですが、雪がちょうど良いアクセントとなって、今年最後に趣の深いロングの山歩きが出来ました。
さらに丹生官省符神社と丹生都比売神社の二つの御朱印を頂くことが出来、いつものピークハント日帰りとはまた違う達成感です。
特に朝早い時間なのに、高野山開山の解説付きで、直接、筆を取って下さった丹生官省符神社の宮司さんには感謝です。ありがとうございました。