年納めはいつもの硫黄岳

2018年12月31日(月) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 10.1km
• 登り: 871m
• 下り: 896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:54
• 合計: 4:19

8:48 スタート地点
9:05 9:09 夏沢鉱泉
9:50 9:50 オーレン小屋
10:10 10:12 山びこ荘
10:20 10:20 ヒュッテ夏沢
11:08 11:18 硫黄岳
11:37 11:38 ヒュッテ夏沢
11:43 11:43 山びこ荘
11:55 12:31 オーレン小屋
12:53 12:54 夏沢鉱泉
13:03 13:03 桜平駐車場（上）
13:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平駐車場（一番上）　その下の駐車場はガラガラでした。林道の途中、沢を渡ってから一気に登る急登の坂がアイスになりかけた圧雪状態、四駆スタッドレスでないと登れないのではと思います。

コース状況／危険箇所等

登山道は圧雪、チェーンスパイクとストックで終始大丈夫でした。
今後深雪やアイスになるとアイゼンが必要かと思います。

写真

12/31 8:42

一番上の駐車場に駐めて出発です。
桜平の駐車場は終日ガラガラでした。

12/31 9:06

夏沢鉱泉で登山届けを出して行きます。
ただいまの気温-15度。

12/31 9:21

登山道の水が流れてたいた場所に咲いた霜柱の花

12/31 9:38

沢沿いを離れて登っていくと日が差してきました。

12/31 9:44

静かな穏やかな山行

12/31 9:48

オーレン小屋です。硫黄岳もくっきり。

12/31 10:00

雪も深くなってきました。

12/31 10:10

ヒュッテ夏沢

12/31 10:11

一休みしてから防寒対策をして出発

12/31 10:44

風はありますがそれほどでもありません。
天狗が顔を出しました。

12/31 10:44

北アルプス、槍穂がくっきり。
下ってくる登山者が多いのにびっくりしました。

12/31 10:44

12/31 10:44

それでも風で顔が冷たい。

12/31 11:00

硫黄岳の爆裂火口が見えてきました。

12/31 11:00

ケルンを一つ一つ越えて登って行きます。

12/31 11:00

振り返って

12/31 11:00

12/31 11:04

12/31 11:04

あのケルンの先が山頂です。

12/31 11:07

山頂到着、駐車場から2時間半ほど掛かりました。

12/31 11:08

今年は眺望に恵まれました。

12/31 11:09

八ヶ岳の主峰をパノラマ

12/31 11:09

12/31 11:09

12/31 11:09

12/31 11:10

12/31 11:10

中ア

12/31 11:11

御嶽、乗鞍から北ア　手前に諏訪湖

12/31 11:12

天狗に横岳、蓼科

12/31 11:12

遠く浅間、こっちは青空が広がって最高

12/31 11:16

浅間山ズーム

12/31 11:12

12/31 11:13

12/31 11:12

12/31 11:13

12/31 11:12

12/31 11:15

山頂のケルンのエビの尻尾

12/31 11:16

爆裂火口

12/31 11:17

北アルプス眺めながら下ります。

12/31 11:21

12/31 11:56

昼飯はオーレン小屋の避難小屋で、群馬からの男性としばし登山談義

12/31 12:34

あとは安心して下るだけ。

12/31 13:06

眺望に恵まれ穏やかな硫黄岳への山行でした。

撮影機器：

PENTAX K-1 Mark II ボディ ペンタックス

感想

y-urano

毎年年の瀬は硫黄岳に登っている。ところがいつも山頂の天候は悪く眺望恵まれず下ってオーレン小屋まできてから晴れると言った状況が続いていた。
今年はこのところの厳しかった寒波もすぎ、昨日から天気も良くなってきて、今日こそ山頂で素晴らしい眺望を期待できると思った、それに今までのことを考えて少し遅く出発することにした。

桜平付近の駐車場は一番上の下はほとんど車は駐まっていなかった。たぶん林道が圧雪になっており遠慮されたのだろう。特に沢を越えて一気に登る場所は雪の下はアイスバーンかと思う程、見ただけで車が登っていきそうにもない位だった。途中で止まらないようエンジンの回転をあげ気味にビクビクしながら登ってきた。

この日の平地での気温はマイナス7°から8°と寒中並みの寒さだった。桜平の駐車場で温度計を見ると-15°ほどだった。これに山頂付近の風を考えるとかなり寒くなるのではと思い冬靴にダウンの様な化繊のミドルウェア、下も3枚重ねてとしっかりと防寒対策をして出発した。ただアイゼンはザックに入れてチェーンスパイクにストックといつものこの時期のスタイルだった。

駐車場から夏沢鉱泉-オーレン小屋、ヒュッテ夏沢まで誰にも会わず静かな山歩きだった。
ところがヒュッテ夏沢まで来ると硫黄岳から下ってくるたくさんの登山者に会う。
何処から来たのか聞きたかったが、皆さん完全装備でピッケルと前歯のアイゼンとこちらが恥ずかしくなってやめた。

ヒュッテから少し風も出てきて顔が冷たかったが、ゴーグルやバラクラバまでは必要なかった。硫黄岳にしては微風といって良いくらいだった。それでも雪や岩で足取りは遅くなって一歩一歩かみしめるように登って行った。
自分の後ろには青空が広がっていたが、進む上空は高曇りの薄雲が広がっていた。
それでもいつもの年末登山に比べたら上々の好天だった。

山頂ではガスもなくしばらく360度の眺望を楽しんだ。
ここは地理的に富士山が見れないのが唯一の残念な所だが、雪雲が残る北アの北部以外はすべてくっきり見ることが出来た。
ようやく眺望に恵まれた年の瀬の硫黄岳の山頂だった。

帰りはさらに天候に恵まれ、森に穏やかな優しい日差しが降り注ぐなか気持ちよく下ってこれた。最後はほっこりした気分で山行を終えることが出来た